2025年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | ウォーターフロント計画Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 寺口・江川・桜井 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D53D |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 日本は国土面積の約4分の1が「都市」として計画されており、その区域内に居住する人口は、総人口の94%にも上る。わが国の都市計画では,限られた陸地面積を補うため,都市のウォーターフロント空間の活用が大きな役割を果たしてきた。本講義では、国民のほとんどが暮らす都市を、快適、安全、便利、美しく整備するため,都市計画の中でウォーターフロントをどのように役立てて行くべきかを考察・提案することができる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
対面授業を基本とする。 |
履修条件 | ウォーターフロント計画Ⅰを修得していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・2・3及びCP1・2・3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 都市計画におけるウォーターフロントの役割: 都市の定義,都市の誕生と成長、都市の拡大と都市問題、都市計画の意義,ウォーターフロントに期待される役割 | 【事前学習】都市の誕生,都市の成長拡大の歴史,現在の世界の大都市の分布と地理的特性などをインターネットで調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
---|---|---|---|
第2回 | 都市構造理論と都市成長理論: 日本における都市化の変遷と現状、都市構造論,沿岸地域開発史 | 【事前学習】日本における都市成長の歴史,都市と港湾の拡大等に関してインターネットで調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第3回 | 近代都市計画の系譜: 産業革命と都市問題、田園都市、近隣住区論,ウォーターフロント開発 | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第4回 | 日本の都市計画の変遷: 東京市区改正条例、市街地建築物法、帝都復興計画、新開発とニュータウン、筑波研究学園都市 | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第5回 | 海上都市の計画: 陸域補完型海上都市と陸域逃避型海上都市 | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第6回 | 土地利用計画: 人口等の将来推計、区域区分、用途地域制、ゾーニング、建築規制、開発許可制度,都心回帰,湾岸居住 | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第7回 | 人口減少社会の都市計画: コンパクトシティ、SDGs、持続可能な都市開発、(株)山万が行ってきた佐倉市ユーカリが丘の都市開発事例 | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第8回 | 都市計画マスタープラン: 全国総合開発計画、国土形成計画、上位計画と地区計画、マスタープランの策定,都市のイメージ,法制度・条例 | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第9回 | 都市交通計画①: 交通計画の目標,交通量調査(パーソントリップ調査,OD調査),都市交通計画の考え方,歩車分離, | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第10回 | 都市交通計画②: 自転車路と駐輪場,新交通計画,バリアフリー,交通空間の適地としてのウォーターフロント | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第11回 | 公園緑地計画①: オープンスペースの役割,公園緑地の計画基準と分類,緑被率,緑化誘導策,都市公園の配置モデル | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第12回 | 公園緑地計画②: 港湾緑地の変遷と役割,臨海公園の計画理念,河川の開渠化・二層化と親水公園 | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第13回 | 都市環境計画: 環境基本法,持続可能な発展,ヒートアイランド現象と緩和策,ミチゲーションと環境創造,省エネとリサイクル,都市空間に水面や水資源を残す価値,人工干潟・人工なぎさの整備 | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第14回 | 都市防災計画: 都市と災害,災害拡大防止計画,避難誘導計画,都市防災計画でウォーターフロントや水空間に期待される役割 | 【事前学習】今回の授業で学ぶ内容を教科書やインターネット検索で調べ理解しておく。 【事後学習】授業ノートを整理し,教科書の該当箇所にアンダーラインや書き込みを行っておくこと。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
第15回 | 理解度確認試験: これまでの授業内容の理解度確認を行う | 【事前学習】これまでの授業で学んだ内容を改めて理解しておく。 【事後学習】これまでの授業ノートを整理し,内容を理解する。 | 事前学修:120分 事後学修:120分 |
その他
教科書 |
小嶋勝衞(監修) 桜井慎一ほか(著) 『都市の計画と設計(第3版)』 共立出版 2017年 第3版
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験80%。授業への参加意欲度(課題提出など)20%。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
terakuti.takahide@nihon-u.ac.jp sakurai.shinichi@nihon-u.ac.jp egawa.kana@nihon-u.ac.jp 質問等は各回の授業担当者に問い合わせること。 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 13:30 ~ 15:00
|
学生への メッセージ |
計画系を志向する人は必ず受講してください。試験は毎回の授業からまんべんなく出題しますので、しっかりノートをとってください。 |