2025年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 卒業研究 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 石坂・伊東 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜1・2・3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B61A |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
交通計画系、交通環境・情報系、交通基盤系に関する研究 交通基盤の新たな建設、膨大な数の交通基盤の機能維持などに関する諸問題を解決するために、主に工学的材料である『コンクリート』を研究対象として、構造工学、材料工学、維持管理工学および計算力学に関するテーマを設定し研究に取り組みます。 ◎交通荷重下における交通施設構造物の構造性能と耐久性評価 (キーワード:繰返し輪荷重、プレストレストコンクリート(PC)構造、塩害) ◎新材料により補修・補強された交通施設構造物の構造特性と耐久性評価 (キーワード:繰返し輪荷重、繊維補強コンクリート、塩害、火害) ◎各種非破壊試験による交通施設構造物の性能評価 (キーワード:超音波伝播速度試験、3次元X線CT試験(画像解析)) ◎地理的条件、気象条件、交通条件の影響度による交通施設構造物の劣化損傷リスクマップの構築 (キーワード:Google MAP、国道、塩害地帯、寒冷地帯、台風、降雨、交通量、近接目視点検結果) ◎構造工学教育支援ソフトの運用に関する研究 (キーワード:Bridge Designer、アンケート) ◎ポーラスコンクリート舗装のそりに関する研究 (キーワード:ポーラスコンクリート) ◎超長期使用された実構造物材料の健全度診断 (キーワード:空隙率、超音波速度、圧縮強度、中性化速度、拡散係数、細孔径分布) |
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学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、交通計画系、交通環境・情報系、交通基盤系に関する研究を計画、遂行、分析、取りまとめ、発表することで、交通のわかる土木技術者、土木のわかる交通技術者の育成を目標とする交通システム工学科の最終科目です。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、D「専門応用力」、E「生涯自己学習能力」、F「コミュニケーション能力・ファシリテイト能力」、I「デザイン・総合力」およびの達成に主体的に関与する 重要な科目です。またG「チームワーク力・実践能力」、H「計画的遂行能力」の達成に補足的に関 与する科目です。 |
授業形態及び 授業方法 |
卒業研究履修者を対象とした共通講義ならびに指導教員による個人指導およびゼミ形式での指導を実施します。なお、共通講義は担任から、また個人指導等は指導教員から別途スケジュール等の指示があります。 共通講義は対面で、個別指導等は対面で適宜行います。 |
履修条件 | 卒業研究着手条件を満たしていること。 専門教育科目、必修。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目は、DP1・3・4・5・6・7・8及びCP1・3・4・5・6・7・8に該当しています。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は、卒業論文の内容や卒業研究発表会でのプレゼンテーション・質疑応答で学習・教育到達目標のD(25%)、I(25%)、中間発表などにおけるファシリテーション状況、ミーティング内容、卒業研究の遂行状況及び他者との協調・協力・コミュニケーションの状況で学習・教育到達目標のE(15%),F(15%),G(10%),H(10%)の配点とし、GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行います。なお、共通講義に関して100%の出席がない場合は、不合格とする。正当な理由がある場合は、追加課題等の提出を許可するので講義担当教員に申し出て指示を受けること。 |
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定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 適宜受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
E-mail:saitou.junpei@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00 齊藤
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学生への メッセージ |
各自のテーマに平素より関心・興味を抱き、計画性と意欲を持って真摯に気概をもって取り組んでください。 |