2025年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 空力設計法 | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 丸山 大悟 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H53E |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 航空機の空力設計をする際に必要となる基礎知識および概念設計法の修得を目的とし、このことを通じて航空機全般に関する知識を高める。 この授業では,主に以下のような能力を身につけることを目標とする。 ・航空機の翼や機体形状の空力効果を理解し,個々の航空機の形状的特徴を説明する能力。 ・航空機の構成要素のテクニカルデータをもとにして航空機の概念設計をする能力。 ・空気力学と力学の知識をもとにして,航空機の基本性能を数理的に解析する能力。 ※ 本授業科目はDP1・2・3及びCP1・2・3に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業:スライドを用いた解説を行う。 |
履修条件 | 「航空力学I」「航空力学II」を修得していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・2・3及びCP1・2・3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 導入:講義の概要,基礎(翼理論,推進工学,大気) | 【事前学習】「航空力学I」「航空力学II」の内容を理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 性能理論 その1 :水平飛行(巡航) | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 性能理論 その2:航続距離,滞空時間 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 性能理論 その3 :揚抗比の改善 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 性能理論 その4:離着陸 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 性能理論 その5 :高揚力の発生 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 性能理論 その6 :高速飛行 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 性能理論 その7 :高速空気力学 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 性能理論 その8 :上昇飛行 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 性能理論 その9 :旋回飛行 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 理解度確認のための演習と解説 | 【事前学習】配布資料,提出課題の見直しをしておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 概念設計 その1:サイジング(重量推算法)の基礎 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 概念設計 その2:サイジングの実際,演習 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 航空機空力設計に関する最近の話題 | 【事前学習】講義資料の該当する部分を読んで理解しておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 理解度確認のための演習と解説 | 【事前学習】配布資料,提出課題の見直しをしておくこと。 【事後学習】授業内容をもとに,復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
その他
教科書 |
独自の講義資料を配布する。
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参考書 |
(1) J. D. Anderson, Jr. “Introduction to Flight (8th ed)” [978-0078027673] McGraw-Hill(この本の第6章[性能理論]を使用する),(2) D. P. Raymer “Aircraft Design: A Conceptual Approach (5th ed)” [978-1600869112] AIAA Education Series(この本の第1~4章を使用する),(3) 牧野光雄「航空力学の基礎 (第3版)」[978-4782841044] 産業図書,(4) 李家賢一,新井隆景,浅井圭介「空気力学入門」 [978-4621089934] 航空宇宙工学テキストシリーズ 丸善出版
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成績評価の方法 及び基準 |
複数の課題を課し,提出されたレポートの内容で評価する。 |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 授業中,授業後,オフィスアワー等で対応します. 授業外での相談については,下記メールで調整ください. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎3号館334室,メールアドレスは講義中に指示します. |
オフィスアワー |
火曜 船橋 10:15 ~ 12:15 メールによる質問は随時
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学生への メッセージ |
最近の空力設計法の話題も提示します. |