2025年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 量子力学演習 | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 岩本・筒井 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M53T |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 演習問題を解くことにより、量子力学の基本的な事項への理解を深める。 この講義(演習)は、国の研究機関における研究者としての経験を持つ教員、素粒子理論、宇宙物理学、数理物理学、物性理論、科学史を専門分野とする教員によって構成され、それらの経験を活かし、量子力学の基本的な考え方、素粒子物理学、原子核物理学、数理物理学、理論物理学の基礎となる考え方を修得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 演習書の問題を解き、予習レポートを作成して授業に持参する。 担当者が問題の解答を黒板に板書する。解説を聞き、質問や議論を行う。 予習レポートは各自で答え合わせを行い、授業終了時に提出する。 第8回に中間試験を実施し、第15回に平常試験を実施する。 |
履修条件 | 力学Ⅰ・Ⅱ、力学演習、物理数学Ⅰ・Ⅱ、物理数学演習、量子力学Ⅰの内容を理解していることが望ましい。 また、量子力学Ⅱを同時に履修することが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3・4・5及びCP3・4・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 粒子性と波動性についての問題演習 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
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第2回 | 波動関数と演算子についての問題演習1 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第3回 | 波動関数と演算子についての問題演習2 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第4回 | 波動関数と演算子についての問題演習3 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第5回 | シュレディンガー方程式についての問題演習1 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第6回 | シュレディンガー方程式についての問題演習2 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第7回 | 自由粒子と波束についての問題演習 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第8回 | 中間試験、第1~7回の復習 | 【事前学修】第1~7回の演習内容を復習して中間試験にのぞむこと。 【事後学修】試験で解けなかった内容を復習すること。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第9回 | 1次元ポテンシャルによる束縛状態についての問題演習1 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第10回 | 1次元ポテンシャルによる束縛状態についての問題演習2 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第11回 | 調和振動子についての問題演習1 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第12回 | 調和振動子についての問題演習2 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第13回 | 反射と透過、トンネル効果についての問題演習1 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第14回 | 反射と透過、トンネル効果についての問題演習2 | 【事前学修】演習書の問題を解いて予習レポートを作成し、授業にのぞむこと。 【事後学修】授業ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第15回 | 平常試験、第1~14回の復習 | 【事前学修】第1~14回の演習内容を復習して平常試験にのぞむこと。 【事後学修】試験で解けなかった内容を復習すること。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
その他
教科書 |
演習書を配布する。
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参考書 |
小出昭一郎 著 『量子力学(I)・(II)(新装版)[978-4785321420,978-4785321437]』 基礎物理学選書 裳華房
猪木慶治・川合光 著 『量子力学I・II[978-4061532090,978-4061532120]』 講談社サイエンティフィク
L.I.Schiff 著,井上健 訳 『量子力学(上)・(下)[978-4842701479,978-4842701585]』 物理学叢書 吉岡書店
J.J.Sakurai 著,S.F.Tuan 編,桜井明夫 訳 『現代の量子力学(上)・(下)[978-4842703763,978-4842703794]』 物理学叢 吉岡書店
後藤憲一他 『詳解理論応用量子力学演習[978-4320031715]』 共立出版
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(50%)、中間試験(20%)、予習レポートと授業中の発表(30%)で評価する。予習レポートは内容を確認の上、後日返却する。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 授業中に質問してください。 |
研究室又は 連絡先 |
筒井:tsutsui.izumi23@nihon-u.ac.jp 岩本:iwamoto.kouichi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 岩本
金曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 筒井
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学生への メッセージ |
授業の予習と復習をしてください。問題の解き方が分からないときは、量子力学Ⅰの講義ノート、参考書として挙げた教科書や演習書などを読んでください。それでも分からないときは、読んだ教科書なども持参して授業に臨み、担当教員に質問してください。 |