2025年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
| 科目名 | 材料力学Ⅲ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 冨岡 昇 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F32M |
| クラス | A，B | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 引張・圧縮・捩りを受ける棒の不静定問題や熱応力に関する不静定問題を理解し，さらに梁断面に生じるせん断応力分布，非対称断面の断面主軸，断面相乗モーメントについて学習する． 材料力学Ⅲは、以下の能力を身につけることを目標とする。 【1】不静定構造物の内力と変形を理論的に求めることができる。 ①軸力を受ける剛体壁にはさまれた棒 ②組み合わせ棒 ③熱応力 ④平行棒と簡単な不静定トラス ⑤ねじりを受ける両端固定軸 【2】はりの曲げにおけるせん断応力と非対称断面を持つはりの曲げ応力を理論的に求めることができる。 ①曲げにおけるせん断応力 ②薄肉断面のせん断応力 ③断面主軸と断面相乗モーメント ④非対称断面をもつはりの曲げ |
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| 授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書とパワーポイントを併用して講義をする．講義資料をCANVASにアップするので、ダウンロードして持参し、講義を受講すること．必要に応じて、講義資料にメモを取ると理解が深まる． |
| 履修条件 | 材料力学Iまたは材料力学IIの単位を修得していないと履修できない。 |
| ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連 | 本授業科目はDP3及びCP3に該当しています。 |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス ・講義の目的，授業計画等の説明 ・材料力学Ⅰ，Ⅱの復習 | [事前学修]材料力学I,IIで学んだ引張・圧縮・ねじり・曲げの箇所を予習すること． [事後学修]材料力学I,IIで学んだ引張・圧縮・ねじり・曲げの箇所を復習すること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
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| 第2回 | 引張・圧縮を受ける棒の不静定問題 ・両端固定棒と組み合わせ棒 | [事前学修]引張・圧縮を受ける両端固定棒の不静定問題の箇所を読んでくること． [事後学修]引張・圧縮を受ける両端固定棒の演習問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第3回 | 熱応力に関する不静定問題 ・両端固定捧と平行棒 | [事前学修]熱応力を生じる両端固定捧と平行棒の不静定問題の箇所を読んでくること． [事後学修]熱応力を生じる両端固定捧と平行棒の不静定問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第4回 | 不静定トラス ・不静定トラス構造 | [事前学修]不静定トラスの箇所を読んでくること． [事後学修]不静定トラスの問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第5回 | ねじりを受ける棒の不静定問題と，これまでの講義のまとめ． ・両端固定軸 | [事前学修]ねじりを受ける両端固定軸の箇所を読んでくること． [事後学修]ねじりを受ける両端固定軸の問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第6回 | 曲げにおける剪断応力(1) ・矩形断面関するせん断応力の基礎理論 | [事前学修]曲げにおける剪断応力の箇所を読んでくること． [事後学修]曲げにおける剪断応力の上下対称断面の問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第7回 | 曲げにおける剪断応力(2) ・矩形断面に関するせん断応力の基礎理論 | [事前学修]曲げにおける剪断応力の箇所を読んでくること． [事後学修]曲げにおける剪断応力の上下非対称断面の問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第8回 | 薄肉断面に生じる剪断応力の分布(1) ・開き断面材（薄肉溝形断面，薄肉山形断面） | [事前学修]薄肉断面に生じる剪断応力の箇所を読んでくること． [事後学修]薄肉断面に生じる剪断応力の薄肉断面問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第9回 | 薄肉断面に生じる剪断応力の分布(2) ・開き断面材（薄肉溝形断面，薄肉山形断面） | [事前学修]薄肉断面に生じる剪断応力の箇所を読んでくること． [事後学修]薄肉断面に生じる剪断応力の薄肉断面問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第10回 | 断面主軸と断面相乗モーメント(1) ・座標軸の平行移動と回転，主断面二次モーメント、断面相乗モーメントと主軸，主断面二次モーメント | [事前学修]断面主軸と断面相乗モーメントの箇所を読んでくること． [事後学修]断面主軸と断面相乗モーメントの演習問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第11回 | 断面主軸と断面相乗モーメント(2) ・座標軸の平行移動と回転，主断面二次モーメント、断面相乗モーメントと主軸，主断面二次モーメント | [事前学修]断面主軸と断面相乗モーメントの箇所を読んでくること． [事後学修]断面主軸と断面相乗モーメントの演習問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第12回 | 非対称断面をもつ梁の曲げ(1) ・曲げモーメントと断面主軸と中立軸との関係 | [事前学修]非対称断面をもつ梁の曲げの箇所を読んでくること． [事後学修]非対称断面をもつ梁の曲げ問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第13回 | 非対称断面をもつ梁の曲げ(2) ・矩形断面単純支梁に荷重が斜めに作用したときの問題 | [事前学修]非対称断面をもつ梁の曲げの箇所を読んでくること． [事後学修]非対称断面をもつ梁の曲げ問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第14回 | 総合演習１（最終のまとめ課題） ・これまでに学んだ主に前半部分(第5回ねじりを受ける棒の不静定問題まで)の講義内容を復習し，理解を深める． | [事前学修]これまで学んだ講義内容の箇所を読んでくること． [事後学修]これまで学んだ講義内容の演習問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
| 第15回 | 総合演習２（最終のまとめ課題） ・これまでに学んだ主に後半部分(第6回曲げにおける剪断応力以降)の講義内容を復習し，理解を深める． | [事前学修]これまで学んだ講義内容の箇所を読んでくること． [事後学修]これまで学んだ講義内容の演習問題を解き，理解を深めること． | [事前学修]2時間 [事後学修]2時間 |
その他
| 教科書 |
材料力学IとIIで使用したテキストを使用します．
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| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
課題を30%、定期試験結果を70％とし100点満点に換算して60点以上を目標が達成されたものとし、合格とする。 |
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定期試験等に ついて |
定期試験を実施予定 |
| 質問への対応 | メール(tomioka.noboru@nihon-u.ac.jp)にて随時対応する． |
| 研究室又は 連絡先 |
タワースコラ１６階 S1608室 Eメール：tomioka.noboru@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:30 ～ 13:00 タワースコラ17階S1608室
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| 学生への メッセージ |