2025年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
| 科目名 | 機械加工学Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 渡邉 満洋 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | G33E |
| クラス | |||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 機械や部品は主に金属材料でできており，その材料を様々な理由により色々な形状へ加工して作製しています．したがって，機械加工はものづくりを行う上で欠かすことができないものであり，その手法を理解しておく必要があります．本授業科目では，機械加工の中でも主に「溶接・接合」，「付加製造（積層造形）」，「切削」に焦点を当て，これらの手法の原理やものづくりにおける役割等について理解することを目標とします． |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
対面授業 |
| 履修条件 | 機械加工学Ⅰを修得していることが望ましい． |
| ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連 | 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています． |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス | 【事前学習】シラバスの内容を確認し，本講義で取り扱う内容を概観しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
|---|---|---|---|
| 第2回 | ＜溶接・接合＞ ・溶接の概要 ・溶接方法の分類 ・被覆アーク溶接 ・被覆アーク溶接棒 ・被覆剤の作用 | 【事前学習】教科書の3.1節，3.2.1項（1）を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第3回 | ・アーク現象 ・溶着現象 | 【事前学習】教科書の3.2.1項（2），3.2.1項（3）を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第4回 | ・サブマージアーク溶接 ・TIG溶接 ・MIG溶接 | 【事前学習】教科書の3.2.2項，3.2.3項を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第5回 | ・炭酸ガスアーク溶接 ・ノンガスシールドアーク溶接 ・スタッド溶接 | 【事前学習】教科書の3.2.4項，3.2.5項，3.2.6項を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第6回 | ・高エネルギー密度溶接について ・電子ビーム溶接 | 【事前学習】教科書の3.2.8項を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第7回 | ・電子ビーム溶接における各種パラメータと溶接性について | 【事前学習】教科書の3.2.8項を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第8回 | ・レーザ溶接 ・プラズマ溶接 ・圧接 | 【事前学習】教科書の3.2.11項，3.2.12項，3.4節を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第9回 | ・固相接合 | 【事前学習】教科書の3.4節を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第10回 | ＜付加製造＞ ・付加製造の概要 ・液槽光重合 ・粉末床溶融結合 ・結合剤噴射 | 【事前学習】付加製造における授業内容該当箇所を調べておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第11回 | ・シート積層 ・材料押出し ・材料噴射 ・指向性エネルギー堆積 | 【事前学習】付加製造における授業内容該当箇所を調べておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第12回 | ＜切削＞ ・切削加工の概説 ・切削加工の様式 ・切削理論の概要 | 【事前学習】教科書の6.1節，6.2節，6.3.1項を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第13回 | ・切削温度 ・切削剤 ・工具材料 | 【事前学習】教科書の6.3.2項，6.3.3項，6.4節を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第14回 | 理解度確認試験及びその解説 または ・旋盤 ・フライス盤 ・研削 | 【事前学習】これまでの授業内容を見直しておくこと 【事後学習】これまでの授業内容の復習 または 【事前学習】教科書の6.10節，6.12節を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
| 第15回 | 理解度確認試験及びその解説 または ・旋盤 ・フライス盤 ・研削 | 【事前学習】これまでの授業内容を見直しておくこと 【事後学習】これまでの授業内容の復習 または 【事前学習】教科書の6.10節，6.12節を読み，理解しておくこと 【事後学習】今回の授業内容の復習 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
その他
| 教科書 |
竹中規雄 他 『機械工作法』 産業図書 1982年
機械加工学Ⅰと同じ教科書を使用します．
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| 参考書 |
溶接学会編 『溶接・接合便覧』 丸善 1990年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートと理解度確認試験等により総合的に評価します． |
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定期試験等に ついて |
理解度確認期間(１４週目又は１５週目)に平常試験を実施予定 |
| 質問への対応 | 授業中に理解できないところがあった場合は質問内容を整理して，その授業回の終了後または直近のオフィスアワーに声をかけてもらえれば，その都度個別に対応します． |
| 研究室又は 連絡先 |
研究室：7号館2階720室 Email：watanabe.mitsuhiro@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ～ 13:10
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| 学生への メッセージ |
理解度確認試験は第14回または第15回に実施します．どちらの授業回で実施するかについては，日程が近付いてから授業内でお知らせします． |