2025年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 卒業研究 | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 赤澤・駒田 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E65F |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
<機械工学分野> ●機械工学に関する研究(流体工学・熱工学・機構学)(宮城徳誠) エネルギ変換技術の理解を念頭に、以下のテーマから選択して実習を行います。 ・噴流の拡散制御に関する研究 ・小型手動発電機の試作 ・小型エアタービンの試作 ・小型浮体式風力発電に関する研究 ・その他,自身が関心ある機械について <電気電子工学分野> ●無線通信システムの調査研究(小林一彦) 発展ゼミナールで得た知識をもとに,各自,興味がある無線通信システムを調査選択し,そのシステムに関して,詳細内容(システム構成等)を調査研究し,将来に向けた新しい無線システムの提案を目指す. <情報科学分野> ●現実空間と仮想空間を連携させたソフトウェア開発/視覚障害・読字障害者支援技術の開発(駒田智彦) 発展ゼミナールで習得したスキルを基に複数のチームに分かれて開発に取り組む。 開発テーマ例 ・PythonのAIライブラリを使用したロボットの自律走行の実現 ・PLATEAU 3D 都市モデルを活用した VR 旅行・ショッピング空間の開発 ・PLATEAU 3D 都市モデルを活用した仮想空間内ロボット開発環境の構築 ・ゲーム要素を取り入れた視覚障害学生・読字障害学生のための楽しみながら学習する教材の開発 ●Python言語の習得と様々プログラミング言語の活用(金炯秀) 卒業研究では、主に ①駐車場のスマートゲートシステム開発のための基礎研究(ゲートバーの制御と画像処理について) ②深層学習(Deep learning)手法の理解について ③機械学習手法の理解について ④IoT(Internet of Things)の活用について ⑤授業評価アンケートシステムの構築 ⑥Unity・Pythonを用いたゲームの開発 などを行って頂きますが、皆さんと相談しながら進める。 <応用化学分野> ●応用化学と生命科学に関する研究(萩原俊紀,西村克史,赤澤寛行,小泉公志郎,岡田真紀) 前学期の発展ゼミナールに引き続き,テーマごとに調査,研究をおこなう。 ①有機合成化学 -有用物質の合成と実験の安全- ②生命科学 -食品科学と微生物学を中心に- ③天然由来成分・色素 ~その性質と分析および利用~ いずれのテーマにおいても,卒業研究発表会に向けて結果をまとめ,「科学コミュニケーション」の技術を使った研究発表をおこなう。 <物理学分野> ●理論物理学・総合科学の探究(前田知人) 前学期の発展ゼミナールに引き続き,グループごとに取り上げた具体的なテーマについて,共同で研究活動を進める。毎回,研究の進捗状況について資料を作成のうえ内容を報告し,グループ討議を行う。最終的な成果は,卒業研究発表会で発表するほか,一人ひとりが卒業論文の形にまとめる。 <数学分野> ●データサイエンスにおける数学の関数解析的手法(眞中裕子) 卒研ゼミでは、多様な最適化問題を扱う。各自が発展ゼミで学んだ知識の適用対象を (1)有限次元線形空間と (2)無限次元線形空間から選んで、 具体的な最適化問題を解くことを卒業研究のテーマとする. (1)では多変量解析の分析法を与える最適化問題を考えて具体的なデータの解析を行い、 (2)ではFourier級数をHilbert空間やBanach空間において考察し最適化問題の最適解を求める。 各自がそれぞれの結果を報告・発表しながら議論を重ねて一つの結論を導き出し、自分の感性と言葉で発表してプレゼンテーション能力を培う。 |
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学修到達目標 | 在学中の学修成果の集大成として,主専攻分野に属する研究テーマを選択し,担当教員の指導の下で研究を行う。卒業研究の活動全体を通じて,卒業の認定に関する方針に示した汎用的能力に関する達成度を確認するとともに,社会で必要とされる基盤的能力を身に付けることができる。 |
授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」で行う。テーマごとにグループに分かれ,輪講,資料調査,グループ討論,課題演習,実験,実習など,専門分野における学習・研究を進める。最終的にその成果をまとめ,口頭発表,ポスター発表の形式で発表する。各回の事前・事後学習は下記の要領で行うこと。 【事前学習】該当回の資料を確認し,輪講,資料調査,発表,討論,実習等への準備をすること。(3時間) 【事後学習】授業の実施内容を振り返り,学生同士で議論すること。(1時間) |
履修条件 | 専門教育科目/必修 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP4・5・6・7・8 及び CP7・9に該当しています。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
(1) 授業及び研究課題(卒業論文を含む)等への取組状況80%,卒業研究発表の状況20%の割合で総合的に評価する。 (2) 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄として取り扱い,学業成績を評価E(判定不可)とする。 |
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質問への対応 | 授業の前後の時間のほか,原則としてオフィスアワーの時間帯(下記参照)に対応する。事前にメールで連絡すること。対応方法(対面,メール,電話,Zoom等)は担当教員の指示による。 |
研究室又は 連絡先 |
宮城徳誠:9号館1階916B号室,miyagi.norimasa@ nihon-u.ac.jp 小林一彦:9号館1階916F号室,kobayashi.kazuhiko@ nihon-u.ac.jp 駒田智彦:9号館1階911A号室,komada.toshihiko@ nihon-u.ac.jp 金 炯秀:9号館1階916E号室,kim.hyoung-soo@ nihon-u.ac.jp 萩原俊紀:8号館837号室,hagiwara.toshiki@ nihon-u.ac.jp 西村克史:8号館3階836室,nishimura.katsushi@(+nihon-u.ac.jp) 赤澤寛行:8号館3階835A室,akazawa.hiroyuki@ nihon-u.ac.jp 前田知人:9号館1階911B号室,maeda.tomohito@nihon-u.ac.jp 眞中裕子:※対面でコンタクトが必要な場合はあらかじめ下記メールアドレスにてアポイントを取ること 9号館1階914会議室,manaka.hiroko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 18:00 ~ 19:00 個別質問対応時間(宮城)
木曜 船橋 12:15 ~ 13:15 個別質問対応時間(宮城)
木曜 船橋 10:40 ~ 12:10 個別質問対応時間(小林(一))
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 個別質問対応時間(駒田)
木曜 船橋 12:15 ~ 13:15 個別質問対応時間(駒田)
火曜 船橋 12:15 ~ 13:15 個別質問対応時間(金)
月曜 船橋 12:15 ~ 13:10 個別質問対応時間(萩原)
月曜 船橋 12:15 ~ 13:10 個別質問対応時間(西村)
月曜 船橋 12:15 ~ 13:10 個別質問対応時間(赤澤)
火曜 船橋 12:15 ~ 13:15 個別質問対応時間(前田)
金曜 船橋 12:15 ~ 13:15 個別質問対応時間(前田)
月曜 船橋 12:20 ~ 13:10 個別質問対応時間(眞中)
金曜 船橋 12:20 ~ 13:10 個別質問対応時間(眞中)
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学生への メッセージ |
担当者には事前に連絡を取り, コンタクトするようにしてください. 【令和6年度成績分布状況】履修者数66名 S:27人(40.91%),A:29人(43.94%),B:5人(7.58%),C:3人(4.55%),D:2人(3.03%) ※後学期に設置したものの情報となります |