2025年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
電気と磁気の物理学
電磁気学の基礎
|
||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 安田 健人 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S45B |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電磁気学の基本概念および基礎法則を理解し、基本的な応用の仕方を取得することを目的とする。クーロンの法則から始めて電場の概念を導入し、ガウスの法則を導く。さらに電流や磁場、電磁誘導、交流についても講義する。電磁気学を理解するために必要な数学も説明する。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
対面で実施する。必要に応じて演習を行う。 |
履修条件 | (1)「力と運動の物理学Ⅰ」、「物理学Ⅰ」のいずれかを履修しておくこと。講義はこれらの内容を受講したものとして行う。 (2) 専門学科で電磁気学を学習する学科(物理学科、電気工学科、電子工学科)の学生はこの科目をあえて履修する必要はなく、専門学科で設置された電磁気学を学習することを薦める。 (3) 物理学Ⅱを履修する学生は本科目と内容が大幅に重なる(約6割程度)ので本科目以外を履修することをお勧めする。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 電磁気学とは何か。電荷の保存則、電磁気の単位系について | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
---|---|---|---|
第2回 | 電荷と電気力: 電荷の保存則、クーロンの法則 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第3回 | 静電場(1): 電場の概念の導入 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第4回 | 電場とガウスの法則(1) 電気力線とその性質 ガウスの法則の導入 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第5回 | 電場とガウスの法則(2) ガウスの法則とその応用 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第6回 | 電位:電位の定義とさまざまな系での電位 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第7回 | 導体とキャパシター、キャパシターの静電容量 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第8回 | 定常電流(1) オームの法則、キルヒホッフの法則 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第9回 | 定常電流(2) 電流がする仕事 電力 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第10回 | 電流と磁場(1): 磁石と磁場、電流のつくる磁場 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第11回 | 電流と磁場(2): 磁束と磁場のガウスの法則、アンペールの法則 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第12回 | 電流と磁場(3): 電流に働く磁気力、電流間に働く力 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第13回 | 電磁誘導 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第14回 | 交流回路 | 予習:教科書の該当ページをあらかじめ読んでおくこと 復習:教科書やノートを参考に、例題等を検討する | 事前2時間 事後2時間 |
第15回 | 平常試験およびその解説 予習:平常試験に備えて学習する 復習:試験問題を復習する。 | 試験の準備および復習 | 事前2時間 事後2時間 |
その他
教科書 |
原康夫 『基礎からの電磁気学』 学術図書 2013年 第1版
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
最終試験(70パーセント)と平常点(30パーセント)を総合して評価する。 |
定期試験等に ついて |
理解度確認期間(14週目又は15週目)に平常試験を実施予定 |
質問への対応 | 授業終了後、またはメールで問い合わせてください。 (メールタイトルに[電磁気・氏名・所属・学生番号等]を記載のこと) |
研究室又は 連絡先 |
研究室:1号館141A室 メールアドレスはⅠ週目に示します |
オフィスアワー |
水曜 船橋 14:00 ~ 15:00
|
学生への メッセージ |
物理の視点を持ち、自分の専門分野の新しい側面を探してみましょう。 |