2025年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)情報科教育法Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 笹川 清喜 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y56D |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 1.学習指導要領における専門教科「情報」の教育課程編成と各科目の指導の目的、科目内容を 説明することができる。 2.具体的な授業を想定した授業設計と指導案の作成法,指導の測定評価診断等について、基本的な理解を確立し、実践研究の動向を踏まえ指導方法や指導技術を習得することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 高校教員経験をもとに,「情報」の授業を行う上で、必要な授業設計と指導案の作成方法、指導方法を習得するために、パワーポイントと書画装置を併用した講義および個人もしくは、グル-プによる実習を行う。また、作成した学習指導案をもとに模擬授業を行うことによって教員として必要な力を身に付ける |
履修条件 | 将来教員を目指すもの。 情報科教育法Ⅰの単位を修得した学生が,受講対象者となります。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | . |
授業計画
第1回 | 教科「情報」の教育方法と特性に応じた教材の効果的な活用法について | 【事前学習】高等学校学習指導要領解説「情報編」の情報Ⅰ(情報デザイン)・情報Ⅱ(コミュニケーションとコンテンツ)内容を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 専門教科「情報」の目標と各科目の概要及び全体構造について | 【事前学習】対象の範囲に関する高等学校学習指導要領解説「情報編」の内容を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 科目「情報産業と社会」の内容を例とした行動目標の形で表す目標の明確化の方法について | 【事前学習】ブルームの教育目標の分類学を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 「情報産業と社会」と「情報Ⅰ」の科目間に共通する学習内容を例とした授業における授業設計について | 【事前学習】授業の目的・教師の役割について確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 「情報産業と社会」と「情報Ⅰ」の科目間に共通する学習内容を例とした授業における学習指導案について | 【事前学習】学習目標を行動目標の形で表すことができるようにしておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 「情報産業と社会」と「情報Ⅰ」の科目間に共通する学習内容を例とした授業における授業設計と板書計画について | 【事前学習】板書する際の注意点について確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 「情報産業と社会」と「情報Ⅰ」の科目間に共通する学習内容を例とした授業における授業設計と情報機器及び教材の効果的に活用する実習の指導法について | 【事前学習】板書しながら教授内容を説明できるような練習をしておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 「情報産業と社会」と「情報Ⅰ」の科目間に共通する学習内容を例とした授業における評価基準の作成方法について | 【事前学習】到達度評価ついて確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 「情報産業と社会」と「情報Ⅰ」の科目間に共通する学習内容を例とした授業の導入教材の理解と情報機器の効果的な活用について | 【事前学習】プログラミング的思考を育成するソフトウェアについて確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 「情報産業と社会」と「情報Ⅰ」の科目間に共通する学習内容を例とした授業の実習教材の理解と情報機器の効果的な活用について | 【事前学習】エクセルVBAの操作方法について確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 1グループに選ばれた学生による模擬授業の実践とその評価及び振り返り | 【事前学習】模擬授業ができるように準備をしておくこと。 【事後学習】模擬授業の振り返りから得られたことを詳しくまとめておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 2グループに選ばれた学生による模擬授業の実践とその評価及び振り返り | 【事前学習】模擬授業ができるように準備をしておくこと。 【事後学習】模擬授業の振り返りから得られたことを詳しくまとめておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 3グループに選ばれた学生による模擬授業の実践とその評価及び振り返り | 【事前学習】模擬授業ができるように準備をしておくこと。 【事後学習】模擬授業の振り返りから得られたことを詳しくまとめておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | Webページ作成を例とした科目「情報デザイン」・「情報Ⅰ(情報デザイン)」の指導について | 【事前学習】Html5を理解し、エディタを用いて簡単なWebページを作成できるようにしておくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 平常試験及びその解説 これまでの授業の理解度・到達度・達成度を確認する。 | 【事前学習】14回までの内容を復習しておくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
その他
教科書 |
『高等学校学習指導要領(H30年告示)解説 情報編』 文部科学省 開隆堂出版 2019年
このほか、自作プリントのファイルを配信、または、配布する。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
模擬授業の発表を必須条件として、模擬授業の指導案・教材等と発表内容(30%)、授業内演習課題・発表討論の参加等(45%)、課題(25%)の達成度に基づいて総合的に評価する。 授業内に、授業内演習課題、課題に対して全体に解説し、必要に応じてレポートの再提出を求める |
定期試験等に ついて |
平常点やレポート等の課題による評価予定 |
質問への対応 | メールにて対応する。アドレスは講義中に示す |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
将来、情報科教員を目指す学生を対象にしている科目であることを認識し、授業に臨んでください。受講者のニーズや状況等に応じてシラバスは変更することがあります。 |