2025年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 電磁気学Ⅰ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 物理学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 二瓶 武史 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M32M |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電磁気学Iでは、電磁気学のテーマのひとつである「静電場」の考え方を修得することを主な目的とする。静電場に現れる現象とその空間的なイメージを理解し、それらを数式により表現できるようになることを目指す。最後に、電流と静磁場の基本的事項にも触れる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書を中心とした講義形式で行う。 |
履修条件 | 必修科目。力学I、力学II、および物理数学I、特にベクトル解析と多重積分を習得していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3及びCP3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | クーロンの法則、電場 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問1-1、問1-2 | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
---|---|---|---|
第2回 | 電場、ガウスの法則 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問1-3、問1-5(1) | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第3回 | ガウスの法則、静電ポテンシャル | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問1-5(2)~(4)、問1-8(3) | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第4回 | 静電ポテンシャル、静電エネルギー | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問1-8[(3)以外)]、問1-10 | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第5回 | 電気双極子、ガウスの法則の微分形 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問1-11[(4)以外]、問2-1(1)、問2-5(2) | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第6回 | 渦なしの法則、ポアソン方程式 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問2-1(3)、問2-3[(4)以外]、問2-4、問3-2(1),(2) | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第7回 | 鏡像法、コンデンサー レポート1提出と講評 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問3-3、問3-6[(1)以外] | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第8回 | コンデンサー | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問3-8[(3)以外]、問3-9(1)~(3)、問3-10 | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第9回 | 静電場のエネルギー、誘電体、分極 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問3-8(3)、問3-11(4)、問4-1 | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第10回 | 電束密度、誘電体のエネルギー | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問4-3(1),(2)、問4-4(2)、問4-5 | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第11回 | 誘電体の境界条件 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問4-6(2),(3)、問4-7 | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第12回 | 定常電流、電流の起源、オームの法則 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問5-1(1)~(3) | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第13回 | 電荷の保存、回路 レポート2提出と講評 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問5-1(4)、問5-4 | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第14回 | 静磁場 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 必須問題 問6-1(1)~(3) | 事前学修:1時間 事後学修:3時間 |
第15回 | 平常試験と解説 | 事前学修:授業内容の予習 事後学修:授業内容の復習 第1章~第6章 6-1 の全範囲 | 事前学修:3時間 事後学修:1時間 |
その他
教科書 |
授業内でテキスト冊子を配布する。
(事前、事後学習で指定してある問題番号は、テキスト付録Bのもの)
|
---|---|
参考書 |
長岡洋介 『電磁気学Ⅰ、Ⅱ [ISBN:978-4000298636、978-4000298643]』 岩波書店
和田純夫 『電磁気学のききどころ [ISBN:978-4000079426]』 岩波書店
加藤正昭 『電磁気学 [ISBN:978-4-13-062073-4]』 東京大学出版会
前野昌弘 『よくわかる電磁気学 [ISBN:978-4-489-02071-1]』 東京図書
馬場敬之 『電磁気学キャンバス・ゼミ [ISBN:978-4866152394]』 マセマ出版社
|
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(ノート等の持ち込みは不可)とレポートによって評価する。配分は、試験が70%、レポートが30%。平常試験を予定しているが、講義室の空き状況により、定期試験への変更の可能性がある。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 授業終了後に受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎8号館2階821G室、内線412 E-mail: nihei.takeshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 13:50 ~ 14:50
|
学生への メッセージ |
講義を聞いたりノートを取ったりするだけで満足せず、自力での問題演習を心掛けて下さい。 |