卒業研究 (N65M)

研究テーマ及び研究領域	代数学の総復習をおこない，環論および体論を身につけた後に，整数論およびディオファントス問題について研究する．
学修到達目標	代数学などの美しい理論を応用して，数々の整数論の驚くべき性質が導出されることを学ぶ．それらに深く感動する経験を経て，それぞれの課題に対して研究する．研究室内で十分に討議を交わし，主体的に考える力，議論をふまえて正しい論理を構築する能力を身に付ける．
授業形態及び授業方法	原則として全て対面により実施する． (輪講)毎回の担当者が自分のテーマに関する考究を述べる． (質疑応答)輪講の際に的確な質疑ができるようにする． (レポート作成)研究成果をレポートにまとめる． (成果発表)研究成果を発表し合う．
履修条件	3年次設置の代数学及び演習A，代数学及び演習Bを履修済であるか，またはそれに準ずる学力を持つことが望ましい．
ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連	本授業科目はDP1・2・4・6・7・8及びCP1・2・4・6・7・8に該当しています．

成績評価の方法及び基準	輪講の内容60%および最終発表40%によって評価する．
定期試験等について	平常点やレポート等の課題による評価予定
質問への対応	研究室にて随時対応する．
研究室又は連絡先	最初の授業時に伝達します．
オフィスアワー	水曜駿河台 12:00 ～ 13:00
学生へのメッセージ	整数論およびディオファントス問題は数学の中でも中心に位置する，まさに花形と言われる美しい分野です．その香りを味わい，厳格な証明法を身に付けることは，数学科の卒業者としての誇りを生涯にわたり保つだけの力が備わるという，深い意義を持ちます．楽しく討議をしながら，いつのまにか見違えるように成長できるような学びの場でありたいと考えています．

2025年 理工学部 シラバス - 数学科