2025年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 |
数理統計学B
基本的な記述統計と統計的推測
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 西川 貴雄 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N22N |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 数理統計学Aおよび数理統計学Bでは、統計学に関する諸概念を基礎から学び、データ処理の基本的な手法を習得する。後期科目である数理統計学Bでは特に、前期科目である数理統計学Aで学習した知識をもとにして「記述統計」「統計的推論」の基礎理論を習得し、基本的なデータ処理が可能となることを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
原則として対面講義により行い、板書ないしプロジェクタによる資料提示をもとに解説する形で進める。必要に応じて随時演習を行うことにより講義内容の実践を図る。 |
履修条件 | 微積分および数理統計学Aの内容が不可欠であるから、これらを習得していることが強く望まれる。なお、数理統計学Aの内容は既に習得済みとして講義を進める。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス(授業内容の概説、教科書、参考書、評価基準の説明) | 【事前学習】シラバスを確認し、講義を受けるための準備をする。 【事後学習】ガイダンスで受けた説明に基づき講義の準備を行う。特に、高校数学での統計の内容、数理統計学Aの内容を再度確認しておく。 | 【事前学習】 1時間 【事後学習】 2時間 |
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第2回 | 一次元のデータの集計と代表値 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第3回 | 散らばりの尺度と標準得点・偏差値得点 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第4回 | 二次元のデータに対する共分散と相関係数 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第5回 | 最小二乗法による直線のあてはめ | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第6回 | 母集団と母集団分布 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第7回 | 代表的な統計量と標本分布 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第8回 | 正規母集団とその性質 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第9回 | 正規母集団における、統計量の標本分布 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第10回 | 仮説検定の仕組み | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第11回 | 正規母集団に対する仮説検定 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第12回 | 二項母集団・ポアソン母集団に対する仮説検定 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第13回 | 区間推定の仕組みと仮説検定の関係 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第14回 | いくつかの母集団分布に対する区間推定 | 【事前学習】教科書の該当箇所を読み、理解できない箇所を質問できるようまとめておく。 【事後学習】講義内容について教科書を参照しながら復習し内容の理解を深める。また、教科書にある練習問題を解く。 | 【事前学習】 1.5時間 【事後学習】 2.5時間 |
第15回 | 平常試験及びその解説 | 【事前学習】試験範囲を再度まとめ直し、テストに備える。 【事後学習】平常試験の問題を再度解き直す。 | 【事前学習】 3.5時間 【事後学習】 1.5時間 |
その他
教科書 |
西川貴雄 『コアテキスト 確率統計』 サイエンス社 2015年
前期の教科書と同じである。
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参考書 |
東京大学教養学部統計学教室 編 『統計学入門』 東京大学出版会 1991年
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成績評価の方法 及び基準 |
試験の成績(80%)と、授業中に随時指示する演習課題(20%)により評価する。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 授業中・授業後の口頭による質問、下記研究室の訪問、メールによる質問のいずれにも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワースコラS1416研究室 メールアドレスおよび電話番号については、最初の授業の際およびLMS-V2(Canvas)経由で告知する。 |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 17:00 ~ 18:00 駿河台校舎タワースコラS1416研究室
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学生への メッセージ |
授業内容の疑問・不明な点への質問を歓迎する。 |