2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 建築学専攻
設置情報
科目名 | 建築設計特論Ⅰ | ||
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設置学科 | 建築学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 山中 新太郎 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C14C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 建築設計は計画とデザイン、構造や環境など様々な技術の高度な統合によって成立している。この科目では、社会が直面している実践的な課題を題材に、具体的な計画論と設計手法について学習する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
前半は建築デザインのコンセプトについて講義を行い、後半はそれぞれのテーマに従って指導を受けながら建築デザインのコンセプトに関する小論文を作成する。授業形態は原則駿河台校舎での対面型とする(船橋校舎からはzoomによる同時双方向で授業に参加できる。ClassroomにてURLを事前に告知する。) |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
建築史、建築計画、建築構法、建築デザインに関する基礎的な知識 |
授業計画
第1回 | 受講の注意と授業の概要、建築のデザイン・コンセプト | 【事前学習】シラバスの内容を確認する(120分) 【事後学習】授業後の内容をまとめ関連書籍を読んだり、建築を見学したり、講演会などに出席したりして、建築デザインのコンセプトを理解すること(120分) | 4時間 |
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第2回 | Ⅰ幾何学「02空間に孔をあける」(ブリオン・ヴェガ墓地とカーサ・ダ・ムジカ) | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第3回 | Ⅰ幾何学「04キューブの演算」(フィッシャー邸と群馬県立美術館) 授業の冒頭に優れたミニレポートを発表し、前回の振り返りをしながら建築のデザイン・コンセプトの理解を深める。 | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第4回 | Ⅰ幾何学「05連続体」(グッゲンハイム美術館とベルリン・オランダ大使館) 授業の冒頭に優れたミニレポートを発表し、前回の振り返りをしながら建築のデザイン・コンセプトの理解を深める。 | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第5回 | Ⅱ象徴「07柱から考える」(ジョンソン・ワックス本社とせんだいメディアテーク) 授業の冒頭に優れたミニレポートを発表し、前回の振り返りをしながら建築のデザイン・コンセプトの理解を深める。 | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第6回 | Ⅱ象徴「10世界を埋め込む」(ラ・トゥーレットの修道院とボルドーの家) 授業の冒頭に優れたミニレポートを発表し、前回の振り返りをしながら建築のデザイン・コンセプトの理解を深める。 | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第7回 | Ⅲ経験「11時間の積層」(カステルヴェッキオ美術館とテート・モダン) 授業の冒頭に優れたミニレポートを発表し、前回の振り返りをしながら建築のデザイン・コンセプトの理解を深める。 | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第8回 | Ⅲ経験「13透明性」(デッサウのバウハウス校舎とカルティエ・現代美術財団) 授業の冒頭に優れたミニレポートを発表し、前回の振り返りをしながら建築のデザイン・コンセプトの理解を深める。 | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第9回 | Ⅲ経験「15知覚の現象学」(サヴォア邸とヘルシンキ現代美術館) 授業の冒頭に優れたミニレポートを発表し、前回の振り返りをしながら建築のデザイン・コンセプトの理解を深める。 | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第10回 | Ⅳ環境「18開放と閉鎖」(ファンズワース邸と中野本町の家) 授業の冒頭に優れたミニレポートを発表し、前回の振り返りをしながら建築のデザイン・コンセプトの理解を深める。 | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第11回 | Ⅴ関係「24群」(ヴァイセンホーフ・ジードルンクとヒルサイドテラス) 授業の冒頭に優れたミニレポートを発表し、前回の振り返りをしながら建築のデザイン・コンセプトの理解を深める。 小論文の課題解説。 | 【事前学習】事前に指定されたテキストの箇所を読んで理解できない箇所を調べておくこと(120分) 【事後学習】授業内で説明した建築デザイン・コンセプトに対して、具体的な事例を挙げて自らのミニレポートを作成する(120分) | 4時間 |
第12回 | 特別講義(テーマと講師については授業開始時に告知) | 【事前学習】自らの小論文テーマを探し、関連する事例のデータを収集する(120分) 【事後学習】指導を受けて小論文のテーマを推敲する(120分) | 4時間 |
第13回 | 「レポート中間指導」 | 【事前学習】自らの小論文テーマを探し、関連する事例のデータを収集する(120分) 【事後学習】指導を受けて小論文のテーマを推敲する(120分) | 4時間 |
第14回 | 「レポート発表講評会」各自で小論文を発表し、教員がその内容を講評する。 | 【事前学習】中間発表での指導を踏まえて、発表資料を作成する(120分) 【事後学習】自らや他の学生の発表内容を振り返り、関連する書籍などを読む(120分) | 4時間 |
第15回 | 理解度確認 | 【事前学習】これまでの授業の復習(120分) 【事後学習】授業内容を振り返り、関連する書籍などを読む(120分) | 4時間 |
その他
教科書 |
今井公太郎・大河内学・南泰裕・山中新太郎 『建築のデザイン・コンセプト[978-4-395-02312-7]』 彰国社 2013年 第1版
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
授業ごとに行うミニレポート(40%)と小論文(60%)によって総合的に判断する。 |
質問への対応 | 担当教員がメールにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
山中新太郎 yamanaka.shintarou@nihon-u.ac.jp 駿河台校舎 タワー・スコラ8階S802 地域デザイン研究室 山中・三宅ゼミ(TEL:03-3259-0406) |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 10:00 ~ 12:00
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学生への メッセージ |