2025年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通環境解析 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 伊東・菊池 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B43E |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 交通に関わる様々な環境問題を対象に,環境状態の計測方法や解析方法を理解するとともに,適切な環境対策を選定,立案するために必要な知識・方法を修得する。 具体的には,道路騒音及びPM2.5の計測と評価,交通プロジェクトにおけるCO2排出量や大気汚染物質排出量の推計,ライフサイクルアセスメントによるCO2排出量の推計,ハザードマップを用いた災害時の交通への影響の解析,CVMによる環境価値の計測方法と外部費用の評価などについて学修する。 本科目は、交通システム工学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、D「専門応用力」およびI「デザイン・総合力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。またC「専門基礎学力」およびG「チームワーク力・実践能力」の達成に補足的に関与する科目です。 具体的な学習目標は下記のとおりです。 C「専門基礎学力」の具体的な学習目標は下記の通りです。 ・交通に関わる様々な環境問題について理解して説明できること。 ・交通に関わる様々な環境状態の計測方法や解析方法について理解して説明できること。 D「専門応用学力」の具体的な学習目標は下記の通りです。 ・交通プロジェクトにおけるCO2排出量や大気汚染物質排出量の推計、道路騒音及びPM2.5の計測と評価に関する考え方を理解して説明できること。 ・CVMによる環境価値の計測方法と外部費用の評価、画像解析による交通状態の把握と解析方法などに関する考え方を理解して説明できること。 G「チームワーク力・実践能力」の具体的な学習目標は下記の通りです。 ・交通に関わる環境問題や、大気汚染物質や騒音などの計測方法、画像解析などを理解し、他者と議論して解決に向けた議論などができること。 I「デザイン・総合力」の具体的な学習目標は下記の通りです。 ・交通に関わる様々な環境問題の解析結果を理解して説明できること。 ・交通に関わる様々な環境問題の解析結果をもとに評価や解決策の提案などができること。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面で授業を実施する。 |
履修条件 | 交通環境工学を受講していることが望ましい。 専門教育科目。必修科目。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・5・6及びCP1・3・4・5・6に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 交通環境問題と解析 | 【事前学習】交通環境問題についてインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
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第2回 | 騒音とPM2.5の計測方法 | 【事前学習】騒音とPM2.5に関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | 騒音計測の実習・騒音計測結果の解析 | 【事前学習】騒音とPM2.5に関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 大気汚染物質の計測とその分析 | 【事前学習】大気汚染物質に関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 交通需要推計結果に基づく大気汚染物質排出量の推計とその分析 | 【事前学習】大気汚染物質に関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | 大気汚染物質排出の拡散の推計とその分析 | 【事前学習】大気汚染物質に関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | ライフサイクルアセスメントによる解析(1) | 【事前学習】ライフサイクルアセスメントに関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | ライフサイクルアセスメントによる解析(2) | 【事前学習】ライフサイクルアセスメントに関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | ハザードマップを使った災害時の交通へ影響の解析(1) | 【事前学習】ハザードマップに関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | ハザードマップを使った災害時の交通へ影響の解析(2) | 【事前学習】ハザードマップに関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | 生態系評価手法HEPによる解析 | 【事前学習】生態系評価手法HEPに関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | CVMによる環境価値の計測の解析(1) | 【事前学習】CVMに関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | CVMによる環境価値の計測の解析(2) | 【事前学習】CVMに関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | CVMによる環境価値の計測の解析(3) | 【事前学習】CVMに関してインターネットや文献等で自分で整理すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 理解度確認試験と解説 | 【事前学習】レポート課題およびこれまでの講義内容について復習すること。 【事後学習】講義内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
その他
教科書 |
授業に必要な資料はCST-VOICEにて配布する。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
講義内容の理解度を課題レポートにより評価する。また全体的な習得の程度を定期試験で評価する。総合評価は、定期試験(約60%)、課題等(約40%)とし、GPA制度の基準にしたがって合否および優劣を総合評価する。 なお、学習目標を達成するために、全ての授業回で出席することを原則とし、出席が80%に満たない場合は採点対象としない。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 質問等はオフィスアワーに下記の研究室および電子メールにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
伊東:738室 ito.hideyuki@nihon-u.ac.jp 菊池:739室 kikuchi.hiroki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00 菊池
水曜 船橋 12:30 ~ 13:00 伊東
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学生への メッセージ |
交通プロジェクトに関連する環境問題について興味、関心を持ち、解析方法や定量的な評価方法について理解を深めて下さい。 |