2025年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | CAD/CAM | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 上田・星野・内田 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F33Q |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 設計はものづくりの基本となるデータを作ることである.ここではCADおよびCAEの演習を通してデジタル設計データの作成方法を学び,CAMの演習を通して製造データを作成することにより,設計・製造過程におけるデジタルマニュファクチャリングを理解する.以上により,機械製造に必要な3次元デジタルデータを作成する力を身につける. |
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授業形態及び 授業方法 |
パソコン演習室にて一人1台のデスクトップPCを使用して授業を行う.3次元CADを用いた設計演習に続き,CAEによる設計モデルの力学解析及びCAMによる製造データの作成を行う.小型旋盤の設計データを作成することによって,3次元CADによる機械設計を理解する. |
履修条件 | 機械工作実習A・B,機械設計製図IIA・IIBの単位を修得していること. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3・4及びCP3・4に該当しています. |
授業計画
第1回 | ・授業の目的 ・授業計画の説明 ・受講上の注意事項 ・使用CADソフトの説明 ・課題(小型卓上NC旋盤)の説明 | 【事前学修】シラバスに目を通し,授業内容を確認しておくこと. 【事後学修】CAD,CAM,CAEとはどのようなものかをまとめる。また,使用ソフトのライセンスを取得してソフトを各自のPCにインストールする. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
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第2回 | 部品:スケッチビュー,スケッチ(トリム,寸法線,中心線),部品:突起 | 【事前学修】テキスト「第3章スケッチ」,「第4章部品モデリング」P4-36までを読み,理解できない個所をまとめる. 【事後学修】演習問題などを用いて部品を作成する. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第3回 | 部品:回転,穴,パターン化 | 【事前学修】テキスト「第4章部品モデリング」P4-86までを読み,理解できない個所をまとめる. 【事後学修】演習問題などを用いて部品を作成する. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第4回 | 部品:キー溝,コスメティック,ミラー,ブレンド | 【事前学修】テキスト「第4章部品モデリング」P4-115までを読み,理解できない個所をまとめる. 【事後学修】演習問題などを用いて部品を作成する. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第5回 | 部品:ベアリング,リレーション | 【事前学修】テキスト「第4章部品モデリング」P4-136までを読み,理解できない個所をまとめる. 【事後学修】演習問題などを用いてどのような部品でも作成できるようする. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第6回 | 平常試験1および試験のフィードバック | 【事前学修】第1回から第5回までの内容をを復習し,部品を作成できるようにする. 【事後学修】平常試験1の内容について復習する. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第7回 | アセンブリ:部品の組み立て方法 | 【事前学修】テキスト「第5章アセンブリ」を読み,理解できない個所をまとめる. 【事後学修】演習問題などを用いて部品をアセンブリできるようにする. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第8回 | 演習問題を用いた様々な部品の作成及びアセンブリ | 【事前学修】テキスト「第5章アセンブリ」までを復習し,理解できない個所をまとめる. 【事後学修】演習問題などを用いて部品の組み立てを作成する. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第9回 | CAE:静解析の基本操作,ソリッドモデル,シェルモデル,最適化設計問題 | 【事前学修】テキスト「第6章モデル解析(CAE)」を読み,理解できない個所をまとめる. 【事後学修】演習問題などを用いて解析ができるようにする. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第10回 | CAM:製造モデルの作成方法とNCプログラムの出力 | 【事前学修】第7章製造(CAM)を読み,理解できない個所をまとめる. 【事後学修】演習問題などを用いてNCプログラムを作成できるようにする. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第11回 | 平常試験2および試験のフィードバック | 【事前学修】第1回から第11回までの内容をを復習し,部品の作成及びアセンブリできるようにする. 【事後学修】平常試験2の内容について復習する. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第12回 | ばね製図,2D図面の描き方 | 【事前学修】テキスト「第8章2次元図面(CAD)」を読み,2D図面を描けるようにする. 【事後学修】演習問題などを用いてどのような部品でも2D図面を作成できるようにする. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第13回 | 課題「小型卓上NC旋盤」の作成 | 【事前学修】課題を作成し,理解できないところをまとめておく. 【事後学修】課題の部品の作成およびアセンブリをする. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第14回 | 平常試験3および試験のフィードバック | 【事前学修】第1回から第13回までの内容をを復習し,部品の作成及びアセンブリできるようにする. 【事後学修】平常試験3の内容について復習する. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
第15回 | 課題「小型卓上NC旋盤」の作成と提出 | 【事前学修】課題「小型卓上NC旋盤」の検図を行う. 【事後学修】これまで勉強した内容を踏まえて,設計・製造過程におけるデジタルマニュファクチャリングについて考察する. | 事前学修:1時間 事後学修:1時間 |
その他
教科書 |
ガイダンス日以降にPDF版のテキストを配布する.
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
・実習科目であり,全ての授業に出席することを単位習得の必要条件とする.なお,特別な理由があって欠席する場合には,事前に下記担当者へ連絡すること. ・最終課題を完成させて提出していること. ・試験点:平常試験1:30点,平常試験2:30点,平常試験3:40点 |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 質問は下記の教員が随時対応する. |
研究室又は 連絡先 |
上田政人(S1702室 ueda.masahito@nihon-u.ac.jp) 内田元(S1705室 uchida.gen@nihon-u.ac.jp) 星野倫彦(S1715室 hoshino.michihiko@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 16:40 ~ 18:00 上田政人
水曜 駿河台 16:40 ~ 18:00 内田元
水曜 駿河台 18:20 ~ 19:30 星野倫彦
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学生への メッセージ |