2025年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅲ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 宮里・廣石 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C53M |
クラス | 1組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 構造力学Ⅰ・Ⅱで学んだ基礎知識をベースにして、不静定構造の応力解析法体系を中心に、建築構造体の力の流れと変形性状について学び、それらを理解することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義内容は基礎的な原理や理論の習得を主目的として、教科書に沿って進める。授業は、前回の内容の復習から始め、徐々に新しい内容に導くよう配慮し、また適宜例題を示しながら理解の促進を図る。 |
履修条件 | 構造力学Ⅰ、構造力学Ⅱを修得していることが望ましい。 また、連続して開講される「構造力学演習Ⅲ」もあわせて受講することを強く進める。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5・6及びCP1・3・5・6に該当しています。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス-不静定構造概論: 建築構造の解析モデルと不静定構造解析法・構造力学と構造設計 | [事前学習]構造力学Ⅰ,Ⅱの復習を行うこと [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
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第2回 | 不静定構造解析の方法(1) -応力法: 応力法による不静定梁構造の応力解析 | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第3回 | 応力法による不静定ラーメン構造の応力解析/3モーメント法 | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第4回 | 応力法による不静定トラス構造の応力解析 | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第5回 | 不静定構造解析の方法(2): たわみ角法/未知数の種類と設定方法 | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第6回 | たわみ角法による不静定ラーメン構造の応力解析 -部材角が生じない(節点変位がゼロの)場合- | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第7回 | たわみ角法による不静定ラーメン構造の応力解析 -部材角が生じる場合(1)- | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第8回 | たわみ角法による不静定ラーメン構造の応力解析 -部材角が生じる場合(2)- | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第9回 | 不静定構造解析の方法(3) -固定モーメント法とたわみ角法/固定モーメント法による連続梁の応力解析 | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第10回 | 固定モーメント法による不静定ラーメン構造の応力解析-部材角が生じない場合(1) 中間節点が1つの場合- | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第11回 | 固定モーメント法による不静定ラーメン構造の応力解析-部材角が生じない場合(2) 中間節点が2つ以上の場合/有効剛比- | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第12回 | 固定モーメント法による不静定ラーメン構造の応力解析-部材角が生じない場合(3) 表を用いた解法- | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第13回 | 固定モーメント法による不静定ラーメン構造の応力解析 -部材角が生じる場合- | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第14回 | 不静定構造解析の方法(4) -せん断力分布係数法 | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
第15回 | 平常試験及びその解説 ※平常試験又は定期試験の実施方法及び日時等については、授業内でアナウンスします。 | [事前学習]前回授業での案内に従って予習を行う [事後学習]授業での案内に従って適宜、復習すること | [事前学習]120分 [事後学習]120分 |
その他
教科書 |
『建築構造力学(下) [978-4844607809]』 理工図書
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参考書 |
『くわしすぎる構造力学演習Ⅲ [978-4395320349]』 彰国社
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成績評価の方法 及び基準 |
各授業回ごとのミニテストや課題プリントの取り組み状況、授業内で実施予定の確認テストの成績、及び定期試験または平常試験により総合的に評価する。 ※平常試験又は定期試験の実施方法及び日時等については、授業内でアナウンスします。 |
定期試験等に ついて |
定期試験を実施予定 |
質問への対応 | 講義終了後および演習時間内に行う。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 タワースコラS908室 03-3259-0710 宮里直也 miyasato.naoya@nihon-u.ac.jp 駿河台校舎 タワースコラS907室 廣石秀造 hiroishi.shuzo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:00 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
構造力学Ⅰ、Ⅱに続き、構造力学の基礎として履修して欲しい。 将来、一級建築士を目指す学生には、受講、習得を強く推奨する。 |