2025年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 弾性学Ⅰ | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 上田 政人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F14Q |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 多軸負荷において物体に生じる応力やひずみなど,材料力学で学んだ問題を少し進めて講義する.以下の内容を達成目標とする. (1)多軸負荷における物体内部の任意断面に生じる応力を求めることができる.また,ロゼット解析により主ひずみ(主応力)を求めることができる. (2)柱の座屈荷重を求めることができる. (3)カスティリアーノの定理を用いて物体の変形量を求めることができる. (4)仮想仕事の原理を用いて物体の変形量を求めることができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書形式の講義形態をとるが、対話形式で授業を進める. |
履修条件 | 材料力学I及びIIを修得していることが好ましい. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3・5及びCP3・5に該当しています. |
授業計画
第1回 | 2次元及び3次元の材料構成則 | 【事前学習】教科書8.5.1章を読み,事前に授業内容を確認する. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
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第2回 | 平面応力,平面ひずみ,弾性定数間の関係 | 【事前学習】教科書8.5.2章,8.5.3章を読み,事前に授業内容を確認する. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第3回 | 任意断面に生じる応力 | 【事前学習】教科書8.1.1章,8.1.2章,8.1.3章を読み,事前に授業内容を確認する. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第4回 | モーアの応力円 | 【事前学習】教科書8.2章,8.3章を読み,事前に授業内容を確認する. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第5回 | モーアのひずみ円,ロゼット解析 | 【事前学習】教科書8.6章を読み,事前に授業内容を確認する. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第6回 | 第1回~第5回までの授業範囲に関する平常試験1及びその解説 | 【事前学習】第1回~第5回までの授業範囲の総復習を行う. 【事後学習】平常試験1の内容について復習する. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第7回 | 様々な座屈現象について,柱の座屈理論 | 【事前学習】座屈とは何かを調べてくる.インターネットを用いて構造が座屈した様子を確認する. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第8回 | 柱の臨界座屈荷重の求め方 | 【事前学習】前週の内容を踏まえ,簡単な境界条件にて臨界座屈荷重を計算してみる. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第9回 | 柱の座屈に与える境界条件の影響 | 【事前学習】前週の内容を踏まえ,境界条件を変えて座屈荷重を求めてみる. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第10回 | 第7回~第9回までの授業範囲に関する平常試験2及びその解説 | 【事前学習】第7回~第9回までの授業範囲の総復習を行う. 【事後学習】平常試験2の内容について復習する. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第11回 | エネルギ原理入門:ひずみエネルギ | 【事前学習】教科書5.6.1章,5.6.2章を読み,事前に授業内容を確認する. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第12回 | カスティリアーノの定理 | 【事前学習】教科書9.1章を読み,事前に授業内容を確認する. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第13回 | カスティリアーノの定理を用いた物体の変形量の計算 | 【事前学習】材料力学Ⅱの範囲内で,ひずみエネルギーを求めてみる。 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第14回 | 第11回~第13回までの授業範囲に関する平常試験3及びその解説 | 【事前学習】第11回~第13回までの授業範囲の総復習を行う. 【事後学習】平常試験3の内容について復習する. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第15回 | 仮想仕事の原理を用いた物体の変形量の計算 | 【事前学習】教科書9.2章を読み,事前に授業内容を確認する. 【事後学習】教科書及び板書をノートにまとめる. | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
その他
教科書 |
2年次に配布した材料力学のテキストを持参のこと.
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験1(40点),平常試験2(30点)及び平常試験3(30点)の合計100点満点で,60点以上を合格とする. |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 授業後に対応するが,随時研究室でも受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎S1702室 ueda.masahito@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:30 ~ 17:30 タワースコラ17階 S1702室
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学生への メッセージ |