2025年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 |
卒業研究
環境微生物学研究室(西村・谷川・鎌田)
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 青山・梅垣 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L65M |
クラス | 環境微生物学研究室 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
生物を材料として,そこに含まれる,アミノ酸,脂質,タンパク質,糖質などを測定し,抽出・精製し,その性質を調べるとともに,その生理学的役割や他分野への応用の可能性を探る.以下に研究テーマを記す. 1)緑藻の進化とアラニンラセマーゼ 2)微生物によるバイオポリマーの生産 3)微細藻類を炭素源とするバイオエタノールの合成 4)D-スレオニンアルドラーゼの構造と機能 5)Volvox由来D-スレオニンアルドラーゼ 6)硫黄酸化細菌Starkeya novellaのD-アミノ酸関連酵素 7)好アルカリ性古細菌のD-アミノ酸関連酵素 8)鉄酸化細菌Acidithiobacillus ferrooxidansのD-アミノ酸関連酵素 9)好冷好圧性細菌由来のD-アミノ酸関連タンパク質の構造と圧力耐性 10) 自然界からの新奇抗生物質生産微生物の分離 11)鉱山廃水の生物学的処理 12)微細藻類を用いた物質変換 13)糖鎖結合タンパク質の機能・構造解析 14)人工設計タンパク質の創出と解析 15)海産無脊椎動物からの有用タンパク質の探索 |
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学修到達目標 | 医学・薬学・醸造・食品・環境などの分野で多彩な役割を演じている微生物を主な材料とした実験を通して,生命とは何かという概念を,物質面(構造)と機能面から化学の言葉で体系的に理解し説明することができる。さらに,その利用に必要な考え方や知識を身につけることができる。 |
授業形態及び 授業方法 |
環境微生物研究室において教員の指導の下で,研究テーマに関して文献を調査する.また,培養や飼育,タンパク質やアミノ酸や糖質等の分析や抽出・精製,酵素活性測定,遺伝子の抽出や組換え等の基礎的実験を行う. |
履修条件 | 基礎生命科学の内容を必ず身につけておくこと.基礎有機化学,基礎無機化学,生命科学I・II・III,分子生物学を習得していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・2・3・4・6・7・8及びCP1・2・3・4・6・7・8に該当しています。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
出席率,実験態度,実験量,報告会でのプレゼンテーション,文献調査の量により評価する。 |
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定期試験等に ついて |
定期試験を実施予定 |
質問への対応 | 随時、できるだけ平易にかつ丁寧に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
西村:nishimura.katsushi@nihon-u,船橋836室,駿河台228B室,谷川:駿河台204室,tanigawa.minoru@nihon-u(+ .ac.jp),鎌田:駿河台231B室,kamata.kenichi@nihon-u(+ .ac.jp) |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 西村
水曜 駿河台 09:30 ~ 12:00 谷川
月曜 駿河台 15:00 ~ 17:00 鎌田
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学生への メッセージ |
ともに考え,ともに学び,ともに苦しみ,ともに喜ぶことを楽しみにしています. |