2025年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
| 科目名 | 基礎生命科学 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 1年 |
| 担当者 | 谷川・鈴木 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 金曜3 金曜4 |
| 校舎 | 駿河台 船橋 | 時間割CD | L15M L53B L54A |
| クラス | A,B，再履修 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 生化学，分子生物学，生命有機化学，天然物化学，微生物学などの生命系の学問の土台として の生物学および化学の基本的な考え方と基礎知識の習得を目的とする.生命とは何かという概念 を，物質面（構造）と機能面から化学の言葉で理解できるようになる. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
対面授業を行う． |
| 履修条件 | 高校で生物を履修していないものは，高校の教科書または参考書を入手しておくことが望ま しい． |
| ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連 | 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています． |
授業計画
| 第1回 | 「生体分子・生命科学とは？」 | 【事前学習】参考書：序論を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「生命の特徴が言える．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
|---|---|---|---|
| 第2回 | 「細胞の構造，細胞膜と物質輸送」 | 【事前学習】参考書：11章，4章-4を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「細胞の構造が書ける，細胞内小器官(特にリボソーム)の名前と働きが言える，３種類の物質輸送が言える．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第3回 | 「アミノ酸とタンパク質の構造」 | 【事前学習】参考書：6章-1, 6章-2, 6章-3を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「アミノ酸，ペプチド，タンパク質の構造が説明できる，簡単なアミノ酸とペプチドの構造が書ける．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第4回 | 「酵素」 | 【事前学習】参考書：7章を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「酵素の特徴が説明できる．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第5回 | 「ＡＴＰの生合成」 | 【事前学習】参考書：2章-1，3章を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「呼吸・発酵・光合成の違いが説明できる．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第6回 | 「呼吸」 | 【事前学習】参考書：3章を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「動物細胞のエネルギー生産が説明できる．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第7回 | 「タンパク質の生合成」と「小テスト＆解説」 | 【事前学習】参考書：9章-4を読んでわからないことをまとめておく．小テストのための勉強をしておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「細胞内でのタンパク質の合成が説明できる．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第8回 | 「遺伝１：遺伝の法則-体細胞分裂と減数分裂」 | 【事前学習】参考書：9章緒言，11章-4を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「メンデルの遺伝の法則が説明できる．体細胞分裂と減数分裂の違いが説明できる．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第9回 | 「遺伝２：染色体と遺伝子，受精，性と遺伝」 | 【事前学習】参考書：9章-1を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「体細胞→配偶子→受精における染色体数の変化を言える．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第10回 | 「遺伝３：核酸とＤＮＡの構造」 | 【事前学習】参考書：9章-1を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「核酸の構造が説明できる，ATPの構造が書ける．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第11回 | 「遺伝４：ＤＮＡの複製」と「小テスト＆解説」 | 【事前学習】参考書：9章-1，9章-2を読んでわからないことをまとめておく．小テストのための勉強をしておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「塩基対形成（DNA対DNA，tRNA対mRNA）が説明できる，複製に関わる分子が言える．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第12回 | 「糖質」 | 【事前学習】参考書：1章-1～5, 1章-7, 1章-9, 1章-10を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「糖質の基本的な分類が言える，単糖（グルコースなど数種類のみ）の鎖状及び環状構造が書ける, 主な単糖・二糖・多糖が言える．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第13回 | 「脂質１」 | 【事前学習】参考書：4章-1，4章-2, 4章-4を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「脂質の分類が言える. 脂肪酸・アシルグリセロールの構造が分かる（書けなくても良い，見て区別が出来る）．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第14回 | 「脂質２」 | 【事前学習】参考書：4章-1，4章-2, 4章-4を読んでわからないことをまとめておく 【事後学習】以下の項目についてまとめる 「脂質の分類が言える. 糖脂質・リン脂質の構造が分かる（書けなくても良い，見て区別が出来る），細胞膜の基本構造が説明できる．」 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第15回 | 「平常試験とその解説」 | 【事前学習】試験に備えて全体の復習を行う 【事後学習】試験の内容を参考に復習を行うこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
その他
| 教科書 | |
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| 参考書 |
秋久俊博・長田洋子 『生体分子化学 [ISBN13:9784320043824]』 共立出版 2010年 第第2版版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
平常試験（65％）と2回実施する小テストまたは課題（35%）で評価する． 出題比率は[鈴木：谷川＝6：4] |
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定期試験等に ついて |
理解度確認期間(１４週目又は１５週目)に平常試験を実施予定 |
| 質問への対応 | 基本的には，授業時間中と終了直後に対応．メールと訪問も可． |
| 研究室又は 連絡先 |
鈴木（駿河台228A室，suzuki.yuusuke＠nihon-u.ac.jp），谷川（駿河台203室，tanigawa.minoru＠nihon-u.ac.jp） |
| オフィスアワー |
水曜 駿河台 10:00 ～ 12:00 谷川
水曜 駿河台 10:00 ～ 12:00 鈴木
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| 学生への メッセージ |
授業計画欄に各回の参考書範囲と目標を記したので，しっかり確認しておくこと．やる気のある学生諸君と共に考え共に学ぶのを楽しみにしています．やる気のない（騒がしい）者には退出を命じます． |