2025年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通制御 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉岡・織田 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B44E |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、交通を安全かつ円滑に処理するために必要な交通信号現示の考え方や信号制御システム、交通管制システムに関する基礎的な知識を習得することです。本科目は,学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち,D「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です. |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面授業】 交差点計画や交通管制システムに関わる実務経験を有する教員が講義を行い、交通制御に関する実務的な話題についても講義する。 |
履修条件 | 専門教育科目、交通計画系、両コース共通 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | イントロダクション・交通制御の概要 | 【事前学習】交通制御とは何か、交通制御にはどのようなものがあるか調べておく。 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
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第2回 | 信号現示計画(1) | 【事前学習】信号現示計画の考え方、飽和交通流率、サイクル長、損失時間等のキーワードについて調べておく。(教科書p.184-208) 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第3回 | 信号現示計画(2) | 【事前学習】信号現示計画の進め方、青時間スプリット、交差点需要率等のキーワードについて調べておく。 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第4回 | 信号現示計画(3) | 【事前学習】需要率計算表の作成手順について調べておく。 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第5回 | 信号現示に関するフィールドワーク | 【事前学習】信号現示階梯図の作成手順について調べておく。 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第6回 | 信号制御方式(1) | 【事前学習】定周期制御、端末感応制御、交通応答制御について調べておく。(教科書p.216-219/p.277-284) 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第7回 | 信号制御方式(2) | 【事前学習】系統制御、面制御について調べておく。(教科書p.209-216) 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第8回 | 交通信号の歴史と交通管制の沿革 | 【事前学習】交通信号の歴史等について調べておく。(教科書p.297-301) 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第9回 | 交通信号制御の基礎 | 交通信号制御の基礎 【事前学習】さまざまな信号制御方式(教科書p.216-219)、制御パラメータ生成方法について調べておく。 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第10回 | 交通信号制御の運用と評価 | 交通信号制御の運用 【事前学習】プログラム選択制御について調べておく。(教科書p.218) 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第11回 | 交通管制システムおよび機器 | 【事前学習】交通管制システム、信号機器、車両感知器等について調べておく。(教科書p.229-237) 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第12回 | UTMS(新交通管理システム)による交通管制の展開 | 【事前学習】光ビーコン(教科書p.225)、PTPS/FAST(教科書p.283-284)、プログラム形成制御(教科書p.218,p.281)について調べておく。 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第13回 | 交錯防止に向けた信号制御および海外における信号制御の発展 | 【事前学習】歩車分離制御等(教科書p.192-196)、海外事例ついて調べておく。 【事後学習】授業内容を振り返り、理解を深めておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第14回 | まとめ | 【事後学習】理解度確認演習課題の復習をすること。 | 【事後学習】240分 |
第15回 | 理解度確認試験 | 【事前学習】これまでの講義内容について復習をしておく。 | 【事前学習】240分 |
その他
教科書 |
(一社)交通工学研究会 『平面交差の計画と設計 基礎編 -計画・設計・交通信号制御の手引き-』 丸善出版 2018年
交通現象解析でも参考書として使用する書籍です。
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参考書 |
(一社)交通工学研究会 『道路交通技術必携2024』 丸善出版 2024年
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験70%、授業で実施する課題30%として評価する。 ただし、出席が80%以下の場合は、原則として定期試験の採点対象としない。なお、正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により採点対象とする。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | メールにて随時対応。またはオフィスアワーに研究室にて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
吉岡:運輸交通計画研究室(7号館744室) yoshioka.keisuke@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 吉岡
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学生への メッセージ |
誰もが目にする信号機ですが、その仕組みや制御の考え方を知ることができます。 |