2025年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 微分方程式Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 渡邉 健太 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S11B |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 微分方程式は,理工系各分野に於いて基礎となるのみならず,応用上も重要である. 線形の常微分方程式が解けるようにすることを主な目標とする. また、それを通して専門各分野への応用力を養う事を目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業の講義形式による. |
履修条件 | この講義は微分方程式Iを履修し、単位を取得していること. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当しています. |
授業計画
第1回 | Google Formにて教科書, 参考書, 単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識の説明と確認をする. 1 階線形微分方程式及び、2 階の同次型微分方程式の解法の復習をする. | 【事前学習】Webシラバスを利用し、内容を熟読する。 【事後学習】記述ノートを整理し、理解不足だった項目の復習を行う。 | 【事前学習】2 時間【事後学習】2 時間 |
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第2回 | 2階線形微分方程式(6) 非同次項が複雑な場合(三角関数×指数関数など)の解法を身につける. | 【事後学習】教科書の該当部分の練習問題を解いてみる。 | 【事後学習】4 時間 |
第3回 | 高階(3階以上)線形微分方程式(1) 基本解の構成について理解し,同次形の解法を身につける. | 【事後学習】教科書の該当部分の練習問題を解いてみる。 | 【事後学習】4 時間 |
第4回 | 高階線形微分方程式(2) 未定係数法による非同次形の解法を身につける. | 【事後学習】教科書の該当部分の練習問題を解いてみる。 | 【事後学習】4 時間 |
第5回 | 高階線形微分方程式(3) 非同次形の定数変化法による解法を身につける. | 【事後学習】教科書の該当部分の練習問題を解いてみる。 | 【事後学習】4 時間 |
第6回 | 1階連立微分方程式(1) 1階連立微分方程式とは何か理解し,消去法・微分演算子による解法を身につける. | 【事後学習】教科書の該当部分の練習問題を解いてみる。 | 【事後学習】4 時間 |
第7回 | 総合演習として第 1 回~ 6 回の内容の問題演習及び、その解説を行う。 | 【事後学習】理解不足だった項目についての確認を行う。 | 【事後学習】4 時間 |
第8回 | 中間試験及びその解説をする。 | 【事前学習】これまでの内容を復習し、該当問題の計算練習をする。 【事後学習】中間試験の確認をする。 | 【事前学習】2 時間【事後学習】2 時間 |
第9回 | 行列の復習 行列の対角化の方法を復習する. | 【事後学習】記述ノートの整理とまとめをする。 | 【事後学習】4 時間 |
第10回 | 1階連立微分方程式(2) 行列の対角化を用いた解法を身につける. | 【事後学習】教科書の該当部分の練習問題を解いてみる。 | 【事後学習】4 時間 |
第11回 | 1階連立微分方程式(3) 行列の対角化を用いた解法(非同次)を身につける. | 【事後学習】教科書の該当部分の練習問題を解いてみる。 | 【事後学習】4 時間 |
第12回 | Laplace変換とは何かを理解しその基本性質を身につける. | 【事後学習】教科書の該当部分の練習問題を解いてみる。 | 【事後学習】4 時間 |
第13回 | 発展的内容(3) Laplace変換による2階線形微分方程式の解法を身につける. | 【事後学習】教科書の該当部分の練習問題を解いてみる。 | 【事後学習】4 時間 |
第14回 | 総合演習として第 9 回~ 13 回の内容の問題演習及び、解説を行う。 | 【事後学習】理解不足だった項目についての確認を行う。 | 【事後学習】4 時間 |
第15回 | 期末試験及びその解説をし, 全体のまとめと重要事項の再確認を行う. | 【事前学習】これまでの内容を復習し、該当問題の計算練習をする。 【事後学習】期末試験の確認をする。 | 【事前学習】2 時間【事後学習】2 時間 |
その他
教科書 |
長崎憲一・中村正彰・横山利章 『明解 微分方程式 改訂版』 培風館
本講義で使うテキストです。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
試験(中間+期末)80 %+平常点 20 %にて評価する。 中間試験は 8 回目、期末試験は 15 回目に実施します。 変更する場合は、CST-VOICEの掲示板にて連絡をする。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | オフィスアワーまたは下記メールにて対応します. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館848A watanabe.kenta@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ~ 13:10 船橋校舎8号館846A研究室
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学生への メッセージ |
解ける微分方程式の様々な解法を身につけるために熱意をもって取り組むこと. |