2025年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)数学科教育法Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 大越 健斗 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y36D |
クラス | 数学科以外の学生用クラス | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 高等学校数学科において、次の点を達成する。 1.教科の目標及び内容の理解(特に確率・統計分野) 1)教科の目標、内容、全体構造を理解している。 2)学修内容について指導上の留意点を理解している。 3)学修評価の考え方を理解している。 4)学問的背景を理解し、教材研究に活かすことができる。 5)発展的な内容について探究し、指導の参考にすることができる。 2.授業設計と模擬授業 1)授業を適切に設計することができる。 2)必要に応じてICT等を授業に用いることができる。 3)適切な形で学修指導案を作成することができる。 4)模擬授業を通して、基本的な授業の技術、改善のための視点を身に付けることができる。 5)様々な実践を通して、授業設計の向上させることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
・対面授業 ※中学校・高等学校教員経験者により、数学科の教員として知っておくとよい中学校高等学校数学科の要点および学問的背景、授業デザインおよび授業の行い方についての講義を行う。 |
履修条件 | 数学科教育法Ⅰを履修していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | |
授業計画
第1回 | ガイダンス ・本講義の説明(シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと) ・数学教育の目的の検討 | 【事前学修】学校教育における数学教育の目的について、自分なりの考えを整理しておく。 【事後学修】学校教育における数学教育の目的についてのレポートを提出する。 ※フィードバックはclassroomにて行う。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】3時間 |
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第2回 | 数学A(場合の数と確率)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学A(場合の数と確率)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | 数学Ⅰ(データの分析)、数学B(統計的な推測:推定まで)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学Ⅰ(データの分析)、数学B(統計的な推測:推定まで)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 数学B(統計的な推測:主に仮説検定)分野を中心に、次のことを確認する。 ・単元の位置づけ ・基本事項 ・発展内容 | 【事前学修】数学B(統計的な推測:主に仮説検定)の内容を復習しておく。 【事後学修】授業で扱った内容を復習する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 指導案の作成(1) 割り当てられた単元にて、指導案を作成する。 その際、特に生徒の探究を促し、単元の本質の理解を促し教材の提示の仕方・作成方法について検討する。 | 【事前学修】数学科教育法Ⅰで学んだ指導案の作成方法を復習しておく。 【事後学修】担当単元にて学修指導案を完成させる。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】3時間 |
第6回 | 指導案の作成(2) 各自で作成した指導案をグループにて検討する。 | 【事前学修】作成した指導案について、説明できるようにしておく。 【事後学修】グループでの検討にて出た修正点を修正した学修指導案を提出する。 ※フィードバックはclassroomにて行う。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】3時間 |
第7回 | ICTの利用 ・数学ソフトを実際に活用する。 ・授業における使用例を知る。 | 【事前学修】数学教育におけるICTについてどのようなものがあるか簡単に調べておく。 【事後学修】授業で紹介した数学ソフトを利用し、課題に取り組む。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】3時間 |
第8回 | 模擬授業準備 ・模擬授業において注意すべき点を理解する。 ・グループで模擬授業を実施し、相互に検討する。 | 【事前学修】担当の単元にて指導案を完成させ、模擬授業の準備をする。 【事後学修】グループで出た指摘を踏まえて、模擬授業を洗練させる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | 模擬授業(1) 指定された学生は模擬授業を実施する。模擬授業者以外は生徒役として参加する。 ※授業内で模擬授業および指導案についてのコメントを返します。 | 【事前学修】(教師役)模擬授業の練習を十分に行う。 (生徒役)特になし。 【事後学修】(教師役)自身の模擬授業についての振り返りを提出する。 (生徒役)模擬授業についてコメントを提出する。 | 【事前学修】(教師役)6時間 (生徒役)なし 【事後学修】3時間 |
第10回 | 模擬授業(2) 指定された学生は模擬授業を実施する。模擬授業者以外は生徒役として参加する。 ※授業内で模擬授業および指導案についてのコメントを返します。 | 【事前学修】(教師役)模擬授業の練習を十分に行う。 (生徒役)特になし。 【事後学修】(教師役)自身の模擬授業についての振り返りを提出する。 (生徒役)模擬授業についてコメントを提出する。 | 【事前学修】(教師役)6時間 (生徒役)なし 【事後学修】3時間 |
第11回 | 模擬授業(3) 指定された学生は模擬授業を実施する。模擬授業者以外は生徒役として参加する。 ※授業内で模擬授業および指導案についてのコメントを返します。 | 【事前学修】(教師役)模擬授業の練習を十分に行う。 (生徒役)特になし。 【事後学修】(教師役)自身の模擬授業についての振り返りを提出する。 (生徒役)模擬授業についてコメントを提出する。 | 【事前学修】(教師役)6時間 (生徒役)なし 【事後学修】3時間 |
第12回 | 模擬授業(4) 指定された学生は模擬授業を実施する。模擬授業者以外は生徒役として参加する。 ※授業内で模擬授業および指導案についてのコメントを返します。 | 【事前学修】(教師役)模擬授業の練習を十分に行う。 (生徒役)特になし。 【事後学修】(教師役)自身の模擬授業についての振り返りを提出する。 (生徒役)模擬授業についてコメントを提出する。 | 【事前学修】(教師役)6時間 (生徒役)なし 【事後学修】3時間 |
第13回 | 模擬授業(5) 指定された学生は模擬授業を実施する。模擬授業者以外は生徒役として参加する。 ※授業内で模擬授業および指導案についてのコメントを返します。 | 【事前学修】(教師役)模擬授業の練習を十分に行う。 (生徒役)特になし。 【事後学修】(教師役)自身の模擬授業についての振り返りを提出する。 (生徒役)模擬授業についてコメントを提出する。 | 【事前学修】(教師役)6時間 (生徒役)なし 【事後学修】3時間 |
第14回 | 模擬授業(6) 指定された学生は模擬授業を実施する。模擬授業者以外は生徒役として参加する。 ※授業内で模擬授業および指導案についてのコメントを返します。 | 【事前学修】(教師役)模擬授業の練習を十分に行う。 (生徒役)特になし。 【事後学修】(教師役)自身の模擬授業についての振り返りを提出する。 (生徒役)模擬授業についてコメントを提出する。 | 【事前学修】(教師役)6時間 (生徒役)なし 【事後学修】3時間 |
第15回 | 本講義の総復習 | 【事前学修】本講義の内容を復習しておく。 【事後学修】本講義についての最終レポートを提出する。 ※フィードバックはclassroomにて行う。 | 【事前学修】1時間 【事後学修】3時間 |
その他
教科書 |
『授業中に適宜資料を配布する。』
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参考書 |
『授業内で指示する。』
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内課題(20%)、模擬授業(指導案30%、模擬授業40%)、最終レポート(10%) |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | 授業前後、およびメールにて対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎5号館532B室ohkoshi.kento[アットマークに変換]nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 15:30 ~ 16:30
木曜 船橋 15:30 ~ 16:30
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学生への メッセージ |
教員免許の取得には教育実習への参加が必要になります。本講義で教員としての必要な力を身に付け、実習先で生徒の成長に寄与できる実習生になってください。 |