2025年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅰ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 仲村 成貴 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E52M |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 棒材,梁,トラス,ラーメンを対象として,主に静定構造物に生じる力の伝達特性や変形を求めるための基礎理論について理解できる. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 スライド映写と板書を併用して講義します.必要に応じて資料を配布します. |
履修条件 | 基礎力学Ⅱを単位修得していることが望ましいです. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4及びCP1・3・4に該当しています。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:構造と力学/構造力学Ⅰの目標と意義 棒材に働く力:軸方向力のつりあい/軸力 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】基礎力学Ⅱで学修した内容を理解しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 応力とひずみ(1):軸応力と軸ひずみ 軸変形/ヤング係数/温度応力 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 応力とひずみ(2):せん断応力とせん断ひずみ せん断変形/せん断弾性係数/弾性体の性質 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 応力とひずみ(3):梁の曲げ応力と曲げひずみ ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 応力とひずみ(4):梁の曲げに伴うせん断応力 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 応力とひずみ(5):組み合わせ応力とモールの応力円 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 静定構造物の変形(1):微分方程式による梁の変形計算 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 静定構造物の変形(2):弾性荷重法による梁の変形計算 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 静定構造物の変形(3):ひずみエネルギーと仕事 仮想仕事/仮想仕事の原理 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 静定構造物の変形(4):単位荷重法によるトラスの変形計算 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 静定構造物の変形(5):単位荷重法による梁の変形計算 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 静定構造物の変形(6):単位荷重法によるラーメンの変形計算 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 静定構造物の変形(7):カスティリアノの定理による静定構造物の変形計算 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 静定構造物の変形(8):最小仕事の原理による静定構造物の変形計算 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 平常試験とその解説 ※レポートのフィードバックは,解答例の配布および必要に応じて授業内で解説する. | 【事前学習】これまでの全ての内容や演習課題を復習しておくこと 【事後学習】試験結果をもとに不十分と判断された箇所を復習すること | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
その他
教科書 |
教科書は指定しません.必要に応じて資料を配布します.
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参考書 |
崎元達郎 『基本を学ぶ構造力学-静定から不静定の初歩まで- [ISBN:978-4627466517]』 森北出版 2012年 第1版
構造力学研究会 『建築構造力学 下 [ISBN:978-4844607809]』 理工図書 2011年 第1版
米田昌弘 『構造力学を学ぶー基礎からエネルギー法までー [ISBN:978-4627466715]』 森北出版 2014年 第1版
同種の書籍が多数発刊されていますので,自分に合った書籍を探してください.
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成績評価の方法 及び基準 |
出席率が70%以上の学生を対象とし,各回レポート課題(30%)+定期試験(70%)で成績評価します. |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 各回の授業後に直接対応します.やむを得ない場合はメールでも対応します. |
研究室又は 連絡先 |
仲村成貴(研究室:駿河台校舎タワー・スコラ12階S1213室,メール:nakamura.masataka※nihon-u.ac.jp) ※を@にしてください. |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 タワー・スコラ12階S1213室.担当:仲村
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学生への メッセージ |
基礎力学・構造力学を通じて,まちを構成する構造物や施設の力学的特徴を段階的に学びます.将来,まちづくりに携わる仕事に従事するためには,本科目を含む力学系科目で学ぶ内容を知らなければなりません.主体的に授業へ出席することはもちろん,授業時間外に自分で多くの演習問題を解いて理解を深めることが必須です. 演習時間の不足を補うため,毎回のレポート課題では多くの問題に取り組んでもらいます. |