2025年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通安全 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 小早川・吉岡 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B34A |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、我が国および諸外国における交通事故と交通安全対策の現状を理解するととともに、交通安全対策を推進する上で必要となる様々なアプローチを習得することである。 本科目は、学科の教育・学習到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、A「基礎学習力」、D「専門応用力」の達成に主体的に関与する重要な科目である。また、B「技術者倫理」、C「専門基礎学力」、I「デザイン・総合力」に補足的に関与する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
交通安全に関する様々なテーマをオムニバス形式で、授業方法は「対面授業」で行います。 |
履修条件 | 選択、専門教育科目、両コース共通。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・2・3・4・5・6及びCP1・2・3・4・5・6に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 日本の交通安全の取り組みと海外への貢献(福田) | 【事前学習】戦後から現在までの我が国の交通事故の概要を調べてまとめてくること 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 交通事故統計と交通安全対策概論(1)(福田) | 【事前学習】交通事故が発生した場合どのように調査記録されるのかを調べまとめてくること 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 交通事故統計と交通安全対策概論(2)(福田) | 【事前学習】交通白書などを読み、実施されている交通安全としてどのようなものがあるかまとめてくること 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 道路の交通安全対策(安全性と円滑性について)(小早川) | 【事前学習】道路交通必携の交通安全の章を再度、読み直してくること 【事後学習】授業内で配付した資料に基づいて復習し、内容を十分に理解しておくこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 道路の交通安全対策(幹線道路と生活道路の関係性について)(小早川) | 【事前学習】都市計画の教科書の交通静穏化策の章を読み直してくること 【事後学習】授業内で配付した資料に基づいて復習し、内容を十分に理解しておくこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 交通安全教育(1)(菊池) | 【事前学習】小学校の時に自分が受けた安全教育の内容をまとめてくること(各学年毎) 【事後学習】授業内で配付した資料に基づいて復習し、内容を十分に理解しておくこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 交通安全教育(2)(菊池) | 【事前学習】ヒヤリ地図をネットで探してくること、またヒヤリハット活動やKYTの内容を理解してくること 【事後学習】授業内で配付した資料に基づいて復習し、内容を十分に理解しておくこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 交通事故分析(1)交通事故データを活用した事故分析(富永) | 【事前学習】交通事故現場での処理に関する情報を探し内容を理解すること 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 交通事故分析(2)衝突実験と事故解析、交通安全デバイス(富永) | 【事前学習】衝突実験に関する情報を探し、内容を理解してくること 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 四輪車と異なる二輪車の特性(旋回時のロール運動、横力の発生メカニズム、荷重移動に起因する前後輪制動の特徴)(関根) | 【事前学習】二輪車の運動に関する情報を探し、内容を理解すること 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 二輪車の走行位置などに起因する事故事例、事故予防安全デバイスの研究事例紹介(関根) | 【事前学習】二輪車事故の特徴に関して情報を集め、理解すること 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 幹線道路の交通安全施策・事故対策の進め方(吉岡)日本の幹線道路における近年の交通安全の施策、事故対策の進め方やマネジメント手法について学ぶ。 | 【事前学習】事故対策のマネジメントサイクルについて調べること 【事後学習】講義の内容を復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 交差点における交通安全対策(1)(吉岡) 交通安全の観点から交差点構造・運用のあり方を学び、適切な改善案を提示できる能力を習得する。 | 【事前学習】交差点の安全対策について調べること 【事後学習】交差点の改良案を作成しまとめること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 交差点における交通安全対策(2)(吉岡) 交通安全の観点から交差点構造・運用のあり方を学び、適切な改善案を提示できる能力を習得する。 | 【事前学習】交差点の改良案について調べること 【事後学習】講義の内容を復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 平常試験及びその解説(まとめ・課題提出)(小早川・吉岡・菊池) | 【事前学習】これまでに学んだ内容をもとに、事故対策の提案に関する課題を実施し提出すること | 【事前学習】4時間 |
その他
教科書 |
(一社)交通工学研究会 『道路交通技術必携 2024』 丸善出版 2024年
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参考書 |
(一社)交通工学研究会 『交差点改良のキーポイント』 丸善出版 2011年
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成績評価の方法 及び基準 |
担当の講師ごとに出されるミニテストにより理解度を評価。全体的な知識の理解度を平常試験で評価。 総合評価は,試験(70%),ミニテスト(30%)の配点とし,GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行う。 学習目標を達成するために,全ての授業回で出席することを原則とし,出席が80%に満たない場合は採点対象としない。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 原則メールで対応する。 必要に応じて個別リモートにても対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋7号館3階 739室 福田 (fukuda.atsushi@nihon-u.ac.jp)(1,2,3回目) 船橋7号館2階 7211室 小早川(kobayakawa.satoru@nihon-u.ac.jp)(4,5回目) 船橋7号館3階 739室 菊池(kikuchi.hiroki@nihon-u.ac.jp)(6,7,15回目) 船橋7号館4階 744室 吉岡(yoshioka.keisuke@nihon-u.ac.jp)(12,13,14,15回目) 駿河台タワー・スコラ17階 S1713室 関根(sekine.tarou@nihon-u.ac.jp)(10,11回目) 駿河台タワー・スコラ17階 S1714室 富永(tominaga.shigeru@nihon-u.ac.jp)(8,9回目) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 富永(船612A)
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 小早川・吉岡・菊池
木曜 船橋 12:30 ~ 13:00 関根(船644)※メールにて事前予約
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学生への メッセージ |