2025年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築基礎構造 | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 酒句 敎明 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C45M |
クラス | 1組および2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | この授業は,地盤を構成する土の基本的性質と土の力学を扱う「地盤工学」および建築物の基礎構造の設計・施工の技術的問題を扱う「基礎工学」を対象とする.土の物理的・水理学的性質および力学的性質に関する知識の習得し,これらの知識を基礎構造に応用することにより,建築物基礎の基本的な設計ができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書およびパワーポイントを中心とし,必要に応じてたビデオを用いて説明を行う.毎回,配付資料(PDFファイル)を配布する. |
履修条件 | 応用力学,建築材料を修得していることが望ましい. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5・6及びCP1・3・5・6に該当しています. |
授業計画
第1回 | 建築基礎構造の学習の目標と意義 | 【事前学習】シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと 【事後学習】授業での案内に従って適宜,講義内容を把握すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
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第2回 | 土の種類と物理量 地質年代/土の呼び名/三相図/土の工学的分類/粒径加積曲線/コンシステンシー 教科書pp.3~8 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第3回 | 地中応力 全応力/有効応力/間隙水圧 教科書pp.9~16 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第4回 | 土の透水性 地中応力増分/土の透水性 教科書pp.17~20 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第5回 | 土の圧密 圧密沈下/正規圧密・過圧密・未圧密状態 教科書pp.20~27 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第6回 | モール・クーロンの破壊規準 土のせん断強さ/土のせん断試験法/土の破壊条件 教科書pp.28~29 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第7回 | 中間試験および解説 | 【事前授業】前回までの授業の復習 【事後学習】試験の中できなかった箇所の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第8回 | 地盤の液状化 液状化のメカニズム/建物被害 教科書pp.31~37 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第9回 | 地盤調査 標準貫入試験/室内土質試験/原位置試験 教科書pp.41~58 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第10回 | 擁壁に作用する土圧 土圧の種類/ランキンの土圧論/静止土圧/クーロンの土圧論 教科書pp.251~262 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第11回 | 直接基礎 直接基礎の種類/支持力式/沈下の計算 教科書pp.69~95 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第12回 | 杭基礎① 杭基礎の種類と工法 教科書pp.99~177 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第13回 | 杭基礎② 鉛直支持力/水平抵抗 教科書pp.99~177 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第14回 | 地盤改良 地盤改良の原理/地盤改良工法の分類 教科書pp.215~247 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第15回 | 理解度確認試験および解説 | 【事前授業】前回までの授業の復習 【事後学習】試験の中できなかった箇所の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
その他
教科書 |
書名:技術セミナーテキスト「構造設計シリーズ/建築礎構造編」
編集者名など:技術セミナーテキスト「構造設計シリーズ/建築基礎構造編」テキスト編集委員会
発行所名:(一財)日本建築センター
取扱所:日本建築センター ホームページ
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参考書 |
特になし
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験70%,中間試験20%,課題提出10%とする. |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎,9号館,923A室 sako.noriaki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
構造系に携わる既卒の先輩は,学生時分に「建築基礎構造」を学んでおけばよかった,と口を揃えていいます. |