2025年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 組込システムⅡ | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 松野・望月 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K41E |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 組込みシステム開発のために,マルチコア,リコンフィギャラブルシステムといったハードウェア設計,要求分析やV&Vといったソフトウェア設計の双方を理解することができる。また,交通・医療・通信分野における組込みシステムの技術動向を踏まえて,組込みシステムの将来像を考察することができる。後半では組込みシステムの開発に必須な安全分析、モデリング手法を実際のツールを用いて学修する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業。講義および演習による。 |
履修条件 | 選択,計算機工学I・II,ソフトウェア工学,および組込システムIを修得,ないしは,受講していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 組込みシステムの変遷 ハードウェア・ソフトウェア・システムのそれぞれの側面から,組込みシステムの変遷について説明する。 | 【事前学修】事前に指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
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第2回 | 組込みシステムにおける計算機アーキテクチャの動向 ARMやRISC-Vといった計算機アーキテクチャの動向について学ぶ。 | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | 組込みシステムを支えるハードウェア技術(1) プログラマブルデバイスの種類や特徴を示すとともに,SoC(System on Chip)の概要について学ぶ。 | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 組込みシステムを支えるハードウェア技術(2) マルチコア技術の概要や応用事例について学ぶ。 | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 組込みシステムを支えるハードウェア技術(3) リコンフィギャラブルシステムの概要や応用事例について学ぶ。 | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | 組込みシステムのハードウェア面から見た高信頼・安全性設計手法 ハードウェア面から見た高信頼・安全性設計手法を学ぶ。 | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | 組込みシステムの産業応用に関する動向 交通・医療・通信分野における組込みシステムの技術動向について学ぶ。 | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | 組込みシステムのハードウェア技術に関する小テストとその解説 | 【事前学修】これまでのハードウェア技術に関する授業内容や演習を復習し、授業に臨むこと 【事後学修】総合試験の内容を振り返り、組込みシステムのハードウェア技術の理解を深めること | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第9回 | システムの安全性、ディペンダビリティについて学ぶ | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | システムのモデリング手法を学ぶ(1) | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | システムのモデリング手法を学ぶ(2) | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | システムの安全性分析手法を学ぶ(1) 直列系・並列系システムや2線式論理回路等,組込みシステムで用いられる信頼性・安全性技術の基礎を学ぶ。 | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | システムの安全性分析を学ぶ(2) | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | システムの安全性、ディペンダビリティ保証について学ぶ | 【事前学修】授業内で指示した参考文献を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 組込みシステムのソフトウェア技術(モデリング手法、安全性分析手法、保証手法)に関する理解度確認およびその解説 | 【事前学修】これまでのソフトウェア技術に関する授業内容や演習を復習し、授業に臨むこと 【事後学修】総合試験の内容を振り返り、組込みシステムのソフトウェア技術の理解を深めること(60分) | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
その他
教科書 |
教科書は第1回授業内で指示する。
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参考書 |
参考書は第1回授業内で指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
演習(50%)・小テスト(20%)・理解度確認(30%)により総合評価する。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 講義に関する質問は随時,授業中や研究室またはメールで受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
松野裕(船橋校舎2号館243室):matsuno.yutaka@nihon-u.ac.jp 望月寛(船橋校舎2号館244室):mochiduki.hiroshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ~ 13:10 松野 裕
木曜 船橋 10:40 ~ 11:40 望月 寛
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学生への メッセージ |
組込みシステムは,現在,あらゆる家電製品や産業機器に用いられており,情報工学分野において必須の技術となってきている。受講学生には積極的な態度で講義に臨むことを期待する。 |