2024年 大学院理工学研究科 シラバス - 量子理工学専攻
設置情報
科目名 | 加速器科学Ⅰ | ||
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設置学科 | 量子理工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 早川 恭史 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | O52A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 現代物理学・工学、医療等に欠くことのできない道具になっている加速器について、基礎的な知識を得ることを目的とし、加速器の有用性を理解できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書を中心とした授業と演習を基本とする。 少人数の場合は、テキストの輪講を中心とする方法もありえる。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
相対論的力学と電磁気学の基礎的な知識を有するのが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 加速器の歴史について学ぶ. | 【事前学習】 相対論的運動学について復習しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
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第2回 | 加速器の応用について,いくつかの具体例を知る. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第3回 | 加速器を理解する上で必要となる物理・力学について学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第4回 | 加速器を理解する上で必要となる物理・電磁気学について学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第5回 | 各種加速器の概要・静電加速器の基礎を学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第6回 | 各種加速器の概要・線形加速器の基礎を学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第7回 | 各種加速器の概要・ベータートロンの基礎を学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第8回 | 各種加速器の概要・サイクロトロンの基礎を学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第9回 | 高周波加速の原理・高周波の伝播を理解する. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第10回 | 高周波加速の原理・加速構造を理解する. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第11回 | シンクロトロン:その原理やビームの安定性について学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第12回 | シンクロトロン放射と蓄積リングについて学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第13回 | 電子線形加速器:その動作をより深く理解し,応用について学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第14回 | 自由電子レーザーの原理や応用について学ぶ. | 【事前学習】 輪講形式の場合はテキストを読んで準備する。講義形式の場合、前回の内容をもう一度確認しておく。 【事後学習】 授業で学んだことを整理し、理解を深める。 | 【事前学習】 120分 【事後学習】 120分 |
第15回 | レポート課題の提示とその趣旨の説明と解説. | 【事後学習】 これまでの授業で学んだことを整理した上で、レポート課題に取り組む。 | 【事後学習】 240分 |
その他
教科書 |
人数や受講者の関心を見て主要なテキストを(主に英文)選択します。
日本語の教科書としては、
パリティ物理学コース「加速器科学」(丸善)
というのがありますが、絶版で入手困難です。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
多くの参考書が存在するが、絶版であったり加速器の研究室にしか置いていないなど、入手困難なものがほとんどなので省略します。
興味のある人は、直接担当教員に問い合わせてください。
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成績評価の方法 及び基準 |
基本的にはレポート課題によって理解度を評価する. ゼミ形式で実施する場合は、輪講での発表態度、質疑応答による理解度評価を重視する。 |
質問への対応 | 随時受け付けますが、授業中以外は事前にメールでアポイントメントをとるようにしてください。 |
研究室又は 連絡先 |
量子科学研究所 加速器科学研究室 E-mail: hayakawa.yasushi@nihon-u.ac.jp Tel: 047-469-5983 (不在時は5489) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 15:00 ~ 18:00 物理実験B棟2階 早川恭史
水曜 船橋 15:00 ~ 18:00 物理実験B棟2階 早川恭史
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学生への メッセージ |
基本的には船橋校舎に常駐しています。 所用のある時は、e-mailなどでアポイントメントをとってください |