2025年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 測量実習Ⅰ | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 羽柴・園部 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | A43B |
クラス | B組後半、C組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 測量実習Ⅰでは、測量の基本的内容である距離測量、角測量、トラバース測量、平板測量をとりあげ、野外での実習を通して土木技術者として測量を実施するための基本的事項を会得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
出発前に測量の目的,条件,方法及び注意事項等の説明を行ってから,指定された野外で5名前後の班単位で実習を行う。実社会で行なわれる測量規模を想定し実習として項目ごとに小規模に条件を設定して実施する。現地では質問には随時対応し、特に実習内容の全体像を把握するように指導する。授業は対面形式にて行います。 |
履修条件 | 測量学Ⅰと同時履修 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・5及びCP1・3・4・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 測量実習の全体概説講義 測量実習の概略の説明を行う。また土木事業の全体像を理解し、測量の位置づけを行う。 | 事後学習:配布プリントを復習しておくこと。 | 事後学習:2時間 |
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第2回 | 測量の製図 図面を作成する時に必要となる製図用の数字と線の書き方の練習を行う。 | 事前・事後学習:配布プリントの内容を復習し、練習しておくこと。 文字、線の製図レポート提出:不備レポートには個々に修正箇所を指摘し返却後、再提出を求める。また、次回授業時に全体的な指導・講評を行う | 事後学習:2時間 |
第3回 | 距離測量(1) 全体を見通して測点を設ける考え方を理解する。この測点を利用し基本的な距離測量の考え方と方法を理解する。 | 事前・事後学習:配布プリントを復習しておくこと。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第4回 | 距離測量(2) タイライン法を理解し、この方法で測線間の関係を測定する。 距離測量(1)の実習内容について配布プリントを参照し復習しておくこと。 事前・事後学習:プリント中のタイライン法の記載部分を予習・復習しておくこと。 | 事前学習:配布プリントを参照し復習しておくこと。 事後学習:プリント中のタイライン法の記載部分を予習・復習しておくこと。 タイライン調整図の提出:不備図面は個々に修正箇所を指摘し返却後、再提出を求める。また、返却時の授業時に全体的な指導・講評を行う。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第5回 | トランシット操作練習(1) 角度を測るトランシットの機能と構造を操作練習を通じて整理し理解する。 | 事前・事後学習:トランシット操作練習についての配布プリントを復習しておくこと。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第6回 | トランシット操作練習(2) 角度を測るトランシットの機能と構造を操作練習を通じて整理し理解する。 | 事前・事後学習:トランシット操作練習についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第7回 | トラバース測量 水平角測定に単角法を用い、距離測定には布テープを用いてトラバース測量を行う。 | 事前・事後学習:トラバース測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 トラバース計算書の提出:不備計算書には個々に修正箇所を指摘し返却後、再提出を求める。また、返却時の授業時に全体的な指導・講評を行う。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第8回 | 平板測量・骨組測量(1) 水平角測定に倍角法を用い距離測定にはスチールテープを用いて平板測量のための骨組測量をトラバース測量で行う。 | 事前・事後学習:トラバース測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第9回 | 平板測量・骨組測量(2) 水平角測定に倍角法を用い距離測定にはスチールテープを用いて平板測量のための骨組測量をトラバース測量で行う。 | 事前・事後学習:トラバース測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 トラバース計算書・配置図の提出:不備計算書、図面には個々に修正箇所を指摘し返却後、再提出を求める。また、返却時の授業時に全体的な指導・講評を行う。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第10回 | トランシット操作演習 トランシットを用いた角度測定の考え方と手順の総まとめを、操作演習を通じて行う。また、以降の授業中にテスト演習結果に基づく指導・講評を行う。 | 事前学習:前回までのトラバース測量の内容を振り返り、整理しておくこと。 事後学習:テスト結果を受けて、理解が不十分な点を各自復習しておくこと。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第11回 | 平板測量(1) 平板測量実施のための骨組測量を行う。この結果から平板測量のための原図を作成する。 | 事前・事後学習:平板測量についての配布プリントを復習しておくこと。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第12回 | 平板測量(2) 平板測量実施のための骨組測量を行う。この結果から平板測量のための原図を作成する。 | 事前・事後学習:平板測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第13回 | 平板測量(3) 平板測量の機器と測定方法を理解し、現地で測定する。 | 事前・事後学習:平板測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第14回 | 平板測量(4) 平板測量の機器を用いて道路境界、建物境界および水道等の都市基盤の位置を図示する。 | 事前・事後学習:平板測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
第15回 | 平板測量(5) 平板測量の機器を用いて道路境界、建物境界および水道等の都市基盤の位置を図示する。 | 事前・事後学習:平板測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 平面図の提出:不備図面には個々に修正箇所を指摘し返却後、再提出を求める。また、授業時に全体的な指導・講評を行う | 事前学習:2時間 事後学習:2時間 |
その他
教科書 |
プリントを配布する。
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参考書 |
特に指定しない。
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成績評価の方法 及び基準 |
講義課題の提出状況・提出内容の状況、および成果物の提出状況・提出内容の状況によって総合評価する。 |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 実習中に現地で対応する。またはメールで対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
・船橋校舎:測量実習センター1階準備室 電話:0474-69-5486 (月、木 9:00~18:00 水 12:00~13:00) 〇羽柴 ・駿河台校舎: タワー・スコラ11階1105室。 研究室電話:03-3259-0669 ・e-mail: hashiba.hideki@nihon-u.ac.jp 〇園部 ・駿河台校舎: タワー・スコラ11階1124室。 研究室電話:03-3259-0674 ・e-mail: sonobe.masashi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 10:00 ~ 18:00
木曜 船橋 10:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
実習では、5人前後の班行動が基本となります。実習で使用する器材の取り扱いに注意し、お互いに協力して完成させる姿勢を大切にしてください。また、実習内容の全体像を把握することをいつも心がけ、その中で部分部分の諸作業を位置づけて取り組んでください。 |