2025年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
| 科目名 | 教）技術科教育法Ⅳ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 菊池 貞介 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜2 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | X62C |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 学習指導要領に示されている教科「技術・家庭」技術分野の指導内容と評価基準や学習指導案の作成、授業に応じた情報機器の活用法や教材作成、学習キットの製作と活用を考えることができる。 また、模擬授業などにより実践に近い形で相互に知見の共有に努めることができ、技術科教員としての教授法を錬磨し心構えを備える。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
対面による講義形式を基本とします。テーマに即したプレゼンテーションや模擬授業などを重ねて行い、意欲や理解度、実践力等を判断します。 より良い授業の在り方を探究するため、中学校の公開授業（教育実習を含む）や研究発表会の参加を推奨します。学習教材の製作と工夫など、積極的な学習態度が求められます。 なお、初回授業やCST-VOICEのお知らせ機能で補足事項について連絡しますので留意してください。 |
| 履修条件 | 中学校教員免許「技術」の取得と技術科教員を目指す者を対象とします。 技術科教育法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの修得と知見を前提条件とし、より良い授業のあり方を体験的に学ぶことを重視します。必要な情報の収集や要約、教材資料の作成、表現技法の工夫など具体的でより実践的な学習を目指します。このため、出席と課題提出を重視しますので、欠席に留意してください。 各自の理想とする教師像を踏まえ、中学校等の学習現場や研究発表会の見学など、自主的な学習にも期待します。 ※新課程の授業のため、旧課程の学生は履修する必要がない。 |
| ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連 | 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 |
授業計画
| 第1回 | 技術科教育法Ⅳの概要と指導方針、展開について | 【事前学習】授業の目的と概要を確認し、授業内容を把握する(120分)。 【事後学習】授業の要点整理を行ない、自ら体験的な学びの学習計画を立案する(120分)。 | 120分×2 |
|---|---|---|---|
| 第2回 | 技術分野の指導内容と評価基準 併せて、教材の製作や模擬授業、校外学習等の計画、立案 | 【事前学習】当該学習の範囲を予習し、自ら学習のテーマを策定する(120分)。 【事後学習】技術分野の指導内容と評価基準を踏まえ、体験的な学びの重点を計画し立案する(120分)。 | 120分×2 |
| 第3回 | 「材料と加工の技術」の学習指導案の作成と教材研究 | 【事前学習】当該の単元を予習し、教材の活用と展開など体験的な学びを計画する(120分)。 【事後学習】作成した学習指導案について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第4回 | 「材料と加工の技術」の学習指導案の検討 実践事例の探究 | 【事前学習】単元の内容から重点項目を取り上げまとめる(120分)。 【事後学習】事例等を調べ、作成した学習指導案について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第5回 | 「材料と加工の技術」の模擬授業 | 【事前学習】模擬授業の展開を予習し、必要な資料をまとめる(120分)。 【事後学習】模擬授業について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第6回 | 「生物育成の技術」の学習指導案の作成と教材研究 | 【事前学習】当該の単元を予習し、授業の展開を想定し立案する(120分)。 【事後学習】作成した学習指導案の要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第7回 | 「生物育成の技術」の学習指導案の検討と協議 | 【事前学習】教科書の該当範囲を予習し、授業内容を把握する(120分)。 【事後学習】作成した学習指導案について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第8回 | 「生物育成の技術」の模擬授業 | 【事前学習】模擬授業の展開を予習し、必要な資料をまとめる(120分)。 【事後学習】模擬授業について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第9回 | 「エネルギー変換の技術」の学習指導案の作成と教材研究 | 【事前学習】当該の単元を予習し、授業の展開を想定し立案する(120分)。 【事後学習】作成した学習指導案について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第10回 | 「エネルギー変換の技術」の学習指導案の検討と協議 | 【事前学習】模擬授業の展開を予習し、必要な資料をまとめる(120分)。 【事後学習】作成した学習指導案について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第11回 | 「エネルギー変換の技術」の模擬授業 | 【事前学習】模擬授業の展開を予習し、効果的な指導法をまとめる(120分)。 【事後学習】模擬授業について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第12回 | 「情報の技術」の学習指導案の作成と教材研究 | 【事前学習】教科書の該当範囲を予習し、授業内容を把握する(120分)。 【事後学習】作成した学習指導案について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第13回 | 「情報の技術」の学習指導案の検討と協議 | 【事前学習】該当範囲の模擬授業を想定し、授業内容を把握する(120分)。 【事後学習】作成した学習指導案について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第14回 | 「情報の技術」の模擬授業と相互評価 | 【事前学習】模擬授業の展開を予習し、必要な資料をまとめる(120分)。 【事後学習】模擬授業について要点整理を行う(120分)。 | 120分×2 |
| 第15回 | 授業のまとめ | 【事前学習】これまでを振り返り、プレゼンテーションの準備を行う(120分)。 【事後学習】相互に評価した授業のまとめを整理し知見の共有と自らの課題を整理し展望をまとめる(120分)。 | 120分×2 |
その他
| 教科書 |
①中学校学習指導要領解説「技術・家庭編」平成29年7月 文部科学省
②検定済教科書(授業当初に指示する)
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| 参考書 |
授業内で推薦図書、参考資料を紹介する。適宜、補助資料を配付する。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
指定課題レポート（60％）、指導案の作成等授業内課題への取り組み（40％）とする。 指定課題の提出は授業中に指示をする。指導案等は指定日までに提出すること。 次の回に提出物等の解説を行い、必要に応じて再提出を求める。 ＊課題の提出物は授業参加の実績に含まれます。未提出物がないように十分留意してください。また、模擬授業等の演習を重視するので、欠席とならないよう留意願います。 |
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定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
| 質問への対応 | 授業終了後、CST-VOICEや講座の掲示板などで質問を受け付けます。 |
| 研究室又は 連絡先 |
連絡先 CST-VOICE クラスルーム掲示板 または、次の担当までE-Mailで連絡してください。 kikuchi.teisuke20@nihon-u.ac.jp 担当：菊池 ＊メールタイトルに講座名・所属・氏名を明記願います。 |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
人工知能(AI）の課題やSTEAM教育法、SDGsの視点などを視座に置き、課題意識を持って中学校技術科の実践的な授業展開を試みます。将来の技術科教員としての自覚と資質や実践的な能力を身につけるため、演習を重視した展開となります。また、教育実習や研究発表会への参加などに期待します。学習キットの製作と活用など体験的な学びも行いたいと考えます。 ※履修者の状況を確認した上で、Zoom等の同時双方向授業や補講を行う場合があります。 ※授業内容については、CST-VOICEを通して連絡をするので、必ず確認するようにしてください。 |