2025年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 力と運動の物理学Ⅰ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 伴 周一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | L33A |
クラス | A |
概要
学修到達目標 | 物理学の基礎である力学についての基礎的な事柄を講義する。 ニュートンの運動方程式を理解し活用できるようにする。また、エネルギーや運動量、角運動量といった概念を身につけることを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業による講義形式。高校で物理を履修しなかった学生にも配慮し、いきなり一般論を展開することは避け、なるべく簡単な例から出発し、徐々に一般的な場合に進む方法で講義を行う。随時、講義と関連する資料・データを提供し、演習・課題を実施し、講義とあわせて深い理解に到達することを目標とする。 |
履修条件 | 選択科目 基礎教育科目・基礎科学分野・物理学系 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 1.学修方法・学修リテラシー 直線運動(1): 物体の位置と速度の関係 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第1回授業の内容について、教科書を用いて予習する。 【事後学習】学修方法の確認をする。提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第1回授業の内容について復習する。 | 【事前学習】(60分) 【事後学習】(180分) |
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第2回 | 2.直線運動(2): 物体の速度と加速度の関係、重力加速度について ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第2回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第2回授業の内容について復習する。関係例題を解く。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第3回 | 3.ベクトル: ベクトルの定義、直交座標系とベクトルの成分、位置ベクトル、ベクトルのスカラー積 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第3回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第3回授業の内容について復習する。関係例題を解く。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第4回 | 4.平面運動: 位置ベクトル、速度ベクトルと加速度ベクトルの関係、簡単な質点の運動例(単振動、等速円運動) ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第4回目の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第4回授業の内容について復習する。関係例題を解く。第1~4回授業の内容について振り返り学修を行う。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第5回 | 5.運動の法則(1): 運動の3法則、力について、地球の重力 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第5回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第5回授業の内容について復習する。関係例題を解く。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第6回 | 6.運動の法則(2): 力のつりあい、一様な重力のもとでの運動(1) ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第6回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第6回授業の内容について復習する。関係例題を解く。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第7回 | 7.運動の法則(3):一様な重力のもとでの運動(2) ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第7回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第7回授業の内容について復習する。関係例題を解く。第5・6・7回授業の内容について振り返り学修を行う。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第8回 | 8.摩擦力と抵抗(1): 摩擦力と抵抗、静止及び動摩擦力 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第8回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第8回授業の内容について復習する。関係例題を解く。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第9回 | 9.摩擦力と抵抗(2): 摩擦力と抵抗(2)、抵抗があるときの落体の運動1 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第9回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第9回授業の内容について復習する。関係例題を解く。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第10回 | 10.摩擦力と抵抗(3):抵抗があるときの落体の運動2 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第10回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第10回授業の内容について復習する。関係例題を解く。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第11回 | 11.総合演習1 運動に関する基本事項についての総合演習1と解説 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第8,9,10回授業の内容を中心に、ここまでの内容(第1~10回授業)の振り返り学修を行う。関係例題を解いて十分に理解を深める。 【事後学習】提供資料・データ、解説、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第11回授業総合演習1の内容について復習する。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第12回 | 12.振動(2): 振動・単振動(2)、いろいろな振動(1) ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第12回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第12回授業の内容について復習する。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第13回 | 13.振動(3)、仕事とエネルギー(1): いろいろな振動(2)、仕事の定義、一定な力のする仕事 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第13回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第13回授業の内容について復習する。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第14回 | 14.仕事とエネルギー(2): 重力のする仕事、一定でない力の仕事、仕事と運動エネルギーの関係、バネのする仕事、保存力、非保存力、束縛力 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第14回授業の内容について、教科書や参考書を用いて予習する。 【事後学習】提供資料・データ、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第14回授業の内容について復習する。 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第15回 | 15.総合演習2 運動に関する基本事項についての総合演習2と解説 ●電子書籍を含む図書館の関連書籍等を有効に活用する。 | 【事前学習】第8~14回授業の内容を中心に、ここまで全(第1~14回授業)内容の振り返り学修を行う。 【事後学習】提供資料・データ、解説、講義ノート、教科書や参考書等を用いて、第15回目総合演習2の内容について復習する。全体の確認学修を行う。 | 【事前学習】(150分) 【事後学習】(90分) |
その他
教科書 |
原 康夫 『理工系の基礎物理 力学』 学術図書出版社 2021年 第1版
多くの理工系大学で採用されている基本事項を丁寧に解説されている教科書である。
『力と運動の物理学I』と『力と運動の物理学II』は同じ教科書を使用する。
ISBN:978-4-7806-0541-9
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参考書 |
廣岡秀明 『大学新入生のための物理入門』 共立出版 2021年 第2版
藤城武彦、北林照幸 『高校生と大学をつなぐ 穴埋め式 力学』 講談社 2015年 第1版
河辺哲次 『ファーストステップ 力学 -物理的な見方・考え方を身につける-』 裳華房 2017年
大学新入生のための物理入門 廣岡秀明著 はパワーアップセンター基礎講座物理の教科書
高校生と大学をつなぐ 穴埋め式 力学およびファーストステップ 力学は、これまで(高校まで)の物理系学習量が少ない人、不安のある人向けのやさしい参考書。
図書館のその他関連図書・電子図書等を有効かつ積極的に活用する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常点による(総合演習1:30%程度、総合演習2:30%程度、各課題・レポート等授業への取り組み方:40%程度) |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 授業中・授業後 随時 オフィスアワー:月曜日16:50-18:20船橋キャンパス1号館111B室または授業教室 mailで連絡してください。 |
研究室又は 連絡先 |
〒274-8501千葉県船橋市習志野台7-24-1日本大学理工学部船橋キャンパス一般物理1号館111B室 伴 周一(ばん しゅういち) ban.shuichi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 16:50 ~ 18:20 1号館111B室(伴)
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学生への メッセージ |
●教科書・ノート・関数電卓・スマートフォン・タブレット・PCなどを指示に従い活用してください。 ●図書館の関連書籍等を有効に活用してください。 ●LMS・Webを有効に活用しながら授業を行います。 ●パワーアップセンター物理基礎講座と個別指導を有効利用することで、短時間で高効率な学修をすることをお勧めします。 ●課題内容によって着席位置指定のため学科・学生番号を教室内に掲示することがあります。 |