2025年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)数学科教育法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 大越 健斗 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X46B |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 高等学校数学科(特に代数・幾何・解析)において、次の点を達成する。 1)教科の目標、内容、全体構造を理解している。 2)学習内容について指導上の留意点を理解している。 3)学習評価の考え方を理解している。 4)学問的背景を理解し、教材研究に活かすことができる。 5)発展的な内容について探究し、指導の参考にすることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
・対面授業 ※中学校・高等学校教員経験者により、数学科の教員として知っておくとよい中学校高等学校数学科の要点および学問的背景について講義を行う。 |
履修条件 | ・学科による指定はしないが、駿河台校舎所属の学科の学生で船橋校舎の授業を受講する場合は、初回授業で申し出ること。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | |
授業計画
第1回 | ガイダンス ・本講義の説明(シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと) ・数学教育の目的の検討 | 【事前学修】学校教育における数学教育の目的について、自分なりの考えを整理しておく。 【事後学修】学校教育における数学教育の目的についてのレポートを提出する。 ※フィードバックはclassroomにて行う。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】3時間 |
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第2回 | 数学Ⅰ(数と式)、数学Ⅱ(いろいろな式:主に複素数まで)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学Ⅰ(数と式)、数学Ⅱ(いろいろな式)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | 数学Ⅱ(いろいろな式:主に高次方程式)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学Ⅰ(数と式)、数学Ⅱ(いろいろな式:主に複素数まで)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 数学Ⅰ(図形と計量)数学Ⅱ(三角関数)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学Ⅱ(いろいろな式:主に高次方程式)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 数学Ⅰ(二次関数)、数学Ⅱ(指数関数・対数関数)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学Ⅰ(図形と計量)、数学Ⅱ(三角関数)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | 数学Ⅱ(微分・積分の考え)、数学Ⅲ(極限、微分)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学Ⅰ(二次関数)、数学Ⅱ(指数関数・対数関数)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | 数学Ⅲ(積分)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学Ⅱ(微分・積分の考え)、数学Ⅲ(極限、微分)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | 数学Ⅲ(微分方程式)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学Ⅲ(積分)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | 数学Ⅱ(図形と方程式)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】微分方程式の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | 数学A(図形の性質)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学A(図形の性質)、数学C(ベクトル)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | 数学A(図形の性質)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)、数学B(数列)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学C(平面上の曲線と複素数平面)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | 数学B(数列)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学B(数列)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | 学習指導案の書き方(1) ・単元の位置づけ ・授業デザイン ・評価 | 【事前学修】学習指導案の作成の準備として、学校教育における数学の授業が果たすべき役割とそれを達成するための授業のあり方について、自分なりの考えを整理しておく。 【事後学修】指定された単元について、簡易指導案を作成し、提出する。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】3時間 |
第14回 | 学習指導案の書き方(2) ・相互検討 | 【事前学修】自身の作成した簡易指導案を理解し、それぞれの項目の内容について、その意図を説明できるようにしておく。 【事後学修】グループでの検討を踏まえ、簡易指導案を修正し、提出する。 ※フィードバックはclassroomにて行う。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】3時間 |
第15回 | 本講義の内容を総復習する | 【事前学修】これまでの講義の内容を復習する。 【事後学修】これまでの講義の学び、授業で扱った内容についてのレポートを提出する。 ※フィードバックはclassroomにて行う。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】3時間 |
その他
教科書 |
『授業内でプリントを配布する。』
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参考書 |
『授業内で指示する。』
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内課題(80%)、レポート(20%) |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 授業前後、メールにて対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎5号館532B室ohkoshi.kento[アットマークに変換]nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 15:30 ~ 16:30
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学生への メッセージ |
高校数学の内容の確認、および発展事項、大学数学との接続について説明します。適宜、教科書の例題レベルの数学を復習して臨んでください。 |