2025年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)情報科教育法Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 五味 悠一郎 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X35F |
クラス |
概要
学修到達目標 | 1.高等学校職業科の専門教科「情報」は,将来の職業の戦力となる能力を修得し,職業人としての資質と能力を育成する教科であることを説明できる。 2.専門教科「情報」の教育課程編成と各教科の指導の目的,科目内容を説明できる。 3.指導計画の作成法,指導の測定評価診断等について,基本的な指導の目的の理解を確立し,指導方法の理解・指導技術の確立を目指す。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義,および個人やグル-プによる実習。中学/高校の教員としても活躍した教員が,実務にも役立つ教育手法を指導する。 「対面授業」Zoom等のオンライン会議システムやMoodle等のLMSを併用して,対面形式で授業を行うが,一部授業回は様々な授業形態を学ぶ目的で,文部科学省のガイドラインに従い同時双方向形式やオンデマンド形式で授業を行う。 授業は原則として,模擬授業50分,授業評価10分,振り返り30分の流れで実施する。 |
履修条件 | 教職課程及び指導法に関する科目 教員免許の取得を目指していること。 教科書を持参しない学生は,授業への参加を認めない場合がある。 情報科教育法Ⅰの単位を取得した学生が受講対象者となります。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | . |
授業計画
第1回 | 情報科教育法IIの概要 情報科教育法IIの授業ガイダンスを受講し,受講生の自己紹介及び模擬授業の割り当てを行う。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
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第2回 | 模擬授業のコンテンツ作成 次回以降に行う模擬授業のコンテンツを作成する。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | 学習指導要領解説「主として専門学科において開設される教科「情報」」における「専門教科情報科」の目標及び内容構成並びに改訂の理解 「総説」及び「各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い」を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,専門教科情報科の意義と目標及び専門教科情報を取り入れた教育課程の編成について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 専門教科情報科における「共通的分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(1) 科目「情報産業と社会」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 専門教科情報科における「共通的分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(2) 科目「情報の表現と管理」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | 専門教科情報科における「共通的分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(3) 科目「情報テクノロジー」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | 専門教科情報科における「共通的分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(4) 科目「情報セキュリティ」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | 専門教科情報科における「情報システム分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(1) 科目「情報システムのプログラミング」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | 専門教科情報科における「情報システム分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(2) 科目「ネットワークシステム」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | 専門教科情報科における「情報システム分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(3) 科目「データベース」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | 専門教科情報科における「コンテンツ分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(1) 科目「情報デザイン」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | 専門教科情報科における「コンテンツ分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(2) 科目「コンテンツの制作と発信」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | 専門教科情報科における「コンテンツ分野」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(3) 科目「メディアとサービス」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | 専門教科情報科における「総合的科目」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(1) 科目「情報実習」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 専門教科情報科における「総合的科目」の目標及び主な内容並びに科目構造の理解(2) 科目「課題研究」の【目標】と【内容とその取扱い】を理解し,模擬授業の実施とその振り返りを通して,指導上の留意点や配慮事項について学ぶ。 | 【事前学修】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。 【事後学修】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
その他
教科書 |
文部科学省 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 情報編』 開隆堂出版 2019年
鹿野利春,他 『情報科教育法 これからの情報科教育』 実教出版 2022年
『情報I』 東京書籍
『情報II』 東京書籍
特になし
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参考書 |
文部科学省 『授業・研修用コンテンツ』 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_01832.html
授業内容で理解できない内容や理解を深めたい内容があった場合に,各自で自主的に探して調べ理解すること。
教員が紹介することもある。
インターネットに掲載されている情報は体系的に書かれていないため分かりにくく,誤った情報も多数掲載されているため,出版されている文献(書籍や雑誌など)も調べること。
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成績評価の方法 及び基準 |
発表討論50%,課題(レポート等)50%などにより総合評価する。 課題のフィードバックは自己採点により行い,必要に応じて個別対応する。 ※新型コロナウイルスの影響に伴い変更の可能性がある。変更の場合は授業時に伝達する。 |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 質問は歓迎する。 原則として授業中に受け付けるが,研究室やメールでも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎2号館2階223室 連絡先:研究室入口に掲示 ※メールアドレスはMoodleに掲載している。 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
数学の免許取得を目指している応用情報工学科学生は,情報科教育法Iと情報科教育法IIを履修すれば情報の免許も取得できる可能性があるため,積極的に履修してほしい。 授業を欠席する学生は,事前に担当教員へ申し出ること。事前の申し出が困難な状況であれば,事後速やかに担当教員へ申し出ること。申し出のない学生には一切配慮しない。 第1回目の授業から教科書を使用するので,履修が確定している学生は第1回目から教科書を持参すること。 |