2025年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 材料力学Ⅱ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 三浦 浩一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E43F |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
学修到達目標 | 材料力学Ⅱでは,簡単な棒状部材の強さと変形がどのようになるかを学ぶ.特に梁の変形 (撓み)を求める方法と曲げと捩りを受ける丸棒(軸)の強度にについて重点的に理解し,軸部品の設計ができるようになる. 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 科目ナンバリング:MFmMe-202 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書を中心とした講義形式で行う. 講義内容を要領よくノートにまとめること.理解度を深めるため,適宜演習を行う. |
履修条件 | 初等関数の微分積分を理解のこと. 材料力学Ⅰを習得していることが望ましい. 材料力学演習Ⅱを受講すること. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1及びCP1に該当する. 科目ナンバリング:MFmMe-202 |
授業計画
第1回 | 履修についての説明 梁の剪断応力と曲げモーメントについての復習 | 事前学修 教科書を読む ( 第4章 4.1~4.5) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
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第2回 | はりの曲げ 曲げ応力の求め方についての復習 | 事前学修 教科書を読む ( 第4章 4.6~4.7) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第3回 | 曲げによるたわみの基礎式 (1)曲げ歪みと曲率 (2)曲率と曲げモーメント | 事前学修 教科書を読む (第5章 5.1) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第4回 | 曲げによるたわみ(積分法1) 積分法を用いて片持ち梁のたわみを求められるようにする. | 事前学修 教科書を読む ( 第5章 5.2~5.4 ~P.156) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第5回 | 曲げによるたわみ(積分法2) 積分法を用いて単純支持梁のたわみを求められるようにする 教科書 第5章 5.4(p157~) 予習120分,ノート整理と復習120分 | 事前学修 教科書を読む ( 第5章 5.4 P.157~) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第6回 | ミオソテスの方法 重ね合わせの原理を用いて梁のたわみを求められるようにする. | 事前学修 教科書を読む ( 第5章 5.5) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第7回 | 不静定梁の解法 半固定梁,固定梁 不静定梁(半固定梁,固定梁)のたわみを求められるようにする. | 事前学修 教科書を読む ( 第6章 6.4.1~6.4) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第8回 | 不静定梁の解法 連続梁 不静定梁(連続定梁)のたわみを求められるようにする. | 事前学修 教科書を読む ( 第6章 6.4.3) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第9回 | 第1回~第8回の範囲で試験と解説 | 事前学修 試験の準備 事後学修 解けなかった問題 について復習 | 事前学修 240分 事後学修 60分 |
第10回 | 曲げ応力によるひずみエネルギ カステリアーノの定理を用いてわみを求められるようにする. | 事前学修 教科書を読む (第5章 5.6) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第11回 | 組合せ応力と歪 垂直応力とせん断応力の両方が作用する応力状態について理解する. | 事前学修 教科書を読む ( 第8章 8.1~8.2) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第12回 | モーアの応力円 モーアの応力円を描けるようにし,組み合わせ応力の問題を解けるようにする. | 事前学修 教科書を読む ( 第8章 8.3) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第13回 | 軸力、曲げおよび捩りを同時に受ける丸棒の最大応力 動力伝達軸の設計について理解する. | 事前学修 教科書を読む ( 第8章 8.4) 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第14回 | 柱の座屈 (1)オイラーの荷重 (2)相当長さ (3)座屈応力 座屈変形について理解する. 配布資料 予習120分,ノート整理と復習120分 | 事前学修 配付資料を読む 事後学修 ノート整理と復習 | 事前学修 120分 事後学修 120分 |
第15回 | 第10回~14回の範囲で試験とその解説 | 事前学修 試験の準備 事後学修 解けなかった問題 について復習 | 事前学修 240分 事後学修 60分 |
その他
教科書 |
材料力学Ⅰで配布した教科書を継続して用いる.
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参考書 |
『例題演習材料力学 』 新沢、佐藤、西村、吉澤 『例題演習材料力学』 産業図書 1985年 第17版 産業図書 1985年 年 第第17版版
『なっとくする材料力学』 辻知章 講談社 2002年年
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成績評価の方法 及び基準 |
テスト70%,授業に対する取り組み30% 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄と取り扱い,学業成績を 評価E(判断不可)とする. |
質問への対応 | メールにて随時対応 |
研究室又は 連絡先 |
miura.kouichi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
材料力学は機械工学の根幹をなす基礎学問であり,材料力学の理解は機械の設計において必須である. 【令和6年度成績分布状況】 履修者9名 S:22%,A:11%,B:11%,C:34%,D:22% |