2025年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電気工学のための数学 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 星野 貴弘 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | I42A |
クラス | A | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気工学の専門科目では様々な数式を扱います。その理由の1つとして電気工学全般で現れる数式には物理的な意味や物理現象を含んでいるからです。本講義では,電気電子工学の基礎科目となる電気回路,電子回路,電磁気学などで必要とされる数学的基礎を養い,数式を電気工学の専門科目で自由自在に使いこなせる知識を得る事を目的としています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 授業は,基本的にパワーポイントを用いて進みます。受講者は,事前に授業のスライドを印刷するか,ノートPC,タブレット等にスライドデータをダウンロードするなどしてから受講してください。授業資料はスマートフォンでの閲覧を想定していませんので注意してください。 |
履修条件 | 選択科目 特になし |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3・5及びCP3・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 講義概要 本講義で対象とする学習項目,必要となる数学的知識,成績評価等について | 事前学習:高校数学(数学Ⅰ~Ⅲ,A, B)の内容を復習する | 事前:4時間 |
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第2回 | -関数1-(1.1※) ※教科書の対応する章,節番号 三角関数,加法定理,逆三角関数 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第3回 | -関数2-(1.2) 指数関数,対数関数 ,常用対数,自然対数,双曲線関数 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第4回 | -微分-(2.1, 2.2) 微分の定義,合成関数の微分,高階微分,偏微分 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第5回 | -積分1-(2.3, 2.4) 原始関数と不定積分,置換積分,部分積分法 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第6回 | -積分2-(2.4) 定積分, 多重積分 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第7回 | -積分3-(2.4) 線積分, 面積分 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第8回 | 中間理解度確認試験(第1回~第7回の内容) | 事前学習:中間理解度確認試験の対策 | 事前:4時間 |
第9回 | -ベクトルの基礎1―(4.1~4.3) ベクトルの概念,ベクトルの基本演算,単位ベクトル,スカラ積 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第10回 | -ベクトルの基礎2-(4.4) ベクトル積,スカラ積とベクトル積の性質 -ベクトルの微分演算1-(4.5, 4.6) 勾配 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第11回 | -ベクトルの微分演算2-(4.5, 4.6) 発散,回転,関連する定理・法則 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第12回 | -行列1-(3.1,3.2) 行列の基本,行列の基本演算,いろいろな行列 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第13回 | -行列2-(3.2, 3.3) 逆行列の基本,行列と連立方程式,行列式(2次,3次) | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第14回 | -複素数―(5.1, 5.2) 複素数の基本演算,複素数の表現形式,オイラーの公式,ド・モアブルの定理 | 事前学習:前回内容の復習,教科書の該当箇所をよく読み,疑問点等を整理する。 事後学習:出題された演習・レポート課題及び関連する教科書の類題を解く。 | 事前:2時間 事後:2時間 |
第15回 | 期末理解度確認試験・解説 (第9回~第14回の内容) | 事前学習:期末理解度確認試験の対策。 | 事前:4時間 |
その他
教科書 |
浜松芳夫・星野貴弘 『理工系のための数学入門 微分積分・線形代数・ベクトル解析』 オーム社 2020年 第1版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
全授業回数の3分の2回以上出席した学生に対して以下の配分に基づき成績評価を行う。 ①演習・レポートの評価:20% ②理解度確認試験(中間・期末):80% |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 随時対応します。電話またはメールで連絡下さい。日時を設定します。 原則,授業内の演習課題はその講義中に,レポート課題の解答は次回の講義時に解説します。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 タワースコラ16階S1602室 Tel:03-3259-0769 E-mail:hoshino.takahiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:30 ~ 13:30 電気共通室 6号館1階618室
木曜 船橋 09:30 ~ 10:20 電気共通室 6号館1階618室
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学生への メッセージ |
微分積分学,線形代数も併せて受講することを薦めます。本科目で対象とする基本的な数学を理解した上で専門科目を学習する際に数学的な操作・手続きで躓かないようにしましょう。 |