2025年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 通信法規 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 丸山 貴史 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I61M |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | (1)IT(情報通信技術)を活⽤した⾼度情報通信ネットワーク社会を支え、発展させる枠組みとしての通信法規について、その法体系と主要な法律の概要を習得する。 (2)条文を覚えるだけでなく、その技術的な背景を理解する。 (3)法規の観点で情報通信技術の動向を把握する。 (4)必要に応じて関連する条⽂を⾃分で調べることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業 企業における無線通信分野の研究開発の実務経験をもとに、通信法規を実務で用いる場面や特に注意するべき点を紹介し、理解を高める。 |
履修条件 | 第1級陸上特殊無線技士等の免許を申請するための必須科目なので、申請に必要な他の科目も履修することが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3・5及びCP3・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 講義内容の説明: 本科目の位置付け、重要性を確認する。 無線従事者国家資格の種類を把握する。 | 【事前学習】シラバスを読み、本科目の内容を確認する。 【事後学習】講義内容を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
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第2回 | 無線通信技術の概要1: 通信法規を理解するうえで必要となる無線通信技術を学ぶ。 | 【事前学習】教科書の該当部分を一通り読んでおく。 【事後学習】講義内容を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第3回 | 無線通信技術の概要2: 通信法規を理解するうえで必要となる無線通信技術を学ぶ。 | 【事前学習】教科書の該当部分を一通り読んでおく。 【事後学習】講義内容を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第4回 | 電波法関連法令、電波法総則: 電波法に関連する条約、法令等を学ぶ。 電波法の全体を確認する。 | 【事前学習】教科書の該当部分を一通り読んでおく。 【事後学習】講義内容を復習する。演習があった場合は問題を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第5回 | 無線局の免許1: 免許制度の概要を学ぶ。 | 【事前学習】教科書の該当部分を一通り読んでおく。 【事後学習】講義内容を復習する。演習があった場合は問題を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第6回 | 無線局の免許2: 免許制度の概要を学ぶ。 | 【事前学習】教科書の該当部分を一通り読んでおく。 【事後学習】講義内容を復習する。演習があった場合は問題を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第7回 | 無線設備1: 無線設備の技術的条件について学ぶ。 | 【事前学習】教科書の該当部分を一通り読んでおく。 【事後学習】講義内容を復習する。演習があった場合は問題を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第8回 | 無線設備2: 無線設備の技術的条件について学ぶ。 | 【事前学習】教科書の該当部分を一通り読んでおく。 【事後学習】講義内容を復習する。演習があった場合は問題を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第9回 | 事例紹介: 実験局等の事例から、通信法規がどのように使われているかを把握する。 | 【事前学習】無線局の免許、無線設備を振り返っておく。 【事後学習】講義内容を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第10回 | 無線従事者、無線局の運用1: 無線従事者の制度について学ぶ。無線局の運用について学ぶ。 | 【事前学習】教科書の該当部分を一通り読んでおく。 【事後学習】講義内容を復習する。演習があった場合は問題を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第11回 | 無線局の運用2、監督: 無線局の運用について学ぶ。無線局の監督について学ぶ。 | 【事前学習】教科書の該当部分を一通り読んでおく。 【事後学習】講義内容を復習する。演習があった場合は問題を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第12回 | 放送法: 放送法および放送の動向について学ぶ。 | 【事前学習】全体の復習を一通り行う。 【事後学習】講義内容を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第13回 | 無線通信の動向: 通信および通信法規の現在の動向を把握する。 | 【事前学習】全体の復習を一通り行う。 【事後学習】講義内容を復習する。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第14回 | まとめ及び総合演習 | 【事前学習】全体の復習を一通り行う。 【事後学習】演習の振り返りを行う。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
第15回 | 平常試験及びその解説 | 【事前学習】講義および演習の復習を行い、試験に備える。 【事後学習】試験の振り返りを行う。 | 事前学習2時間 事後学習2時間 |
その他
教科書 |
相河 聡 『無線技術者のための電波法概説』 森北出版 2012年 第2版
[ISBN978-4-627-73922-2]
法令の改正に伴い第2版以降を用いるものとします。
第2版であっても刷数によっては修正があります。出版社の正誤表を確認してください。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
試験(60%)、演習および小テスト(40%)。提出された内容を総合的に判断して評価を行います。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 授業時間内に質問してください。 授業後の場合は電子メールにて連絡をください。返信に時間を要する場合があります。 |
研究室又は 連絡先 |
講義の中で提示します。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
本科目は覚えることが多くなってしまいますが、単に暗記するのではなく、背景にある技術や現在の動向なども把握して、今後使える知識として身につけると良いと思います。 |