2025年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 超高周波工学 | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 瀧川 道生 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J41G |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 高周波エレクトロニクス技術の基本的な要素であるマイクロ波を中心とした高周波の伝送、各種高周波機器およびその応用の実態について、知識と理解を深めることを目標とします。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 講義形式で演習や課題を通して、理解を深めながら進めます。 また、担当教員の電機メーカにおける研究・開発経験を活かして、実例にも触れながら講義を行います。 |
履修条件 | 「電磁波工学」を履修していることが望ましいです。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3及びCP3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 「講義内容の説明、分布定数線路」 この授業の重要性、位置付けを明確にします。また、電信方程式による分布定数線路上の電圧、電流の一般解について説明します。 | 【事前学修】シラバスに目を通してください。教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
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第2回 | 「分布定数線路における波動伝搬」 分布定数線路上の波動の伝搬特性と、負荷インピーダンスの不整合に起因する反射係数、分布定数線路上に生じる定在波について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第3回 | 「2端子対回路」 2端子対パラメータであるZパラメータ、Fパラメータと、2端子対回路表現の応用としての | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第4回 | 「2端子対回路表現の応用」 分布定数線路を用いたインピーダンス変換やインピーダンス整合について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第5回 | 「散乱行列」 散乱行列(Sマトリクス)について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第6回 | 「スミスチャート1」 スミスチャートの特徴について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第7回 | 「スミスチャート2」 スミスチャートの活用法について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第8回 | 「各種線路における高周波伝送1」 伝送モードであるTEM、TE、TMモードについて説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第9回 | 「各種線路における高周波伝送2」 平行2線、平行板線路、同軸線路、ストリップ線路における高周波の伝送について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第10回 | 「各種線路における高周波伝送3」 方形導波管における高周波の伝送について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第11回 | 「各種線路における高周波伝送4」 円形導波管における高周波の伝送について説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第12回 | 「マイクロ波回路」 高周波の受動回路素子である減衰器、マジックT、方向性結合器、共振器などについて説明します。 | 【事前学修】教科書の該当箇所を読んで、理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】次回小試験がある場合にも対応できるように、ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第13回 | 「マイクロ波の放射」 マイクロ波を空間に放射するためのアンテナについて説明します。 | 【事前学修】これまでに学んだことを復習しましょう。理解できない箇所を質問できるようにまとめておきましょう。 【事後学修】ノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第14回 | 平常試験及びその解説 | 【事前学修】平常試験に対して、これまでの内容を復習しましょう。 【事後学修】平常試験の内容を見直して、理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
第15回 | 「総まとめ」 第1回から第14回目までのまとめをします。 | 【事前事後学修】これまでのノートおよび教科書の内容を見直して理解を深めましょう。 | 【事前学修】 2時間 【事後学修】 2時間 |
その他
教科書 |
平田 仁 『マイクロ波工学の基礎』 オーム社 2022年 第1版
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参考書 |
講義の時に提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業中の評価及び提出物の評価(30%)、平常試験の評価(70%) |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
4号館435室 takikawa.michio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:15 ~ 13:15
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学生への メッセージ |
しっかり予習復習しましょう。 |