2025年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 機械設計製図ⅡB | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 金子・今井 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G13D |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 機械設計製図ⅠAよりも高度な課題に対して,設計製図に関連する講義科目(材料力学・工業力学・機械要素など)の知識と自分のアイデアを盛り込んだ設計を行うことができる。機械設計製図IA・IB・ⅡAで学んだ知識を生かし,設計仕様を満たす機械設計ができる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 課題毎に設計に必要な講義を行う。また,機械設計経験をもとに,設計の考え方と図面への表し方について講義する。それらの講義に基づいて,各自に与えられた設計仕様に応じた設計書,組立図,部品図を作成する。提出された設計書および図面の審査を個別に行う。 |
履修条件 | 機械設計製図IA・IB・ⅡAを修得済みで,基礎的な製図法のルール,製図記号の意味等を十分に理解しておくことが望ましい。また,材料力学Ⅰ・Ⅱ,工業力学Ⅰ・Ⅱ,機械加工学Ⅰ・Ⅱ,機械要素を修得していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・6及びCP1・3・4・6に該当している。 |
授業計画
第1回 | 講義と演習1 機械要素と設計 | 【事前学習】機械要素と機械設計製図法を復習しておく。 【事後学習】機械設計製図ⅠA・ⅠBや機械要素の教科書を参照しながら復習する。 | . |
---|---|---|---|
第2回 | 「Vベルト変速機」の設計製図に関する講義1 | 【事前学習】Vベルト変速機の設計テキストを読んでおく。 【事後学習】ねじジャッキの機構について復習し,各自の仕様に基づき強度計算等を行う。 | . |
第3回 | 「Vベルト変速機」の設計製図に関する講義2 | 【事前学習】強度計算結果について,疑問点等を整理しておく。 【事後学習】設計書を作成する。 | . |
第4回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計・製図(組立図) | 【事前学習】設計書を作成する。 【事後学習】設計書に基づき組立図を描く。 | . |
第5回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計書,組立図の審査 | 【事前学習】設計書と組立図を完成させる。 【事後学習】審査結果に基づき,設計書と組立図の修正を行う。 | . |
第6回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計書,組立図の審査 | 【事前学習】修正した設計書と組立図を確認する。 【事後学習】審査結果に基づき,設計書と組立図の修正を行う。 | . |
第7回 | 講義と演習2 機械要素と設計 | 【事前学習】部品図を描く。 【事後学習】機械設計製図ⅠA・ⅠBや機械要素の教科書を参照しながら機械要素と設計について復習する。 | . |
第8回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計・製図(組立図,部品図) | 【事前学習】部品図を完成させる。 【事後学習】審査結果に基づき,図面を修正する。 | . |
第9回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計・製図(組立図,部品図) | 【事前学習】修正した図面を確認する。 【事後学習】審査結果に基づき,設計書と図面の修正を行う。 | . |
第10回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計書,組立図,部品図の審査 | 【事前学習】修正した図面を確認する。 【事後学習】審査結果に基づき,設計書と図面の修正を行う。 | . |
第11回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計書,組立図,部品図の審査 | 【事前学習】修正した図面を確認する。 【事後学習】審査結果に基づき,設計書と図面の修正を行う。 | . |
第12回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計書,組立図,部品図の審査 | 【事前学習】修正した図面を確認する。 【事後学習】審査結果に基づき,設計書と図面の修正を行う。 | . |
第13回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計書,組立図,部品図の審査 | 【事前学習】修正した図面を確認する。 【事後学習】審査結果に基づき,設計書と図面の修正を行う。 | . |
第14回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計書,組立図,部品図の審査 | 【事前学習】修正した図面を確認する。 【事後学習】審査結果に基づき,設計書と図面の修正を行う。 | . |
第15回 | 「Vベルト変速機」の設計製図 設計書,組立図,部品図の審査 | 【事前学習】修正した図面を確認する。 【事後学習】歯車ポンプの設計について復習する。 | . |
その他
教科書 | |
---|---|
参考書 |
機械製図と機械設計編集委員会 編 『JISによる機械製図と機械設計』 東京電機大学出版局 2023年 第2版
吉澤武男 編著 『新編JIS機械製図』 森北出版 2023年 第6版
吉本成香 他共著 『機械設計 機械の要素とシステムの設計』 オーム社 2017年 第2版
上記以外の参考書として,工業力学,材料力学,機械加工学,流体力学など他の関連科目の教科書およびJIS規格を参考にして設計すること。
|
成績評価の方法 及び基準 |
課題の設計書と図面の審査により評価する。 |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 講義後教室にて受け付ける。 また,各題目の審査担当教員,もしくは機械設計製図ⅡA責任者の金子が,メールにて随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
今井:6号館614B室,羽多野:6号館6110室,松田:7号館714室,田畑:6号館623B室,金子:7号館731/732室,中村:7号館742B室,大塚:7号館728室,武田:6号館6111室(審査日のみ) 金子 7号館3階731/732室 金子研究室(マイクロデザイン研究室) E-mail: takatou.minami@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:30 ~ 13:20 金子
|
学生への メッセージ |
各課題の講義時に配付される設計指導書に書かれている用語,計算式の意味を事前に調べて良く理解して審査に臨むこと。設計書で得られた仕様を図面にする時,その製作方法や組立方法等も十分考慮して図面を描くこと。 |