生産システム (F53S)

日本大学理工学部

2025年理工学部シラバス - 機械工学科

設置情報

科目名	生産システム
設置学科	機械工学科	学年	3年
担当者	内田　元	履修期	後期
単位	2	曜日時限	金曜3
校舎	駿河台	時間割CD	F53S
クラス
履修系統図	履修系統図の確認
その他	実務経験のある教員による授業科目

概要

学修到達目標	ものづくりは設計に始まり製造，検査の工程を経て行われる．ここでは生産現場においてものづくりを行う設計工程，製造工程，検査工程の機能と役割を理解することを目的とし，ものづくりをシステムとして考えるための基本的な考え方を学ぶ．
授業形態及び授業方法	「対面授業」ものづくりをシステム化するための各工程について，教科書に沿って講義する．また，企業において工作機械の設計および製造に携わった経験に基づき，ものづくりの基本的な考え方について理解し，関心が持てるよう授業を行う．
履修条件	機械工作法Ⅰ，Ⅱおよび機械加工学を履修していることが望ましい．
ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連	本授業科目はDP3・5及びCP3・5に該当しています．

授業計画

第1回	第1章　生産序論　・生産の役割と意義　・製品の設計と生産の流れ　・生産の基本構成	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】生産システムの概要について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第2回	第1章　生産序論　・生産工程　・生産の基本形態　・生産性と製品原価　・生産工学の重要性と役割	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】生産とは何かについて復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第3回	第2章　生産設計　・設計の目標　・部品の形状　・精度と仕上げ面粗さ　・標準部品　・価値分析　・グループテクノロジー	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】生産設計について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第4回	第3章　工程設計　・工程設計の意義　・加工法，加工順序の選択	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】工程設計について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第5回	第3章　工程設計　・工程設計　・検査，運搬，停滞の合理化	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】工程設計について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第6回	第4章　作業設計　・工具の設計　・ジグ，取付具の設計と選定	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】作業設計について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第7回	第4章　作業設計　・最適加工条件の決定　・標準時間と習熟効果　・サイクルタイム　・標準作業	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】作業設計について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第8回	第5章　生産管理　・生産計画　・生産負荷計画	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】生産管理について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第9回	中間試験及びその解説	【事前学習】これまでの講義内容について再度理解を深めること．【事後学習】これまでの講義内容について再度復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第10回	第5章　生産管理　・トヨタ生産方式　・シグナル方式	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】生産管理について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第11回	第6章　生産設備と配置計画　・生産設備の役割　・レイアウト	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】生産設備と配置計画について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第12回	第7章　生産設備の制御・保全と品質管理　・設備の制御　・製品の品質保証	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】生産設備の制御について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第13回	第7章　生産設備の制御・保全と品質管理　・製品の品質管理とその手法	【事前学習】教科書の関連個所を読み，理解できない個所をまとめておく．【事後学習】品質管理について復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第14回	平常試験及びその解説	【事前学習】これまでの講義内容について再度理解を深めること．【事後学習】これまでの講義内容について再度復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間
第15回	試験の解説及び生産システムに関する総括	【事前学習】これまでの講義内容について再度理解を深めること．【事後学習】これまでの講義内容について再度復習すること．	【事前学習】２時間【事後学習】２時間

その他

教科書	岩田一明，中沢弘『生産工学』機械系大学講義シリーズ　28 コロナ社 2003年第14版生産システムに関する基礎的な事柄が記述してあり，理解しやすい．
参考書	講義中に逐次紹介する．
成績評価の方法及び基準	2回の試験の結果をそれぞれ50点満点とし，合計100点満点で評価する．ただし，15回の授業時間のうち，6回以上欠席したものは採点対象としない．
定期試験等について	理解度確認期間(１４週目又は１５週目)に平常試験を実施予定
質問への対応	授業中に理解できないところがあった場合，質問内容を整理し授業終了後に質問すること．また，E-Mailにて連絡をしてくれれば，いつでも対応する．
研究室又は連絡先	内田元（S1705室 uchida.gen@nihon-u.ac.jp）
オフィスアワー	金曜駿河台 12:00 ～ 13:00 S1705室
学生へのメッセージ	設計工程，製造工程，検査工程の機能と役割に関する基本的な考え方を理解してくれることを望む．

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