2025年 大学院理工学研究科 シラバス - まちづくり工学専攻
設置情報
科目名 | 景観まちづくり特論 | ||
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設置学科 | まちづくり工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 岡田・山﨑 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E64A |
クラス |
概要
学修到達目標 | ◎当授業は「社会人向け」に設置された授業である。 ・本講義では、景観まちづくりの歴史的な流れを認識しつつ、過去から現在に至るまでの特徴的な景観まちづくり事例や教員自ら取り組む景観まちづくりプロジェクトを学ぶ。 ・以上を通じて、景観形成実務において重要な地域診断の基本、合意形成手法、デザイン技法などが身に着けることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面授業】 ◎当授業は「社会人向け」に設置された授業である。 ・講義はパワーポイントを中心に、各授業テーマに即した具体的なプロジェクト事例を取り入れながら景観まちづくりの要点を講義する。また、授業終盤では、それまでの講義内容のうちから興味深い景観まちづくりテーマを各自が取り上げ、それを意見交換することにより、講義内容の理解増進を図る。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
講義中に次の授業テーマを紹介するので、それに関する内容を予習しておくこと。また、講義中に要点として挙げた内容を次の授業までに復習しておくこと。 |
授業計画
第1回 | 〇受講上の要点、景観まちづくりの社会的意義(担当:岡田) | 【事前学修】近年の景観まちづくりに関連する報道記事を2~3事例取り上げ、その特徴をまとめる。 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 〇景観まちづくりの系譜(担当:岡田) | 【事前学修】景観まちづくりの歴史的な出来事を2~3事例取り上げ、その特徴をまとめる。 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 〇景観まちづくりと建築物の形態規制(建築基準法)(担当:山﨑) | 【事前学修】景観まちづくりに関連する建築物の形態規制について文献や事例を調べ、用語や現象等について理解できない箇所を質問できるようにする 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 〇景観まちづくりと都市計画制度(都市計画法)(担当:山﨑) | 【事前学修】景観まちづくりに関連する都市計画制度について文献や事例を調べ、用語や現象等について理解できない箇所を質問できるようにする 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 〇景観条例(担当:山﨑) | 【事前学修】景観条例に関する文献や事例を調べ、用語や現象等について理解できない箇所を質問できるようにする 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 〇マンション建設と景観問題(担当:山﨑) | 【事前学修】マンション建設と景観問題に関連する文献や事例を調べ、用語や現象等について理解できない箇所を質問できるようにする 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 〇景観法(担当:山﨑) | 【事前学修】景観法に関連する文献や事例を調べ、用語や現象等について理解できない箇所を質問できるようにする 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 〇科学技術に関する時事問題と景観まちづくり(担当:山﨑) | 【事前学修】景観まちづくりに関連する時事問題について新聞記事や事例を調べ、用語や現象等について理解できない箇所を質問できるようにする 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 〇景観デザインの技法(視覚の法則)(担当:岡田) | 【事前学修】「景観原論」の教科書(景観用語事典)を読み直し、「視覚の法則」について要点をまとめる 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 〇「視覚の法則」を活用した景観デザインの実際(担当:岡田) | 【事前学修】景観整備事例を2~3取り上げ、その特徴をまとめる 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 〇ウォーターフロントの景観デザインの実際(担当:岡田) | 【事前学修】ウォーターフロントをフィールドとしたまちづくり事例を2~3取り上げ、その特徴をまとめる 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 〇景観まちづくりからみた21世紀のグランドデザイン(担当:岡田) | 【事前学修】これまでの学習内容をふまえ、現代社会のニーズに即した景観まちづくりの作法論を学習し、その特徴をまとめる 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 〇景観まちづくりに関するディベート①(担当:岡田) | 【事前学修】当授業で学んだことを振り返り、自分自身が受講生と共有したい景観まちづくり事例を1つ取り上げ、その特徴をまとめる 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 〇景観まちづくりに関するディベート②(担当:岡田) | 【事前学修】自分自身の地元地域の景観評価を行い、その特徴をまとめる 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 〇まとめ(担当:岡田) | 【事前学修】当授業で学んだことを振り返り、自分自身が最も関心をもった景観まちづくり事例を1つ取り上げ、レポートとしてまとめる 【事後学修】配布プリントやスライド資料を復習し、内容を整理する | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
その他
教科書 |
オリジナルの資料を適宜配布。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
受講生の関心に応じて授業中に適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
・成績評価は、レポート課題(70%)と授業内メモ(30%)で判断する。 ・なお、レポートの採点にあたっては、専門的な考察になっているか(講義で学んだ専門用語が含まれているか、客観性等)、ビジュアルに表現されているか(図表・写真等のわかりやすい使用)により総合的に判断する。 |
質問への対応 | 授業中および授業終了直後に受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
<岡田研究室>(タワー・スコラ12階) okada.tomohide★nihon-u.ac.jp(★→@へ変更) <山﨑研究室>(タワー・スコラ12階) yamazaki.shin★nihon-u.ac.jp(★→@へ変更) |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 岡田研究室
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 山﨑研究室
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学生への メッセージ |