2025年 理工学部 シラバス - 学芸員課程
設置情報
科目名 | 学)博物館資料保存論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 守重 信郎 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X36E |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 博物館における資料保存及び展示・収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を修得することを通じて、資料の保存に関する基礎的能力を養う。また、資料の修復、復元など、文化財保護の観点から日本及び世界の文化財に関する知識を深め、様々な資料に適した対応をできるようにする。これらの知識により、資料の科学的な保存方法、資料の修復に関しての概要を習得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は対面で行う。視覚教材を用いて理解を促し、現在の博物館で行っている資料保存業務および資料修復について講義を行う。資料保存環境については各自が1館を選び、その調査レポートを作成し提出し、さらにその調査に関してのプレゼンテーションを行ってもらう。また、授業内容についての課題レポートを作成し提出してもらう。この授業は、学芸員として39年間博物館に勤務したものが担当する。 |
履修条件 | 身近な博物館、美術館などを見学し、資料をどのように展示し保管しているかを観察しておいてほしい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | . |
授業計画
第1回 | 授業ガイダンス、資料保存の意義と資料保存総論 | 【事前学修】シラバスの内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 2 時間 【事後学修】 2 時間 |
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第2回 | 博物館における温湿度環境 | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第3回 | 博物館における光と照明 | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第4回 | 博物館における室内空気汚染 | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第5回 | 生物被害とIPM(総合的有害生物管理) ① | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第6回 | 生物被害とIPM(総合的有害生物管理) ② | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第7回 | 災害防止と救援活動 | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第8回 | 資料の梱包と輸送 | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第9回 | 地域資源の保護・活用とエコミュージアム | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第10回 | 紙資料の修復・修理 | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第11回 | 油絵の修復 | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学修】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。 | 【事前学修】 1 時間 【事後学修】 3 時間 |
第12回 | 授業内容レポート作成 | 【事前学修】過去の授業内容を確認し、レポート作成の準備を行う。 【事後学修】レポート内容を確認し理解した部分と理解の不十分な部分を整理し、不十分な部分は過去の資料を参考に再度理解する。 | 【事前学修】 3時間 【事後学修】 1 時間 |
第13回 | プレゼンテーションとそのフィードバック① | 【事前学修】提出した調査レポートの内容を確認し、プレゼンテーションの準備を行う。 【事後学修】プレゼンテーションの結果をふり返り、要点をまとめ、特に重要な点を理解する。 | 【事前学修】 3 時間 【事後学修】 1 時間 |
第14回 | プレゼンテーションとそのフィードバック② | 【事前学修】提出した調査レポートの内容を確認し、プレゼンテーションの準備を行う。 【事後学修】プレゼンテーションの結果をふり返り、要点をまとめ、特に重要な点を理解する。 | 【事前学修】 3 時間 【事後学修】 1 時間 |
第15回 | プレゼンテーションとそのフィードバック③ | 【事前学修】提出した調査レポートの内容を確認し、プレゼンテーションの準備を行う。 【事後学修】プレゼンテーションの結果をふり返り、要点をまとめ、特に重要な点を理解する。 | 【事前学修】 3 時間 【事後学修】 1 時間 |
その他
教科書 |
教科書は特に使用しない。毎回プリントを配布する。
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参考書 |
参考書は講義時に適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
調査レポートとその発表、授業内容レポート及び平常点で評価する。(配分は調査レポート30%、発表30%、授業内容レポート30%、平常点10%) |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 質問は授業終了後に受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
初回の授業で提示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
受講者の意見・ニーズに出来る限り応えたいため、シラバスは変更することがある。学んでいる人の人権を守るため、私語その他迷惑行為は厳禁とする。 |