2025年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 力と運動の物理学Ⅱ | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 坂元 啓紀 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N32D |
クラス | 2 |
概要
学修到達目標 | 理工系の科学技術を支える重要な柱の一つが力学である。この力学は,物理学の諸分野の第一の基礎であると同時に,微分積分などの数学が最初に威力を発揮した分野である。本講座では,力と運動の物理学Iの内容をもとに,いくつかの具体例を扱うことによって,力学においていかに数学的手段が威力を発揮するかを紹介する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 高校で物理を履修してこなかった学生にも配慮しながら行う。力学を学ぶ上で必要な数学的手段についても随時説明する。理解の度合いをチェックするため,必要に応じて問題演習・理解度確認を取り入れながら講義を進める。 |
履修条件 | 選択 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当している。 |
授業計画
第1回 | 二次元の運動(1) (放物体の運動,速度に比例する抵抗のある放物体) | 【事前学習】 教科書第3章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 二次元の運動(2) (円運動,円錐振り子) | 【事前学習】 教科書第3章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 惑星の運動と中心力(1) (ケプラーの法則,軌道の形,中心力と平面極座標) | 【事前学習】 教科書第4章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 惑星の運動と中心力(2) (ケプラーの法則から太陽の引力を導くこと) | 【事前学習】 教科書第4章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 惑星の運動と中心力(3) (太陽の引力から惑星の運動を導くこと) | 【事前学習】 教科書第4章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 惑星の運動と中心力(4) (惑星の持つエネルギーと軌道の形) | 【事前学習】 教科書第4章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 角運動量(1) (角運動量と力のモーメント) | 【事前学習】 教科書第5章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 角運動量(2) (角運動量ベクトル,角運動量保存則) | 【事前学習】 教科書第5章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 角運動量(3) (いろいろな例) | 【事前学習】 教科書第5章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 質点系の力学(1) (運動量保存の法則,重心) | 【事前学習】 教科書第6章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 質点系の力学(2) (2体問題) | 【事前学習】 教科書第6章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 質点系の力学(3) (運動エネルギー,角運動量,系のエネルギー) | 【事前学習】 教科書第6章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 質点系の力学(4) (連成振動) | 【事前学習】 教科書第6章の該当する部分を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,教科書の問題を解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | いろいろな問題を解く | 【事前学習】 教科書第3章から第6章を読み,理解できない箇所は,質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】 講義ノートと教科書を用いて,この講義で学んだことの要点をまとめること。また,教科書の問題などを解くことにより復習すること。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 平常試験及びその解説 | 【事前学習】 教科書,講義ノート,演習問題を用いて,この講義で学んだ内容を様々な角度から考察できるようにしておくこと。 【事後学習】 専門教育科目の学修に備えて,この講義で学んだことの総まとめをすること。 | 【事前学習】3時間 【事後学習】1時間 |
その他
教科書 |
戸田盛和 『力学』 物理入門コース 新装版 岩波書店 2017年
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
主に平常試験によるが(70%程度),講義への取り組み(理解度チェック)(30%程度)も考慮します。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | オフィスアワー以外でも,質問は随時受け付けます。 来室時には,できれば,連絡してくれると助かります。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:日本大学理工学部船橋校舎1号館2階122A室 連絡先:cst13.n32b.sakamoto_AT_gmail.com (_AT_を@に変えて下さい) もしくは sakamoto.yoshinori_AT_nihon-u.ac.jp (_AT_を@に変えて下さい) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:30 ~ 13:20 研究室にて対応
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学生への メッセージ |
授業は,出来るだけ丁寧に進めていきます。高校で物理を履修しなかった方,物理が苦手だった方も安心して受講してください。また,質問を歓迎します。気軽にたずねてきて下さい。 |