2025年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
| 科目名 | 応用化学実験 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 | 
| 担当者 | 萩原・赤澤 | 履修期 | 後期 | 
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3・4・5 | 
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | E33N | 
| クラス | |||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
概要
| 学修到達目標 | ① 溶液の調製および溶液の様々な濃度の計算ができる。 ② ろ過やガスバーナーでの加熱など,実験上での基本的な操作を身につけることができる。 ③ 実験上の事故などを,未然に防ぐすべを身につけることができる。 ④ 定性分析の手法を通じて,得られた結果を正確に判断し,考察する力を養うことができる。 ⑤ 得られたデータを簡潔にレポートにまとめることができる。 ⑥ 実験で得られた知識,能力を使って,未知試料を正しい手順で正確に分析することができる。 | 
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法  | 
                        「対面授業」 各課題の実験前に実験講義を行う。 講義内容を把握したうえで,各自が予習ノートを作成し予習を行う。 予習ノートに沿って実験を行い,結果を実験ノートに記録する。 平常試験では,予習による知識と実験で得た能力をもとに未知試料の分析を行い,その分析結果や実験への取り組み方,さらには実験ノートおよびレポートを評価の対象とする。 提出したレポートに不備がある場合は,その箇所を指摘した上で再提出を求めることがある。 | 
| 履修条件 | 「化学 I」を受講していることが望ましい。 | 
| ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP4及びCP4に該当しています。 | 
授業計画
| 第1回 | テキスト配付,定性分析実験概論の講義,実験を安全に行うための諸注意 実験講義① 「溶液の濃度,沈殿の生成」 実験台および実験器具の割り当て,器具の洗浄 | 【事前学習】実験を安全に行うための心構えを思い出すこと。 【事後学習】講義内容から,沈殿生成反応に重要であった濃度計算や溶解度積などを振り返ること。 | 【事前学習】0.1時間 【事後学習】0.2時間 | 
|---|---|---|---|
| 第2回 | 実験① 「簡単なガラス細工,炎色反応,溶液の濃度実験,沈殿の生成実験」 | 【事前学習】ガラス細工時の安全性を確認しておくこと。実験を安全に行うための心構えを思い出すこと。 【事後学習】実験を振り返って予想と結果の差異について考察し,実験ノートにまとめておくこと。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】0.2時間 | 
| 第3回 | 実験講義② 「 I,II 族陽イオンの定性分析実験」 および予習ノート作成 | 【事前学習】テキストの I,II 族陽イオンの定性分析についての部分を読み、内容を確認すること。 【事後学習】予習ノートを注意深く作成し、フローチャートを実験する際に支障がないようにもれなく記載すること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】1時間 | 
| 第4回 | 実験② 「 I 族陽イオンの定性分析実験」 | 【事前学習】I 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ,気がついた点や実験上での留意点,考察などをまとめ,レポートとして提出すること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】2時間 | 
| 第5回 | 実験③ 「 II 族陽イオンの定性分析実験」 | 【事前学習】II 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ,気がついた点や実験上での留意点,考察などをまとめ,レポートとして提出すること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】2時間 | 
| 第6回 | 平常試験およびその解説① 「 I,II 族陽イオンを含む未知試料の定性分析」 | 【事前学習】I,II 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。未知試料が含まれていた場合の対応について対策を立てること 。 【事後学習】得られた分析結果に対してはその場で正答を伝達する。どの部分で検出ができなくなったかなどを指導教員と相談し,追加で確認実験ができる場合はその都度行う。また,その時に指摘された実験上の注意や反応を実験ノートに記載し,今後の平常試験に備えること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】0.5時間 | 
| 第7回 | 実験講義③ 「 III,IV 族陽イオンの定性分析実験」 および予習ノート作成 | 【事前学習】テキストの III,IV 族陽イオンの定性分析についての部分を読み,内容を確認すること。 【事後学習】予習ノートを注意深く作成し,フローチャートを実験する際に支障がないようにもれなく記載すること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】1時間 | 
| 第8回 | 実験④ 「 III 族陽イオンの定性分析実験」 | 【事前学習】III 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ,気がついた点や実験上での留意点,考察などをまとめ,レポートとして提出すること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】2時間 | 
| 第9回 | 実験⑤ 「 IV 族陽イオンの定性分析実験」 | 【事前学習】IV 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ,気がついた点や実験上での留意点,考察などをまとめ,レポートとして提出すること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】2時間 | 
| 第10回 | 平常試験およびその解説② 「 III,IV 族陽イオンを含む未知試料の定性分析」 | 【事前学習】III,IV 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。未知試料が含まれていた場合の対応について対策を立てること。 【事後学習】得られた分析結果に対してはその場で正答を伝達する。どの部分で検出ができなくなったかなどを指導教員と相談し,追加で確認実験ができる場合はその都度行う。また,その時に指摘された実験上の注意や反応を実験ノートに記載し,今後の平常試験に備えること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】0.5時間 | 
| 第11回 | 実験講義④ 「 V,VI 族陽イオンの定性分析実験」 および予習ノート作成 | 【事前学習】テキストの V,VI 族陽イオンの定性分析についての部分を読み,内容を確認すること。 【事後学習】予習ノートを注意深く作成し,フローチャートを実験する際に支障がないようにもれなく記載すること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】1時間 | 
| 第12回 | 実験⑥ 「 V 族陽イオンの定性分析実験」 | 【事前学習】V 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ,気がついた点や実験上での留意点,考察などをまとめ,レポートとして提出すること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】2時間 | 
| 第13回 | 実験⑦ 「 VI 族陽イオンの定性分析実験」 | 【事前学習】VI 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ,気がついた点や実験上での留意点,考察などをまとめ,レポートとして提出すること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】2時間 | 
| 第14回 | 平常試験およびその解説③ 「 V,VI 族陽イオンを含む未知試料の定性分析」 | 【事前学習】V,VI 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。未知試料が含まれていた場合の対応について対策を立てること。 【事後学習】得られた分析結果に対してはその場で正答を伝達する。どの部分で検出ができなくなったかなどを指導教員と相談し,追加で確認実験ができる場合はその都度行う。また,その時に指摘された実験上の注意や反応を実験ノートに記載し,今後の平常試験に備えること。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】0.5時間 | 
| 第15回 | 平常試験およびその解説④ 「金属陽イオンを含む未知試料の定性分析」 | 【事前学習】I~VI 族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り,実験の行程をイメージすること。未知試料が含まれていた場合の対応について対策を立てること。 【事後学習】得られた分析結果に対してはその場で正答を伝達する。どの部分で検出ができなくなったかなどを指導教員と相談し,追加で確認実験ができる場合はその都度行う。また,その時に指摘された実験上の注意や反応を実験ノートに記載しておくこと。 | 【事前学習】0.2時間 【事後学習】0.5時間 | 
その他
| 教科書 | 
                                                                     初回にテキストを配布する。 
                                                             | 
                        
|---|---|
| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準  | 
                        実験レポート60%,未知試料試験20%,授業への取り組み状況20%で評価する。 出席が総授業時間数の3/5に満たない場合は成績を評価しない。 レポート未提出,平常試験未受験の場合も成績を評価しない。 | 
| 質問への対応 | 対面授業の時間内およびその前後の時間の他は,原則としてメールで対応する。オフィスアワーの時間帯以外は返信が後日になることもあるので注意すること。 | 
| 研究室又は 連絡先  | 
                        萩原俊紀: hagiwara.toshiki@nihon-u.ac.jp 赤澤寛行: akazawa.hiroyuki@nihon-u.ac.jp (@は半角で入力すること) | 
| オフィスアワー | 
                                 月曜 船橋 12:15 ~ 13:10 個別質問対応時間(萩原,赤澤) 
                                                     | 
                    
| 学生への メッセージ  | 
                        安全にそして好奇心をもって実験を行うこと。 【令和6年度成績分布状況】履修者数6名 S:3名(50.00%),A:2名(33.33%),B:1名(16.67%) この科目は,理工学部物質応用化学科編入時に,必修科目「化学実験」に認定される。 |