2025年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 数理情報論理学A | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 数学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 相馬 直孝 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N34N |
クラス | 2クラス | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 「データベース」がこの科目の中心テーマである。データベースとは何か、何の役に立つのか、その概念をまず知り、具体的なソフトを用いてその技法をマスターする。データベースの簡単な例題から始めて、基本的な例題までいたることで、Accessを使ったデータ管理ができる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 本科目では、簡易的なデータベース・ソフトウエアの代表である Microsoft Office Access を使って、基礎的なデータベースの構築法、および検索、処理結果の表示とレポートの作り方などの実践的に学習する。さらに、企業での実務で得た経験に基づくアドバイスにより、データベース処理のイメージを形成できるよう学習する。 授業は、講義と実習を交互に行う。ただし、内容によっては2回連続で講義を行うことがある。 |
履修条件 | 単位を取得している必要はないが、1年次のコンピュータ概論Aとコンピュータ概論Bで学ぶ内容に習熟していることを前提とする。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4及びCP1・3・4に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 授業内容についての説明や、次回から授業に必要なもの(ノートパソコン、ソフトウェア)や予備知識について解説する。 | 【事前学習】コンピュータ概論Aとコンピュータ概論Bで習った内容を復習しておく。 【事後学習】授業で紹介した予備知識を調べて理解を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
---|---|---|---|
第2回 | データベース管理システムとは何か。DBMSの概念とソフトウェア。Accessの基本的な使い方。ノートパソコンによる実習を含む。テーブルの説明とデモ。テーブルの作り方とデータの管理方法について実際に作りながら説明する。 | 【事前学習】教科書の基本編 第1章と第2章を読んで理解できない箇所をまとめておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第3回 | テーブルの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。課題の提出は授業内で確認する。 | 【事前学習】事前に課題をCST-VOICEに公開するので、わかる範囲内で解いておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第4回 | クエリの説明とデモ。データベースのデータから、条件によりデータを選択・更新・削除する。これらを実際に作りながら説明する。 | 【事前学習】教科書の基本編 第3章を読んで理解できない箇所をまとめておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第5回 | クエリの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。課題の提出は授業内で確認する。 | 【事前学習】事前に課題をCST-VOICEに公開するので、わかる範囲内で解いておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第6回 | テーブルとリレーションシップ1。主キー、リレーションシップ、正規化について解説する。またテーブル間の関連付けした内容からリレーションシップの設定を行う。 | 【事前学習】教科書の活用編 第1章を読んで理解できない箇所をまとめておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第7回 | テーブルとリレーションシップ2。実際のデータを、どのようにして効率良くデータベースに納めていくのか解説する。 | 【事前学習】正規化について復習しておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第8回 | テーブルとリレーションシップの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。課題の提出は授業内で確認する。 | 【事前学習】事前に課題をCST-VOICEに公開するので、わかる範囲内で解いておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第9回 | 複数のテーブルにおけるクエリ。リレーションシップの設定をもつテーブルに対し、クエリの指定方法などについて実際に作りながら説明する。また更新クエリ、削除クエリも扱う。 | 【事前学習】教科書の活用編 第3章を読んで理解できない箇所をまとめておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第10回 | 複数のテーブルにおけるクエリの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。課題の提出は授業内で確認する。 | 【事前学習】事前に課題をCST-VOICEに公開するので、わかる範囲内で解いておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第11回 | フォームをデザインビューによって作成する。データの入力画面となるフォームの作成について、実際に作りながら説明する。 | 【事前学習】教科書の基本編 第4章と活用編 第2章を読んで理解できない箇所をまとめておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第12回 | レポートの説明とデモ。印刷するための機能のレポートを利用して、データベースのデータをPDFとして印刷するところまで、実際に作りながら説明する。 | 【事前学習】教科書の基本編 第5章と活用編 第4章を読んで理解できない箇所をまとめておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第13回 | フォームとレポートの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。課題の提出は授業内で確認する。 | 【事前学習】事前に課題をCST-VOICEに公開するので、わかる範囲内で解いておく。 【事後学習】ノートパソコンを利用して、授業の内容を再度実行して理解度を深める。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第14回 | 総合演習(1)およびその解説。 | 【事前学習】第1回から第13回の内容を再確認しておくこと。 【事後学習】演習課題の内容と教科書を照らし合わせ、演習問題の内容を復習する。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第15回 | 総合演習(2)およびその解説。 | 【事前学習】前期授業の内容を復習しておく。 【事後学習】総合演習でわからなかったところを復習する。 | 事前学習:180分 事後学習:60分 |
その他
教科書 |
きたみあきこ/できるシリーズ編集部 『できるAccess 2021 Office 2021&Microsoft 365両対応』 インプレス 2023年 第1版
教科書の内容に沿って授業を行う。手元にあると便利である。
|
---|---|
参考書 |
AccessやSQLに関するマニュアル的な参考書が多数、書店にあるので、授業中に適宜述べたい。
|
成績評価の方法 及び基準 |
提出物やレポートの内容に基づき、総合的に評価する。 課題をしっかり取り組まないと単位は得られない。実習なしには、このような実技的な科目の履修は困難である。 |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 質問は、メールアドレスまたはCST-VOICEで受け付ける。 メールでの問い合わせ時には、件名の最初に[数理情報論理学]と入れてから表題を入れること。(例えば「[数理情報論理学]課題について」のように書く。)また本文には、学生番号と名前を忘れないこと。 返信を早く欲しい場合はメールが好ましい。 |
研究室又は 連絡先 |
メールアドレス : soma.naotaka@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
データベースは、近年身近な環境で使われるようになり、教職「情報」取得に必要な科目でもあります。意欲をもって、じっくりと取り組みましょう。 |