2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 建築学専攻
設置情報
科目名 | 都市計画特論 | ||
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設置学科 | 建築学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 宇於崎 勝也 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C32A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 都市計画と地区スケールの整備手法について学部時代に理解した知識を拡充するように学修することで、都市計画に関する幅広い事項を説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業 都市計画と地区スケールの整備の実態を理解するための講義を行い、あわせて、江戸東京の都市の変遷について講義を行う。さらに指定する図書について受講者が読解・輪講して最新の都市に関する理論と事例について理解する。なお、各時間において受講者全員の討議を行い、より理解を深める。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
講義の内容に関連した資料を配布するので参考にすること。後半は輪講形式で進めるので自身の課題をしっかり果たし、講義では互いに質問できるような積極性な意欲を持つこと。 |
授業計画
第1回 | 講義の体系と概要に関する説明 原書の読解の方法についての紹介と分担を決定 レクチャー1 「都市のイメージ」を例にした原書の紹介方法と本書の内容の理解 | 【事前学習】シラバスを確認し、「都市のイメージ」について再確認しておくこと。 【事後学習】「都市のイメージ」について再整理するとともに、自身が紹介する原著について検討すること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
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第2回 | レクチャー2 都市計画の基礎知識の再確認(一級建築士過去問題をとおして) | 【事前学習】学部で学修した都市計画の教科書・ノートを確認し、基礎的な用語をチェックし、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】配布された問題を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | レクチャー3 日本の都市設計・都市計画の基礎 | 【事前学習】日本の都市デザイン・都市計画について調べ、基礎的な用語をチェックし、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | レクチャー4 日本の都市整備手法(都市計画法と建築基準法にもとづく制度を中心に) | 【事前学習】日本の都市整備手法について調べ、基礎的な用語をチェックし、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | レクチャー5 まちづくりのルール(協定と地区計画) | 【事前学習】建築協定や地区計画について調べ、基礎的な用語をチェックし、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | レクチャー6 住民参加の景観まちづくり | 【事前学習】景観まちづくりについて調べ、基礎的な用語をチェックし、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | レクチャー7 江戸・東京の都市開発1(東京の成立と発展) | 【事前学習】東京府や東京市時代の出来事を調べ、基礎的な用語をチェックし、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | レクチャー8 江戸・東京の都市開発2(東京がこうむった災難) | 【事前学習】関東大震災や太平洋戦争のころの出来事を調べ、基礎的な用語をチェックし、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | レクチャー9 論文作法(論文を作成するにあたっての注意とヒント) | 【事前学習】卒業研究などを振り返り、論文の構成はどのようなものか、配慮すべき点は何かをチェックし、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | レクチャー10 日大理工の創立と笠原敏郎 | 【事前学習】日本大学のホームページなどから本学の歴史を振り返り、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | レクチャー11 建築学と大学と都市(大学と都市の縁) | 【事前学習】都市と大学の関係について調べ、不明な点を質問できるように準備しておくこと。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | 原書購読1 原書講読と受講者のディスカッション | 【事前学習】原書購読にあたっては他の学生が十分理解できるような発表を準備する。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | 原書購読2 原書講読と受講者のディスカッション | 【事前学習】原書購読にあたっては他の学生が十分理解できるような発表を準備する。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | 原書購読3 原書講読と受講者のディスカッション | 【事前学習】原書購読にあたっては他の学生が十分理解できるような発表を準備する。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 原書購読4 原書講読と受講者のディスカッション および 理解度の確認、まとめと総括 | 【事前学習】原書購読にあたっては他の学生が十分理解できるような発表を準備する。 【事後学習】講義内容を再度確認し、すべてが説明できるようにしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
後半は輪講形式により講義を進めるため、受講生に各1回の発表を課す。また、内容の理解を深めるために毎講義の討議に参加を求める。発表(80%)と毎回の質疑応答等の内容(20%)により評価する。 |
質問への対応 | 授業時間内に対応する。ただし、電子メールでのやり取りも行う。 |
研究室又は 連絡先 |
・都市計画研究室 宇於﨑(uozaki.katsuya@nihon-u.ac.jp) 03-3259-0410 タワー・スコラS804 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 タワー・スコラS804室
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学生への メッセージ |
学生同士が互いを刺激し高めあうことも目的のひとつです。積極的な受講を望みます。特定の課題の研究成果(修士設計)を志す学生には「都市計画」を用いた開発手法が理解できるようにします。 |