2025年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 電磁波工学 | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 瀧川 道生 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J21C |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 情報化社会を担う無線システムにおいて、電磁波工学は必要不可欠な知識である。これまでに学んだAmpereの法則や Faradayの法則などを基に、Maxwellの方程式から出発し、電波が波動として空間を伝わるメカニズムを理解できることを目標とします。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業 講義形式で演習や課題を通して、理解を深めながら進めます。 また、担当教員の電機メーカにおける研究・開発経験を活かして、実例にも触れながら講義を行います。 |
履修条件 | 電磁気学Ⅰ、電磁気学Ⅱを履修していることが望ましいです。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3及びCP3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 「講義内容の説明」 電磁波の歴史やその利用を通して、この授業の重要性、位置付けについて説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
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第2回 | 「分布定数線路1」 電信方程式による分布定数線路上の電圧、電流の一般解について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | 「分布定数線路2」 分布定数線路上の波動の伝搬特性と、負荷インピーダンスの不整合に起因する反射係数、分布定数線路上に生じる定在波について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 「伝送線路の種類」 伝送線路内の伝搬について説明します。また、インピーダンス特性を表現することができるスミスチャートの構成原理と使用法についても説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 「Maxwellの方程式」 電磁波の存在を予言したMaxwellの方程式をAmpereの法則、Faradayの法則から導き、その物理的意味を説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | 「波動方程式」 Maxwellの方程式から波動方程式を導出します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | 「平面波1」 直角座標における2階の偏微分方程式の一般解を導き、電磁波の理想的なモデルである平面波について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | 「平面波2」 固有インピーダンス、ポインティングベクトルについて説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | 「平面波の反射・透過1」 平面波が異なる媒質の無限平面に入射したときの電磁界について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | 「平面波の反射・透過2」 平面波が異なる媒質の無限平面に垂直入射したときの反射・透過係数について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | 「平面波の反射・透過3」 平面波が異なる媒質の無限平面に斜入射したときの反射・透過係数について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | 「導波管1」 波動方程式の直角座標、円柱座標、極座標における一般解について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | 「導波管2」 導体で囲まれた空間内の伝搬について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | 平常試験及びその解説 | 【事前学修】平常試験に対して、これまでの内容を復習しましょう。 【事後学修】平常試験の内容を見直して、理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 「第1-14回のおさらい」 これまでの講義のおさらいをして、理解を深めていきます。 | 【事前事後学修】これまでのノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
その他
教科書 |
高橋 応明 『電磁波工学入門』 数理工学社 2011年 第1版
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参考書 |
長谷部 望 『電波工学(改訂版)』 コロナ社 2005年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
授業中の評価及び提出物の評価(30%)、平常試験の評価(70%) |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
4号館435室 takikawa.michio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:15 ~ 13:15
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学生への メッセージ |