2025年 理工学部 シラバス - 学芸員課程
設置情報
科目名 | 学)生涯学習概論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 守重 信郎 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X56A |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | この授業では、生涯学習が提唱された背景、生涯学習の歴史、生涯学習に関する法令、制度、行政組織について学ぶ。さらに社会教育施設の中から博物館、特に大学博物館に焦点を当て、生涯学習と高等教育の接点として、生涯学習を保証するシステムとしての大学博物館の可能性について考察する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は「対面型授業」で行う。事例研究を中心に、生涯学習の提唱から現在に至る過程を講義形式で学ぶ。講義ではパワーポイント、映像資料を活用する。生涯学習施設については各自が1館を選び、その見学レポートを作成し提出し、その調査に関してのプレゼンテーションを行ってもらう。また、授業内容についてのレポートを作成し提出してもらう。この授業は、学芸員として博物館に39年間勤務したものが担当する。 |
履修条件 | 身近な公民館、博物館などの社会教育施設を訪れ、事前に生涯学習の現状に触れておいてほしい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | . |
授業計画
第1回 | 授業の進め方と評価について、生涯学習とは何か 生涯学習が求められる背景 ラングランの提唱・生涯教育から生涯学習への移行 | 【事前学習】シラバスを確認し、受講の準備をする。 【事後学習】説明内容について理解し、ノートを整理し理解する。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
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第2回 | 海外における生涯学習の展開 ユネスコ(フォール・ハッチンス・ドロール等)・OECD等 | 【事前学習】前回の説明での不明点を整理する。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第3回 | わが国の生涯学習の流れ 各種教育審議会答申・各種生涯学習審議会答申等 | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理する。 【事後学習】ノートを整理し、配布資料も含め内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第4回 | 社会教育とは何か 今なぜ社会教育が必要とされているのか 社会教育の法令 | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理する。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第5回 | 社会教育行政 自治体の社会教育行財政システムを理解する | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理する。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第6回 | 社会教育施設について 公民館・博物館・図書館・青年の家・婦人の家 施設見学レポート課題の発表 | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理する。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第7回 | 事例研究 社会教育施設に見る学芸員の役割(資料の収集と展示など) | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理し、見学施設の選定を始める。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第8回 | 生涯学習と大学 生涯学習における大学の役割・大学の第3の機能と生涯学習 | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理し、施設見学を実施する。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第9回 | 大学博物館の機能と特性 大学博物館とは何か、その機能と特性について理解する | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理し、見学レポート作成を開始する。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第10回 | 大学博物館の現状と問題点 大学博物館の問題点を確認し、その法的、組織的、経済的背景を探る | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理し、レポート作成を継続する。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第11回 | 海外の生涯学習 欧米を中心に海外の生涯学習を紹介する | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理し、レポートを仕上げる。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第12回 | わが国の生涯学習の問題点 わが国の生涯学習の問題点を抽出し、今後のあり方を探る | 【事前学習】前回の授業での不明点を整理する。 【事後学習】ノートを整理し、内容を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第13回 | 授業内容レポートの作成 | 【事前学習】今までの授業内容を復習し、レポート作成の準備を行う。 【事後学習】作成したレポートの内容を確認し、理解の不十分だった点を抽出し過去の資料から学び直す。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第14回 | 生涯学習施設調査プレゼンテーションとそのフィードバック① | 【事前学習】施設見学レポートの内容を確認し、プレゼンテーションの準備をする。 【事後学習】プレゼンテーションの結果をふり返り、要点をまとめ、特に重要な点を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
第15回 | 生涯学習施設調査プレゼンテーションとそのフィードバック② | 【事前学習】施設見学レポートの内容を確認し、プレゼンテーションの準備をする。 【事後学習】プレゼンテーションの結果をふり返り、要点をまとめ、特に重要な点を理解する。 | 【事前学習】160分 【事後学習】80分 |
その他
教科書 |
特定の教科書は使用せず、毎回レジュメや資料を配布する。
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参考書 |
授業内で紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
施設見学レポートとその発表、授業内容レポート及び平常点で評価する。(配分は施設見学レポート30%、発表30%、授業内容レポート30%、平常点10% ) |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 授業終了後に質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
初回の授業で提示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
受講者の意見・ニーズに出来る限り応えたいため、シラバスは変更することがある。学んでいる人の権利を守るため、私語その他迷惑行為は厳禁とする。 |