2025年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 微分積分学Ⅱ | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 山崎 晋 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | F13C |
クラス | A |
概要
学修到達目標 | 本講義では微分積分学 I に引き続き,専門分野への応用に備えて,微分積分法の基本事項の習得を目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書に依る通常の講義形式 |
履修条件 | 微分積分学 I 迄の知識を仮定する. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当している. |
授業計画
第1回 | 定積分の定義: 定積分の定義をする.更に微分積分学の基本定理を紹介し,不定積分との関係について述べる. | 事前学習 高校で学んだ区分求積法について確認しておく事 事後学習 定積分の定義について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
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第2回 | 定積分の性質: 定積分の種々の性質を紹介する. | 事前学習 前回で学んだ定積分の定義について確認しておく事 事後学習 定積分の性質について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第3回 | 定積分,広義積分の計算: 種々の定積分,広義積分の計算法を述べる. | 事前学習 高校で学んだ定積分について確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い定積分の計算について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第4回 | 高次導函数とライプニッツの公式: 函数の高次導函数を定めライプニッツの公式を紹介する. | 事前学習 微分積分学 I で学んだ微分の計算を確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,特にライプニッツの公式について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第5回 | Taylor 展開: Taylor 展開を定義し,基本的性質を述べる. | 事前学習 前回学んだ高次導函数の計算を確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,Taylor 展開について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第6回 | 2 変数函数の極限と連続性: 2 変数函数の極限,及び偏導函数を定義し,基本的性質を述べる. | 事前学習 微分積分学 I で学んだ極限を確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,2 変数函数の極限について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第7回 | 偏微分と微分: 2 変数函数の微分,及び高階偏導函数を定義し,基本的性質を述べる. | 事前学習 前回で学んだ偏導函について復習しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,2 変数函数の微分,高階偏導函数について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第8回 | 高階偏導函数と Taylor 展開: 2 変数函数の Taylor 展開を紹介し,2 変数函数の極値の求め方を紹介する. | 事前学習 微分積分学 I で学んだTaylor 展開及び極値の求め方を確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,2 変数函数のTaylor 展開,及び極値の求め方について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第9回 | 重積分: 定義,累次積分について述べる. | 事前学習 定積分の定義を確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,重積分の定義について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第10回 | 重積分の計算例: 積分順序の交換等について述べる. | 事前学習 高校で学んだ,不等式で表される図形について確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,重積分の計算例について復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第11回 | 積分変数の変換 (極座標変換と線型変換): 重積分の変数変換公式を述べ,例を与える. | 事前学習 前回学んだ,重積分の計算例を再度確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,重積分の積分変数の変換を復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第12回 | 重積分の応用 I: 重積分の応用を紹介する. | 事前学習 前回学んだ,重積分の積分変数の変換を再度確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,重積分の応用を復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第13回 | 重積分の応用 II: 前回に続き,重積分の応用を紹介する. | 事前学習 前回学んだ,重積分の応用を再度確認しておく事 事後学習 講義,教科書の例題を用い,重積分の応用を復習しておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第14回 | 講義全体の復習を行い.問題の解答例を述べる. | 事前学習 教科書,ノート等で全般的な復習をしておく事 事後学習 平常試験終了の解説に基づき,習った事を定着させておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
第15回 | 平常試験を行い,終了後にその解説をする. | 事前学習 教科書,ノート等で全般的な復習をしておく事 事後学習 平常試験終了の解説に基づき,習った事を定着させておく事 | 事前学習 120分 事後学習 120分 |
その他
教科書 |
矢野健太郎,石原繁 (編) 『微分積分 (改訂版)』 裳華房
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参考書 |
必要に応じて講義中に紹介する.
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験による評価を70%, その他の評価を30%とし,総合的に評価する. |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 対面授業の前後,e-mail. e-mail で質問の場合は,必ず大学のメールアドレスを使用する事. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館4階847A室 yamazaki.susumu(この後に @nihon-u.ac.jp をつける) |
オフィスアワー |
木曜 船橋 11:30 ~ 13:00 8号館4階847A
金曜 船橋 12:30 ~ 13:00 8号館4階847A
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学生への メッセージ |
計算問題は,必ず自ら手を動かす事.真面目に取り組んで欲しい. |