2025年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 力学の基礎演習 | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 増田 開 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H32A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 本講義では,理解する上で必要になる数学知識の復習,物理の基礎的な内容を復習しながら演習問題に取り組み理解を深めることを目的とします.なお,本授業科目はDP1・3・4及びCP1・3・4に該当しています. |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業で実施します. 講義を中心に,適宜演習を実施する予定です. 企業での設計・開発の経験を生かして指導します. |
履修条件 | 高等学校の教科書レベルの力学/微分積分/行列/ベクトルの知識を有していることが望ましい. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4及びCP1・3・4に該当しています. |
授業計画
第1回 | 授業内容全体の説明 | 【事前学習】シラバスについてよく読んでおく 【事後学習】学習計画を立てる | 【事前学習】 0.25時間 【事後学習】 0.75時間 |
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第2回 | 運動の記述 | 【事前学習】位置・速度がどのように定義されるか調べておく 【事後学習】微分積分を用いた運動の記述になれる | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第3回 | 微分法①(基本編) | 【事前学習】高等学校の微分積分についてその意味を復習しておく 【事後学習】微分の基本的な性質について復習し理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第4回 | 微分法②(積の微分・合成関数の微分) | 【事前学習】微分の基本的な性質を復習しておく 【事後学習】授業内の例題を再度自分で解き,理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第5回 | 微分法③(分数関数の微分)・微分演習 | 【事前学習】「積の微分」と「合成関数の微分」について復習しておく 【事後学習】演習の問題の解説を再度確認し,理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第6回 | 積分法①(基本編・部分積分) | 【事前学習】微分法の復習しておく 【事後学習】授業内の例題を再度自分で解き,理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第7回 | 積分法②(置換積分) | 【事前学習】積分の基本的な性質を復習しておく 【事後学習】授業内の例題を再度自分で解き,理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第8回 | 積分法③(まとめ)・積分演習 | 【事前学習】「部分積分」や「置換積分」等について復習しておく 【事後学習】演習の問題の解説を再度確認し,理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第9回 | 逆三角関数 | 【事前学習】微分法,積分法について復習しておく 【事後学習】授業内の例題を再度自分で解き,理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第10回 | 運動の法則 | 【事前学習】ニュートンの3法則について復習しておく 【事後学習】ニュートンの3法則について理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第11回 | 放物運動① | 【事前学習】高等学校で習った放物運動(斜方投射)について復習しておく 【事後学習】授業内の例題を再度自分で解き,理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第12回 | 放物運動②・単振動① | 【事前学習】高等学校で習った単振動について復習しておく 【事後学習】単振動の運動方程式を再度自分で記述する | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第13回 | 単振動② | 【事前学習】単振動①の内容を復習しておく 【事後学習】授業内の例題を再度自分で解き,理解を深める | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第14回 | 平常試験 | 【事前学習】今まで内容を全て復習する 【事後学習】試験で解けなかった問題を確認する | 【事前学習】 0.5時間 【事後学習】 0.5時間 |
第15回 | 平常試験の解説および授業全体の復習 | 【事前学習】今まで内容を全て復習する | 【事前学習】 1.0時間 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
和達三樹 『ゼロからの力学 I』 岩波書店 2005年
橋元淳一郎 『単位が取れる力学ノート 』 講談社 2002年
上記以外にも,大学の物理と数学に関する良い入門書は数多く存在します.自分にあった本を見つけて,1冊通読してください.
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(50~90%),その他課題等(10~50%)で評価します. |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 随時対応します. |
研究室又は 連絡先 |
研究室:3号館2階326B 連絡先:masuda.kai@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 船橋 13:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
本授業は,物理の基礎的な内容の理解を目的としています. 物理が苦手な方も,克服できるように一緒に頑張りましょう. |