2025年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 線形代数学Ⅰ | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 林 誠 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J31A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 1.ベクトルの概念を復習し, 平面図形および空間図形の理解とその応用を学習する. 2.行列の概念を導入し, 基本的な計算技術を習得する. その性質を用いて連立(多元)1次方程式の解法を修得する. |
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授業形態及び 授業方法 |
対面にて授業を行う. |
履修条件 | 高校でベクトルの分野を履修していることが望ましい. 履修していない学生は事前学習に従い,予習をしておくこと. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当する。 |
授業計画
第1回 | 教科書,参考書,単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識の説明と確認をする。 平面のベクトル(1):平面のベクトルの演算則ついて学ぶ。 | 【事前学習】テキスト1ページから10ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
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第2回 | 平面のベクトル(2):ベクトルの内積の性質、ベクトルの平行と垂直について学ぶ。 | 【事前学習】テキスト11ページから18ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第3回 | 平面ベクトルの図形への応用:直線のベクトル表示、点と直線との距離について学ぶ。 | 【事前学習】テキスト19ページから24ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第4回 | 平面ベクトルの復習とまとめ | 【事前学習】テキスト25ページから26ページの問題を解いておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第5回 | 空間のベクトル:空間ベクトルの演算、空間ベクトルの成分による計算、ベクトルの内積の性質と成分による計算について学ぶ。 | 【事前学習】テキスト27ページから34ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第6回 | 空間ベクトルの図形への応用(1):直線の方程式、平面の方程式ついて学ぶ。 | 【事前学習】テキスト35ページから39ページを読んで理解しおくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第7回 | 空間ベクトルの図形への応用(2):点と平面との距離,球のベクトル方程式について学ぶ。 | 【事前学習】テキスト40ページから42ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第8回 | ベクトルの線形独立、線形従属:ベクトルの線形独立と線形従属について学ぶ。 空間ベクトルの復習とまとめ | 【事前学習】テキスト43ページから48ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第9回 | 行列の定義と演算:行列の和と差、数との積、行列の積と演算法則について学ぶ。 | 【事前学習】テキスト49ページから61ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第10回 | 転置行列,正則行列:転置行列とその性質、対称行列と交代行列、逆行列と正則行列の性質などを学ぶ。 | 【事前学習】テキスト62ページから70ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第11回 | 連立1次方程式と行列(1):行基本変形による連立1次方程式の解法について学ぶ。 | 【事前学習】テキスト71ページから75ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第12回 | 連立1次方程式と行列(2):逆行列と連立1次方程式:行基本変形を用いた逆行列を求める計算方法について学ぶ。 | 【事前学習】テキスト76ページから79ページを読んで理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第13回 | 連立1次方程式と行列(3):行基本変形による連立1次方程式の解法と行列の階数について理解を深める。 | 【事前学習】テキスト80ページから82ページを復習して理解しておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第14回 | 行列および連立1次方程式の行列による解法についての復習とまとめ | 【事前学習】テキスト83ページから84ページの問題を解いておくこと 【事後学習】講義内容の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第15回 | 平常試験及びその解説。 | 【事前学習】講義ノートを読んで試験に備える | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
その他
教科書 |
高遠節夫 ほか5名 『新 線形代数 改訂版』 大日本図書 2021年
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(90%)と課題(10%)により総合評価する. |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 授業の前後およびメールにて対応する. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館4階846A室 hayashi.makoto@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ~ 13:10 船橋校舎8号館4階846A
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学生への メッセージ |
空間ベクトルの図形への応用・基本変形による連立1次方程式の解法をしっかり修得してください。授業には熱意を持って取り組むことを望んでください。 |