2025年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
| 科目名 | コンクリート構造設計演習 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 関・山田 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜2 金曜3 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A52N A53Q |
| クラス | 1組 、 2組 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | これまで学んだ力学と材料の特性を理解して、カタチにする行為が設計です。そのカタチを検討する基礎が構造計算であり、力学が設計の中で、どのように使われるのかを理解することを目標にしています。ここでは、鉄筋コンクリートの梁モデルの演習を中心に行い、荷重の理解、部材断面の性質、理論、配筋計算の意味を理解し、構造計算の流れを習得することを目標とします。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
対面形式で行う。 計算、作図などの演習が中心の講義です。 電卓、定規を用意してください。 |
| 履修条件 | 力学の基礎I，II，応用力学I，IIおよび同演習，構造力学Iおよび同演習，材料力学，コンクリート工学から数科目履修していること． |
| ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・5及びCP1・3・4・5に該当しています。 |
授業計画
| 第1回 | 【講義内容】ガイダンス 力学⇔材料学⇔設計学（構造工学）の位置け、設計＝デザイン＝DESIGN | 【事前学習】シラバスをよく読むこと 【事後学習】次回からの演習に向けて，設計の位置づけを復讐すること | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
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| 第2回 | 【講義内容】擁壁の設計Ⅰ 構造設計の用語，設計のフロー，設計条件，準拠基準について講義及び演習する。 | 【事前学習】テキスト1．設計概要～４.荷重の算定を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第3回 | 【講義内容】擁壁の設計Ⅱ 荷重の算定、安定計算（支持、滑動）土圧 | 【事前学習】テキスト５.安定計算を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第4回 | 【講義内容】擁壁の設計Ⅱ 荷重の算定、安定計算（回転）土圧，有効幅、核 | 【事前学習】テキスト５.安定計算を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。 EXCELシートをCST-VOICEで配信するので，確実に計算を完了すること | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第5回 | 【講義内容】擁壁の設計Ⅲ 部材の設計（断面力の算定），部材に作用する断面力の算定 | 【事前学習】テキスト6.安定計算を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第6回 | 【講義内容】擁壁の設計Ⅳ 部材の設計（鉄筋コンクリートの算定），単鉄筋と鉄筋による鉄筋コンクリートの照査 | 【事前学習】テキスト7.部材の設計を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第7回 | 【講義内容】擁壁の設計Ⅴ 配筋、鉄筋の呼称、せん断補強筋、加工図、構造細目 | 【事前学習】テキスト8.鉄筋の配筋を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第8回 | 【講義内容】中間理解度確認試験 第１回～第7回までが対象 | 【事前学習】第１回～第7回までが対象 テキスト1．～8.鉄筋の配筋を理解できるようまとめておくこと。 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第9回 | はりの設計1 【講義内容】種々のはり部材における断面力の算定 | 【事前学習】断面力の算定方法の復習 【事後学習】作用と抵抗の差異を復習 | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第10回 | はりの設計2 【講義内容】単鉄筋矩形断面における抵抗モーメントの算定 | 【事前学習】作用荷重の増加に伴い断面の状態がどのように変化するか復習しておくこと 【事後学習】曲げひび割れ発生時および鉄筋降伏時の断面力の算定方法について復習しておくこと | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第11回 | はりの設計3 【講義内容】単鉄筋矩形断面における抵抗モーメントの算定 | 【事前学習】終局時における部材の状態を復習しておくこと 【事後学習】終局時における抵抗モーメントの算定方法について復習すること | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第12回 | はりの設計4 【講義内容】単鉄筋T形断面における抵抗モーメントの算定 | 【事前学習】矩形断面とT型断面における中立軸位置の算定方法の差異について復習すること 【事後学習】T型断面における抵抗モーメントの算定方法について復習すること | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第13回 | はりの設計5 【講義内容】複鉄筋矩形断面における抵抗モーメントの算定 | 【事前学習】単鉄筋断面と複鉄筋断面における中立軸位置の算定方法の差異について復習すること 【事後学習】複鉄筋断面における抵抗モーメントの算定方法について復習すること | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第14回 | はりの設計6 【講義内容】軸力の作用する断面における抵抗モーメントの算定 | 【事前学習】軸力の作用する断面における中立軸位置の算定方法について復習すること 【事後学習】軸力の作用する断面における抵抗モーメントの算定方法について復習すること | 【事前学習】30分 【事後学習】30分 |
| 第15回 | はりの設計7 【講義内容】総合演習課題 | 【事前学習】第9回から第14回の演習内容を復習しておくこと。 【事後学習】特になし | 【事前学習】60分 【事後学習】0分 |
その他
| 教科書 |
講義の際、紹介します。
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| 参考書 |
講義の際、紹介します。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
前半の評価は，課題の提出及び中間理解度確認試験とします。後半の評価は，課題の提出及び最終理解度確認試験とします。最終評価は，前半と後半の内容を総合的に判断し評価します。 |
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定期試験等に ついて |
理解度確認期間(１４週目又は１５週目)に平常試験を実施予定 |
| 質問への対応 | オフィスアワーもしくはメイル |
| 研究室又は 連絡先 |
関 文夫：タワー・スコラ11階S1108号室 seki.fumio@nihon-u.ac.jp 山田雄太：タワー・スコラ11階S1127号室 yamada.yuuta@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ～ 12:40 関
火曜 駿河台 12:40 ～ 13:20 山田
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| 学生への メッセージ |
鉄筋コンクリート構造の設計の考え方が解るように、設計の基本的な視点に立って、講義を編成しました。力学系の基本からやり直すので、力学が不安な人も再度チャレンジしてください。構造物を設計する基本が学べます。 |